数年ぶりの「本格的な」小城羊羹。
賞味期限切れだったのは、いかにも弟らしいですが...。もちろん、おいしく頂きました。
優しい弟に、感謝。
今回は、地域・年代限定です。
1983年からの数年間、関東近辺で生活をしていた「男子」限定!!
1983年の4月から、フジテレビの関東ローカルで土曜日の深夜に放送開始された「オールナイトフジ」は、その当時青春時代を過ごしていた男子にとっては、最高の楽しみでした。
関東近辺の現役女子大生が大挙出演する、夢のような番組なのでした。
素人を集めて、とんねるずや片岡鶴太郎がいじりまくる、ゆるーい作りでしたね。
でも、女の子たちの個性がわかるにつれて、ご贔屓のコが出てきたりして妙にドキドキしていたものです。
私のお気に入りのコの実家が、私が住んでいたアパートから近かったので、友人といっしょに見に行ったりしていました。
でも、その頃付き合っていたカノジョのほうが、ずっとカワイかったのは自慢でした。
と、青春の思い出が次から次へと蘇ってくるのですが...。
「オールナイトフジ」の出演者は、番組内で体当たりのレポートなどをやっていたんですが、オリジナルの歌も披露していました。
それを商業的に完成させたのが、「チュッとセンセーション」というアルバムでした。
歌っているのは全て素人なので、歌については書きません。
でも、詞は「女子大生」ならではのポイントを突いた、限定的なもので、それまでになかったものです。
このアルバムで特筆すべきは、作編曲とキーボードを担当している佐藤準のセンスです。
佐藤準は、井上陽水から小椋佳、Char、高中正義、尾崎亜美、今井美樹、角松敏生などの、ニューミュージックやJ-POP、フュージョンで活躍した重要人物です。
彼の作曲した作品を聴いてみると、正統派のポップ・ソングが多いですね。アレンジしたものも、キャッチーなサウンドが多いように思えます。
この「チュッとセンセーション」は、全10曲中7曲が佐藤氏の作曲で、アレンジは全て彼の手になるものです。
とにかく、彼が作り出す音を聴いてもらうのが手っ取り早いんですが、まともな音源が1曲だけしか見つかりませんでした。
小倉良の作曲ですが、王道のポップソングですねー。佐藤氏のアレンジも、キラキラしてて素敵です。
番組自体が関東ローカルだったせいで、このアルバムも関東だけで売れてたはずです。
そんな事情をふまえた上で、佐藤準も遊び心満載の大胆なアレンジをしています。
例えば、「気分はセミヌード」のイントロは、当時のヒット曲Cyndi Lauperの「ハイスクールはダンステリア(Girls Just Want To Have Fun)」をそのまんまパクってます。
Cyndi Lauper : Girls Just Want To Have Fun
もういっちょ!
オールナイターズの自己紹介ソングという感じの「女子大生にさせといて」のイントロは、Rickie Lee Jonesの「恋するチャック(Chuck E's In Love)」の印象的なイントロを使っています。
Rickie Lee Jones : Chuck E's In Love
こんなに大胆な借用は、全国的なメジャー作品ではできないでしょう。佐藤氏、思いっきり遊んじゃってます。
まともな音源はありませんが、私のお気に入りは、打ち込みドラムに佐藤準氏と思われるチョッパー・ベースがハデなファンク・ナンバー「黄昏FREEWAY」や、珍しい鶴太郎のヴォーカルが楽しい「プッチュンカルメン」です。予算不足を逆手に取ったシンセによる「疑似」ホーンセクションのアレンジが楽しいですね。
ヴォーカルの貧弱さを感じさせない、ゴキゲンなシャッフル「東京カンカン娘'84」も素敵です。
是非ともCDで聴いてもらいたいものです。
ライヴの映像がありますので、おヒマな方はご覧になってみて下さい。
オールナイターズ;恋をアンコール~東京カンカン娘'84
オールナイターズ;女子大生にさせといて~とりあえず恋~なんでもWELCOME~瞳できずつけて~心はシーズンオフ~許してあげる~気分はセミヌード
音質が悪すぎて聴くに堪えないですが、当時を知る人にとっては懐かしさ満載のハズです。
実は、このオールナイターズの存在は、現在まで続くJ-POPの原点になってるんです。
「オールナイトフジ」の番組スタッフだった秋元康は、この路線を発展させて、「夕やけニャンニャン」から「おニャン子クラブ」を立ち上げます。素人っぽさを売りにするという路線ですね。その後、AKBグループへ発展するのは、皆さんご存知のとおりです。
