基本的に、ヘアカラーリングには複数の種類がありますが、そこで大別するとすれば、「染料」か「脱色」か、で分けることができます。
その中の「脱色」に相当するのが「ブリーチ」です。
脱色剤として、既に長い歴史を持っているブリーチですが、そのしくみは基本的にヘアカラーとあまり大きくは異なりません。
まずアルカリ剤でキューティクルを開くという点は同じですし、その後に成分をそこから浸透させるという点も同じです。
違いは、浸透させる成分が「過酸化水素」という点ですね。
過酸化水素は、アルカリ剤によって分解されると、メラニン色素を脱色する働きを持つ成分になります。
そのため、ブリーチを使用すると、毛髪内にあるメラニン色素が脱色され、髪の毛の色も変わり、結果として染毛ということになるのです。
脱色と染毛は、異なる現象ではありますが、違うメカニズムで行われるわけではありません。
また、結果として髪の毛の色が変わるという点も同じです。
そういう意味では、大別されるものの、それほど両者の間に違いはないということですね。
ただ、脱色の場合は自然と髪の毛の色が制限されます。
脱色する場合、メラニン色素が明るくなるので、可能なのはハイトーンのみということになります。
また、色合いも茶系に限定されます。
とはいえ、脱色の具合によって明るさは変わってくるので、ある程度の色合いのコントロールは可能です。
ブリーチは主に女性が使用するという印象が強いものでしたが、現代では男女関係なく使用されています。