けれども、公開当時も観ることができず、その後も観るチャンスを逸して現在に至っています。
ですから、映画本編に関しては実際に観た時にレヴューしたいと思います。
MTVの隆盛と共に大ヒットしたのが、この映画のサウンドトラック盤でした。

シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の主題歌「The Goonies 'R' Good Enough」がやたらとテレビでも流れていましたよね。
当時のPVは、こちら。
いかにもシンディらしいハジけた曲で、インパクトが大きかったですねー。
もちろん、この曲も嫌いじゃないですけど、シンディなら1stの「Time After Time」と、この映画の後の「True Colors」にトドメを差します。私の好みなら。
この80年代には、ロックやポップスを寄せ集めにした「疑似」サントラ盤が次々にヒットしていました。ほんの数秒でも映画で流れればレコードに収録されるという、ほとんど詐欺みたいなものが普通に発売されていました。
もともと映画本編にそったスコアが好きだった私にとっては、そんな寄せ集めに思い入れはありませんでした。
けれども、この作品はCyndiをはじめ、当時人気があったREO Speedwagon、Philip Bailey、Luther Vandross、Banglesが収録されていましたので、一応ちゃんと聴いていました。
中でも、TOTOに加入する直前のJoseph Williams(映画音楽の大御所John Williamsの息子ですね。)が歌っている「Save The Night」は、AORファンにとっては要チェックでしょう。
映画を観ていないのに、昨年発売された5000枚限定のサウンドトラックのスコアを無理して購入したのは、Dave Grusinが音楽担当だったからです。

映画観てないのに、スコアを聴くなんていうのは、どう贔屓目に見てもマニアですよね?
けれども、Daveのファンですから、許して下さい。
まずは、映画の冒頭の音楽「Fratelli Chase」です。
動画はこちら。
ダイナミックで、これからの冒険を予感させる素晴らしい曲です。
この曲はDave自身もお気に入りらしくて、映画音楽ばかり集めたセルフ・カヴァー集「Cinemagic」でもロンドン交響楽団の演奏で再録していますし、最新のライヴ・アルバムでも演奏しています。
このサウンドトラックはロスで録音されていますが、総勢120名を越えるプレイヤーの顔ぶれを見ると、ポップスやフュージョンのバックでおなじみの名前がたくさん出てきます。
Daveは多くの映画音楽を作っていますが、そのほとんどが独立系やマイナーな作品なので、シンフォニックな作品でも大編成のオーケストラはほとんどありません。
この「The Goonies」は、スピルバーグ製作の大作です。
サウンドトラック製作の費用も、桁違いに多かったのがプレイヤーの数からも想像できます。
けれども、全体を聴いてみると決して大味にならず、ダイナミックなオーケストラ・サウンドから繊細なDave印の曲まで、カラフルで飽きのこない作品に仕上がっています。
Daveはこの後、「ミラグロ」でアカデミー賞を受賞しますが、私個人的には「The Goonies」こそアカデミー賞の価値があると思います。
いかにもDaveらしい美しいテーマ曲「The Goondocks」を聴いて下さい。
動画は、こちら。
いかがでしょう?Daveのファンなら、思わず頬が緩んでしまうメロディですよね。
このサウンドトラック盤は、発売直後に正規の価格でゲットしたんですが、調べてみると既にプレミアが付いているようです。残念ですね。
こんな「傑作」は、定番化していつでも誰でも気楽に聴けるようにすべきだと思うんですが。
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