ですから、AKBファンの方も、要チェックの作品なのです。
懐かしさと、新しさと。
じっくり聴くと、楽しいですよー。
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私の大好物、求肥です。
「こどもの日」を過ぎて大幅に値引きされていたので、迷わず購入です。
自分へのご褒美。堪能しました。
数年前からフュージョン系の再発が続いていて、欲しいものが多すぎて全く追いつきません。
そんな中で、今を逃すと後悔しそうなものを厳選して買っています。
青春時代から楽しんできた思い入れの強いものと、長年気になっていたけど今まで聴く機会がなかったものをバランスを考えて手に入れるようにしています。
私がCharles Earlandを知ったのは、1993年リリースのコンピレーション・アルバム「Quiet Paradise」でした。
このアルバムには、当時CD化されていなかった作品からオイシイ曲を集めてあって、私の興味を広げるのにずいぶん貢献してくれました。
その中に、Charles Earlandの曲が含まれていたのでした。
ずっと気になっていたんですが、その曲が含まれたアルバムが今回発売されるということで、飛び付きました。
1980年リリースの「Coming To You Live」です。
私は彼のことをよく知らないので、ちょっと調べてみました。
かなり変わった経歴の持ち主でした。
プロとしてのスタートは、サックス奏者としてでした。
それは、伝説のオルガン奏者Jimmy McGriffのレコーディングでした。
たぶん、その時に彼はオルガンの魅力に取り憑かれたのでしょう。ひょっとしたら、「俺だったら、もっとカッコ良くオルガンを鳴らせるぜぃ!」と思ったのかもしれません。
で、フットワーク軽くオルガン奏者に転身した彼は、70年代に数多くのレコーディングをする人気者になったのでした。
私はその頃の作品はほとんど聴いていないのですが、印象としてはかなりおしゃれな感じで、Jimmy Smithのような真っ黒なサウンドとは一線を画しているように思えました。
ですから、彼のそれまでの作品と比較するなんてことはできません。
純粋にこの作品だけについてのレヴューです。
実は、この作品が気になっていたのは、ドラムスのBuddy WilliamsとベースのMarcus Millerのコンビによる名作「Never Too Much」と、同時期の録音だということが大きかったのです。
Luther Vandross「Never Too Much」記事
この時期の二人のリズム・セクションは、実に強力です。
Luther Vandross : Never Too Much
こんなFunkを期待していたワケではありませんが、当時の二人のコンビネーションを楽しみたいと思ったのです。
一曲目は、ギタリストDarryl Thompsonの作品「Cornbread」です。
いきなりFunkyなリズムに乗せて、Michael Breckerのテナー・サックスが飛び出します。彼のファンなら当然チェックしておくべき、彼らしいソロです。
作者のDarryl Thompsonのアレンジはとてもポップで、ゴキゲンなものですね。
Charles Earlandのオルガン・ソロをちょっと紹介した後は、MichaelのサックスとDarrylのギター・ソロが見事です。
Darrylのソロはブルースを基本にしているのは明らかですが、かなり個性的な変態ソロを聴かせてくれます。ギタリストである私の弟に聴かせたところ、「個性的で、良いねぇ。」ということでした。
私の耳は間違っていなかったと、再認識したのでした。
2曲目は「Take Me To Heaven」。
Charles Earland : Take Me To Heaven
このアルバム中、私が最も好きな楽曲です。
全世界で音楽に「エッチなもの」を求めている、35億人中のアナタ。これ、見逃すと損しますよ。
Wade Marcusによる、ムード満点のホーン・アレンジから、Alex Brownのヴォーカルが登場します。彼女のヴォーカルは、ちょっと細いけど、かなり色っぽいです。彼女の経歴はほとんどわかりませんが、Stevie Wonderのバック・コーラスであるWonder Loveのメンバーだったようです。
Charlesのオルガンを男だと仮定すると、Alexとの絡みは実にエッチです。
ベッドの中で、組んず解れつ。濃密な時間が流れます。
