『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』を観終わった後、無性に聴きたくなった「じゃない方の」60年代を並べてみることにします。
「妄想・幻覚・ノイローゼ、すべてはここから始まった!」
たぶん世界は変えていないけど私の人生は変えたんじゃないかと思うのが「この60's」です。
パロってみました。
まずはジ・アイズのあの曲に似たようなタイトルのやつ!
The Eyes - My Degeneration
もしかしたら60'sUKバンドで一番好きなのはザ・クリエイションかもしれない。
シェル・タルミーの秘蔵っ子だっただけあってザ・フーとキンクスのいいとこ取りで、尚且つ個性(バイオリン奏法!)もあるというか。
もっと有名になっていても良かったはず。
うーん、やっぱ売れなかったからアイツにパクられたのかなぁ。
The Creation - Making Time
The Creation - How Does It Feel To Feel
ヴィヴ・プリンスとかトゥインクとか後方に強烈なキャラを配したお陰で(?)ボーカル担当の印象がイマイチ薄いのですが、その歌いっぷりはミック・ジャガーが品行方正に思えちゃう程ふてぶてしくてワイルドで存在感満点。
まあ、名前とか顔とか思い出せないけどね…。
The Pretty Things - Rosalyn
時に志村けんを髣髴とさせるドン・クレインはカッコいいのか悪いのか。
カントリーセクトもFU2もショウビズも好きです。
The Downliners Sect - Why Don't You Smile Now
ロニー・ウッドの若気の至り。
モッズを気取るには凶暴過ぎる顔立ちと長髪。
The Birds - Leaving Here
イタリアでアイドルになったUKバンド。
申し訳ないけどイギリスでは人気が出なかった理由がなんとなくわかる。
The Primitives - Yeeeeeeh !
もしもクラプトンやジェフ・ベックやジミー・ペイジに才能が無かったら単なるガレージパンクだったんだろうなと思う。
そしてキース・レルフの歌がもっとすごかったらストーンズやビートルズと並ぶ存在だったんだろうなとも思う。
The Yardbirds - Psycho Daisies
80年代にチェリーレッドのネオアコ系コンピ『ピロウズ&プレイヤーズ』にひっそりと収録されていた60年代のサイケバンド。
業の深そうなサウンドです。
The Misunderstood - Children of the Sun
前回紹介した映画に使われていたサンダークラップニューマンの曲には「革命ロック」というすごいのか雑なのかわからない邦題がついているそうですが、ちょっと似たタイトルのこの曲はさしずめ「薄命ロック」ってところかな。
The Attack - Magic in the Air
一応、映画の向こうを張ってスウィンギングロンドンとかモッドを意識して曲を選んでいたつもりだったんだけど、うーん、なんだかスウィンギングロンドンからどんどん遠くなってきましたよ。
ああ、今ここはどこなのかしらん…(ノイローゼ)
The Factory - Try a Little Sunshine
☆余談☆
ジ・アイズはピューピルズという変名でストーンズのトリビュート盤を残しております。
これが本家より凶暴で大変よろしい。
ちなみに「Pupil」というのは「瞳」という意味で、「Eye」=「目」の別名みたいなことだよね。
上手い!よく出来てる!座布団1枚持ってきて!!(感心)
The Pupils aka the Eyes - I Wanna Be Your Man