音楽で色っぽいものを目指すと、「美しいもの」やら「純粋なもの」を目指したりする傾向にありますが、これだけ直接的な表現には「あっぱれ!!」をあげたいと思います。私個人的には、「大好物」であります。
Earth, Wind & Fireの「太陽神All 'n' All」のファンなら、Tom Washington (Tom Tom 84)アレンジの作品も、聴き逃せないはずです。
Charles Earland : I Will Never Tell
Charles Earland : Coming To You Live
いかにもTom Tom 84らしい緻密なアレンジが素晴らしいです。
ホーン・セクションがカッコ良いのは、「Zee Funkin' Space」です。
Charles Eearland : Zee Funkin' Space
この頃、ラップらしきものが入るのも、斬新だったかもしれません。
この作品は、アルバムを最初から通して聴いてもらいたい一枚です。
Charles Earlandのセンスがあふれている作品だと言えます。
オルガンの「おいしいところ」が、ちゃんとわかっているアレンジとプレイを楽しめます。
専門だったサックスを捨ててでもオルガンに転向した気持ちがよくわかる、おいしいフレーズが満載の作品になっています。
大プロデューサーであるGeorge Butlerのテイストもあって、若干中庸な雰囲気もありますが、若手のリズム・セクションのおかげで、かなり聴き応えのある作品になっています。
特に、若き日のMarcus Millerのプレイは、彼のファンなら要チェックです。
Charles Earlandは、この作品の後も意欲的に録音を続けます。
彼は自作にこだわらず、好きだと感じたものを積極的に取り上げています。ですから、有名な曲のカヴァーもたくさんあります。
2曲ほど、紹介しておきましょう。
Charles Earland : Europa (Earth's Cry, Heaven's Smile)
Charles Earland : Mr. Magic
イージー・リスニング的ではありますが、気持ち良いです。
Charlesは、1999年に58歳で亡くなっています。
この作品は、彼の代表作なのかどうかはわかりませんが、時代の空気を詰め込んだ素敵な作品だと思います。
ちょっとでも気になった方、チェックする価値ありますよ。
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まるで、絵に描いたような、たんこぶ。
こんなの、死ぬまで体験できない(はず!!?)ので、記念撮影。
酒好きな人なら、酔った勢いでこんなこともあるかもしれませんが、私は基本「家飲み」なので無縁です。
今回は、シラフ。
アルコールも入っていないのに、やっちまいました。
なんとも、恥ずかしい。
還暦までは数年あるというのに、もうボケて来たかぁ?
57歳に、なりました。
えぇっ?
「アラ還」じゃん!!
SNSでは、たくさんの友人からお祝いの言葉を頂いて、ひとり涙しております。
一人暮らしを始めて5年余り。
現実では寂しい生活をしているので、そんなコメントの数々が、私のパワーの源になっています。
言葉にすると軽くなってしまいますが、ホントに心から感謝です。
7年前の誕生日に投稿した記事を読み直してみました。
Bill Champlin 「Mayday」記事
Michael Franks 「One Bad Habit」記事
当時止めようと思っていた「One Bad Habit」は、未だに止められていません。
一人暮らしなので、酒とタバコくらいは許して下さい。
Michael Franks : One Bad Habit
彼みたいに、自然体でその人の人生があふれるような人間を目指しているんですが...。
10年後には、自分の人生を振り返って「Satisfaction」を感じられるようになっていたいものです。
Bill Champlin : Satisfaction (Live 2009)
こんなエネルギッシュなオヤジを目指すのも、アリですがね。
ということで、皆さまこれからもよろしくお付き合い下さいね。
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変わりダネの、こんなやつとか。
その時の気分で、いろんな味を楽しんでいます。
今回の騒動で、選択肢が狭まることと、当分は安売りの対象にならないだろうということが残念です。
そんな私が、先月の初めにたまたまスーパーで見かけて購入したのが、これでした。
湖池屋が、高級なブランドで新商品を出したんだと思って、迷わずレジへ直行。
どちらも、味はなかなかのものでした。
その後で、この商品が生産が間に合わなくなっていろんな店頭から姿を消していることを知りました。
しかも、この商品の名前が、「Fried Potato」ではなくて「Pride Potato」であることも、その時に初めて知りました。なんともまぁ、恥ずかしい限りです。
この商品が人気になったのは、湖池屋で初めての高級路線であることも理由のひとつですが、テレビCMがインパクト大だったようです。私は、完全に後追いで知りました。
こりゃあ、インパクトありますなぁ。
パワフルな歌声は、思わず画面に釘付けになりますよね。しかも、「いも」や「100%」を連呼するので、CMとしても一級品でしょう。
歌っているのは、画面でもわかるように、現役女子高生の鈴木瑛美子さん。
数々のコンテストやテレビ番組で注目されたらしいです。私は、全く知りませんでした。
コマーシャル曲のロング・ヴァージョンは、こちら。
過剰にドラマティックな演奏に、派手な歌唱。
私は嫌いじゃありません。ニヤニヤしながら聴いてしまいます。
作詞・作曲が誰であるかは知りませんが、完成度は高いです。良い曲ですよねー。
彼女の、高校生らしい素顔が見れるメイキング動画もありました。
彼女は素材としては素晴らしいと思います。
けれども、正直に言って平原綾香やSuperflyといった先達に比べると、その表現力はまだまだです。
苦しい恋などの人生経験や、様々な歌手の歌を聴いたりすることで、更に表現力に磨きがかかって、聴く者全てを感動させる歌が歌えるようになるんじゃないかと思っています。
「鈴木瑛美子」
この名前は心に留めておく価値があると思います。楽しみです。
もうしばらくすると、九州産のじゃがいもが採れ始めます。徐々に、ポテトチップスの原料が増えるはずです。
ポテチの完全復活と、彼女の本格的デビューを、心待ちにしましょう。
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道路の中央分離帯にあたるエリアに、ずらーっと桜が並んでいます。
両側はクルマの往来が激しいところなんですが、出店も建ち並んで花見のメッカになってるんです。
生憎の天気だったんですが、ラスト・チャンスの日曜日ということで、大勢の花見客で賑わっていました。
これまで何度となくここで紹介してきた、私の故郷・唐津出身のシンガー・ソングライター、カノエラナ。
過去の記事は、こちら。
彼女のメジャー・デビュー2枚目のミニ・アルバムを、早速ゲットしました。
アルバムのタイトルは、「カノエ上等。」
もう一枚は、同時発売の「30秒〜カノエの楽しい歌日記〜」です。
さらに予約特典のカレンダーが、これ。
カノエくんのイメージではもっとポップなものかと予想していたら、かなりシックなものでした。
さて、肝心の本編です。
メジャー・ファーストに比べると、ヒットを狙えるのは1曲のみです。
それが、冒頭の「トーキョー」です。
一人暮らし初体験で不安に感じている人全員への「応援ソング」です。
ポップでゴキゲンなサウンドとキャッチーな曲は、文句なく完璧な出来です。随分昔に経験した人にとっても、甘酸っぱい記憶を呼び覚ます素晴らしい曲だと思います。
ただ、それだけに留まらず、浅野尚志氏のアレンジが、ホーン・セクションを交えたカラフルな彩りを添えて、ラップ前のバッキングにフィルターを掛けたりして繊細なところを見せてくれたりします。実に聴き応えのあるアレンジです。
2曲目は、アルバム発売前に先行して公開されていた人気曲です。
普通のフォーク・ソングかと思うイントロから、ゴキゲンなファンク・ロックに転換します。
全編に参加しているドラムスの髭白健氏と、浅野氏のギター、ベースとのコンビネーションが抜群です。
このグルーヴなら、レッチリのFleaのスラップ・ベースがぴったりだなぁ、と思うんですが、浅野氏は敢えて全く違うアプローチで、おいしいベース・ラインを作り出しています。ブレイクもありきたりだけど、ツボに来ます。
むちゃくちゃカッコ良いです。
もちろん、カノエくんの独特の詞の世界は、じっくり楽しむ価値アリです。
「マネキネコ」は、タテ乗りのリズムから始まりますが、ワイルドなサウンドは近年のTOTOみたいな感じで、カッコ良いです。キメもギターの音も良い感じ。
このアルバム中、最もロックっぽい曲です。
・・・なぜに「マネキネコ」・・・???
カノエくんらしい不思議な世界全開です。
「ひとりかく恋慕」は、更にハードになります。
いよいよ、ヘビメタです。
Baby Metalへの回答?それとも、アニソンへのリスペクト?
きっと、浅野氏は、前者。アニメ・ファンのカノエくんは、後者なのでしょう。
ドラムスの髭白氏と浅野氏のベースは、ますます絶好調です。ハデなドラムスに、おいしいフレーズのベース。確信犯的なアレンジですね。
ハードさでは行き着くところまで行ってしまった前曲に続くのは、「ピザまん」です。
80年代のJ-POPみたいなオーソドックスなラヴ・ソングです。
が、「ピザまんにかぶり付く」ところに収まるのは、やっぱりカノエくんの感性ですね。完成された歌詞です。
ラストは、彼女の原点であるアコースティックのナンバーです。
「恋とか愛とかそーいうの」は、何気なく聴いていると、「男歌」なのか「女歌」なのかわからない、微妙な曲です。
「リア充」ではないカノエくんらしい、かなり薄っぺらい詞になってる気がします。
浅野氏とカノエくんのアコースティック・ギターはとっても素敵なんですが、曲としてはもの足りない印象です。
これまでの彼女の作品と比較してみると、かなりロック寄りになっている気がします。
彼女の個性はまだ確立されていなくて、模索中という感じですかね。
逆に、彼女を支えて作・編曲とサウンド・デザイン全体を担っている浅野氏のセンスが際立っている作品と言えます。
ということで、カノエラナの最高傑作は、まだまだこれから!ということです。
カノエくんの個性を存分に味わうなら、「カノエ上等。」と同時発売の「30秒~カノエの楽しい歌日記~」がおすすめです。
彼女が話題になり始めたのは、SNSに投稿していた「30秒動画」でした。
それをちょっとまとめた動画がありました。
自宅で撮った動画をSNSにアップして、その反響からきちんとした曲にまとめたものが多いようです。
人気になった作品を、改めてスタジオで弾き語りで録音したのが、このアルバムです。
唐津の人間にしかわからない曲が結構ありますが、彼女の「郷土愛」や創作の原点を探るには、最高の作品になっています。
「そいぎ」
「こまか」
「おっちゃかした」
「かべちょろ」
こんなワードに反応した方は、聴いてみる価値アリです。
唐津弁や北部九州独特の言葉があちこちに出てきます。
唐津の人間にしか理解できないのは、「唐津くんちの曳山のうた」です。
私は数十年ぶりに聴きました。懐かしい!
聴きたい人は、要チェックです。(ボーナス・トラック含めて!)31曲入りで、500円ですよー。
カノエラナの魅力が凝縮された動画がありました。楽しんでください。特に彼女の歌を聴いたことのない方は、是非一度ご覧になって下さいね。
MUSIC GOLD RUSH 「カノエラナ」凝縮版
なんとかカノエくんの魅力に、多くの人が気付いてくれたら嬉しいなぁ。
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毎年の定番ではありますが、美味し美し。
3月14日。
なんと、8年ぶりの博多座です。
8年前は、「ミス・サイゴン」でした。
今回は、博多華丸主演の「熱血!ブラバン少女。」です。
A席が12000円だったので、貧乏な私には手が出ません。ほとんど、諦めていました。
そこへ、新聞社の優待の折り込み。
7500円!
勢いで、購入申し込みをしてしまいました。
しかも、弁当付きっ!
最初から、幕間の30分で食べるつもりはなくて、帰宅してから夕食としてじっくり頂きました。ボリュームに欠けるものの、充分おいしかったです。
届いたチケットは、前から10列目のほぼ真ん中。
うわぁ。特等席じゃないですか!
オペラグラスも必要なく、舞台の隅から隅まで見ることができます。
さて、この舞台は、福岡の精華女子高校の吹奏楽部のエピソードと、2年前にリリースされたCDを基に作られています。
近年活躍が目覚ましいG2の作・演出による作品で、ストーリーはありきたりながら、スピード感あふれる演出で飽きる隙を与えてくれませんでした。実に見事でした。
2年前の、華丸の初舞台だった「めんたいぴりり」も、G2の作・演出でした。残念ながら、私は観るチャンスはありませんでしたが。
この舞台での驚きは、ヒロインの星野真里です。
カワイイ!!!
ひとりで、跳んで跳ねて!見事なコメディエンヌぶりでした。
気になって調べてみたら・・・、35歳!?えぇっ!!10歳は若く見える。一児の母とは思えません。先日の「べっぴんさん」では、落ち着いた母親を演じていましたが。
もう一人の驚きは、博多ローカルのコメディアン、斉藤優です。
彼は、素人いじりがウマくて、身長も私と同じくらいのチビ。なんと言っても名前の漢字が私と一字違いというので、勝手に親近感を持っていて陰ながら応援しているんです。
そんな彼は、最初の登場シーンから安定のコメディアンぶりを発揮して、絶好調です。
けれども、クライマックスで彼はキーパーソンになるのです。
まさか、彼の演技で泣かされるとは、予想だにしていませんでした。「やられたぁ!!」という感じです。
脇を固めるキャストも一流どころばかりです。
宇梶剛士と森田順平は、いつもの彼ららしい典型的な役ですが、実に気持ち良く演じているので、観ている方も安心です。
校長を演じる鳳蘭は、主役でないことで伸び伸びと楽しく演じています。凛としていながら、安心すると関西弁が飛び出すおばちゃんを、心から楽しんでいるようです。
気弱な教師を演じる金子昇(女性ファンが多いみたいですね。私は良く知らないんですけど。)も、笑いを取る演技が自然で、好感度高いです。
私がこの舞台に興味を持ったのは、福岡では有名な精華女子高校の吹奏楽部が出演するということが第一の理由でした。
この吹奏楽部は、福岡の様々なイヴェントに出演して福岡市民に親しまれています。さらに名物顧問のおかげで、全国のコンクールでも金賞の常連になってテレビ取材もたびたび受けています。元吹奏楽部員の私としては、気にならないワケがありません。
残念ながら、私は彼女たちの定期演奏会のような正規の舞台を見たことがなかったので、それを擬似的に体感できるかも、という期待も大きかったのです。
ローカルのテレビでは、プロモーションも兼ねて舞台のメイキングが放送されました。
舞台では、開巻から華丸指揮による吹奏楽部の演奏です。
三谷幸喜の映画でおなじみの、荻野清子が作曲してYUHKI氏が吹奏楽アレンジをしたテーマ曲「Never Been Before」は、ダイナミック且つ繊細な曲で、舞台への期待感を高めるのに十分な佳曲です。
私は吹奏楽のシンフォニックな曲についてはほとんど知らないので、今回の舞台で荻野氏のオリジナルがどのくらいの割合で使われているのかはわかりません。ただ、精華の演奏は、私の期待を遥かに越えるスキルとダイナミズムで、彼女たちの演奏だけでもチケット代以上の価値があったと思います。
部員の中で演技が必要な部分は、同年代の女優たちが演じています。けれども、彼女たちも演奏するんです。その楽器指導もYUHKI氏が担当しているんですが、よく短期間で習得できたものだと、感心するばかりです。
肝心の主役、博多華丸は、指揮することに不安を感じていたのか、今ひとつ精彩を欠いていたように思えます。軽いギャグの応酬は流石の楽しさでしたが、決めのセリフや決定的な演技のキモは、残念ながら流れてしまっているように感じました。
一番の難関であった指揮は、途中ヒヤヒヤする部分もありましたが、なんとか無難にこなせていてひと安心でした。
初日のカーテンコールの映像がありました。
私が観劇した日は、この映像よりは、かなりこなれてました。
出演者全員が楽しく演じていて、その結束力が垣間見える温かいステージでした。
特筆すべきは、舞台転換の見事さです。
博多座は回転する回り舞台が特徴なのですが、それを生かした舞台セットが実に素晴らしかったのです。
「美術」という名前でクレジットされている伊藤雅子氏のアイデアなのでしょうか?
回転する舞台を見事に生かした自由自在な場面展開は、おもわず「おぉっ」と声が出てしまう素晴らしさでした。
演出のG2氏も、この舞台装置を見てからイマジネーションを膨らませて行ったんだと思います。
ということで、大満足の舞台でした。
これ、BSプレミアムあたりで放送されないのかなぁ。
残念ながら博多座限定の舞台なんですが、全国の舞台ファンに是非とも観ていただきたい作品だと言えます。
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九州限定の「いろはす、あまおう」です。
確かにおいしいけど、ちょっと甘すぎて爽やかさに欠ける感じです。
3月13日に、大プロデューサーTommy LiPuma氏が亡くなりました。80歳でした。
彼がプロデュースしたDiana Krallの新譜が発売されるというニュースに、「まだまだ、現役なんだなぁ。」と、期待と共に安心している矢先の訃報でした。
もし、彼がいなかったら、私の音楽ライフは全く違ったものになっていたハズです。これほど音楽にどっぷり浸かった生活は、していないかもしれません。
キッカケは、もちろんこれ。
「ジャズ?」
「いや、ゴージャスだし、爽やか過ぎるだろ?」
「このおしゃれな感じは、ボクにぴったりだぜぃ!」
20歳前の純朴な少年は、心底そう思ったのでした。
これに衝撃を受けて、Tommyの名前がクレジットされている作品を探すことになりました。
Tommyの前に名前を憶えたのは、Creed Taylorでした。
Creedはジャズが基本だったので、プロデュースした作品は結構ゴリゴリした感じが強かったです。
それに対して、Tommyの作品は洗練されて聴き易いというのが特徴でした。
それが、ジャズ・ファンからも、R&Bのファンからも、ロックのファンからも敬遠される理由なのかもしれません。特に日本ではその傾向が顕著だった気がします。
「気持ちよければ、それが一番じゃん!」と感じていた軽薄な少年の感性は、あながち間違ってはいなかったのかもしれません。
ジャズでもロックでも、彼の手にかかると洗練された雰囲気に生まれ変わるのです。
その結果多くの支持を集めて、彼がプロデュースする作品はヒットを連発することになるのです。
我が国だけで通用するジャンル「AOR」の基本を作り上げたのも、彼でした。
私が大好きなMichael Franksのメジャー・デビューも、Tommyのプロデュースによるものでした。
Michael Franks : Antonio's Song / The Rainbow
その頃のMicheal Franksについても、過去に記事にしています。
私がStuffというグループを知ってから、彼らのデビューもTommyによるものだと知りました。
Larsen/Feiten Bandなんていう、それまで聞いたこともないバンドもTommyのプロデュースであることをキッカケに、思いっきり嵌ってしまうことになりました。
Larsen / Feiten Band : Who'll Be The Fool Tonight
ジャズ畑からCreed Taylorのプロデュースでメジャー・デビューしたEumir Deodatoも、Tommy LiPumaのプロデュースで最高傑作を作り上げました。
Deodatoの「Love Island」記事
Eumir Deodato : Love Island
もう、「気持ちイイ!」の極致でしょう!
この時期ずっとWarnerのプロデューサーだったTommyは、独立してA&Mレコード傘下に「Horizon」というレーベルを立ち上げます。
このレーベルは、私の気持ちにドンピシャで、そのほとんどを持っています。
その代表的作品についても、過去に記事にしています。
Mark-Almondの「Other Peoples Room」記事
残念ながら、彼のレーベル「Horizon」は短命に終わってしまいます。けれども、彼自身は途切れることなくプロデュースを続けていきます。
古巣のワーナーでも無数の作品を手掛けていますし、Dave GrusinとLarry Rosenが立ち上げたGRPレコードを引き継いで、社長にもなりました。
彼のプロデュース・ワークについても、過去に記事にしていました。
フュージョンの歴史に残るこの名盤も、Tommyの手によるものでしたね。
Bob James & David Sanborn : Maputo
AOR好きには外せないこのユニットも、彼のプロデュースでした。
Everything But The Girl : Letting Love Go
もう、書き始めるとキリがありません。
私のCDリストを検索してみたら、彼のプロデュース作品は軽く50枚を越えていました。
彼の遺した作品はあまりにも膨大なので、全てを聴くことは不可能です。これからも、少しずつ発掘していこうと思っています。
彼の偉業に敬意を表しつつ、iPodでいろんな作品を聴き漁っているところです。
Tommyに、心から感謝です。
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1980年のコンサートで楽しく話をして以来、私はDave Valentinの大ファンになりました。
その時のことは、ちらっと記事にしています。
彼はGRPレーベルの最初のミュージシャンとして1978年にデビューしました。
私は3枚目までは死ぬ程聴いたのですが、CD化されたのは2枚目までです。
写真にある3rdアルバムはLPレコードからCD-Rに焼いたもので、ノイズが気になるものの今でも聴いています。
彼はGRPに最も長い期間在籍したソロ・アーティストなのですが、日本盤はほとんど出ていません。
CDの時代になっても、1、2枚目だけが発売されただけで、それ以降は無視されています。残念なことです。
彼のデビュー・アルバムの1曲目、「Legends」は、出だしのAnthony Jacksonのベースからその世界に引き込まれました。
軽やかなフルートの音を引き立てるために、重厚なベースを起用するDave Grusinのプロデューサーとしてのセンスの良さを痛感させられる、見事なオープニングです。
このアルバムについては、過去に記事を書いています。
残念ながら、音源のリンクがほとんど切れていますので、現在聴けるものをここで挙げておきます。
記事を見ながら聴いていただけると嬉しいです。
Sea Pines
Afro Blue
Masquerade
Patterns For The Sky
I Want To Be Where You Are
フルートは、個性が出し難い楽器です。「楽器」として完成されているからなのかもしれません。
クラシックの世界では、音色の良さは大前提ですが、早いパッセージをいかに正確に再現できるかが評価の中心です。(まぁ、異論はあるとは思いますが。)
ジャズ界では、いかに個性を出せるかが勝負です。
私が大好きなHerbie Mannは、テクニックが足りない分、個性的なフレーズと音色を持っています。何より、自分の個性を生かす選曲のセンスが見事でした。
Dave Valentinは、テクニックと個性を両立した初めてのフルーティストかもしれません。
確かなテクニックに裏付けられた、個性丸出しのスタジオ・ライヴの動画をどうぞ。
日本のレコード会社からは冷遇されていたDaveですが、現場の人間(音楽を制作する人たち)には好かれていて、日本制作の作品にたくさんゲスト参加しています。
私が過去に記事にしたものにも、彼の名前がクレジットされています。
機会があれば、是非聴いてみて下さい。彼が起用された理由がわかる、見事なゲスト参加です。
「復活の日」の復活の日 記事
SMAP OO7 Gold Singer 記事
Smappies / Rhythmsticks 記事
デビュー・アルバム「Legends」は最も思い入れの強いアルバムですが、2、3枚目の作品も死ぬ程繰り返して聴きました。いずれ、きちんと記事にしたいと思っています。
「Legends」の中で最も美しいのが、Chick Coreaの名曲「Crystal Silence」です。
アドリブは全くなく、ストレートにメロディを奏でているだけなのですが、それでもDaveらしさがあふれています。
Dave Valentin : Crystal Silence
Dave、本当にありがとう。もう一度、ちゃんと会って話をしたかったです。
「Legends」は、先達の偉業をリスペクトする曲だと思っていたんですが、Dave本人がLegendsの仲間に入ってしまうのは、あまりにも早すぎます。
R.I.P.
なんていう記事を書いているうちに、次々に訃報が入ってきました。
Tommy LiPumaは、私の音楽人生に多大な影響を与えてくれた偉人ですし、Chuck Berryは、踊れる音楽としてのロックを確立した人です。あまりにも大きな存在でした。
Tommyについては、ちゃんと記事にする予定です。
皆さんに、心からの感謝を。
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