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これを聴いて死ねっ

ヘヴィメタルやハードロックを中心に作品紹介を行うサイトです。


「Nightspawn」 1998

スウェーデンのブラックメタルバンドGrief of Emeraldの1stアルバム。
シンフォニックなキーボードを響かせながら激烈ブラストと疾走を矢継ぎ早に繰り出すかなりファストでブルータルなサウンド。小粒なEmperorなんてのは意地の悪い言い方ですが、演奏の圧迫感と言い腰の据わった楽曲と言い、一作目にしてなかなかの風格。後の作品と比較すると、この時点ではまだ叙情性ややり過ぎない程度の泣きメロも聴く事ができ、メロブラの側面がある。音質はブラックメタルとしてはかなりクリア。

「Purgatory's Reign」 1996

アメリカのデスメタルバンドCrimson Relicのアルバム。
元はDivine Eveと言う名前で活動していた様です。
ブラストビートを使わず、悪魔スラッシュの様な猪突猛進の疾走感、ハードコアテイストのリフ、ジャリっとした音質、れっきとしたアメリカ産でありながら感触はむしろスウェディッシュに近しい。結構メロウでメロディアスな要素も取り入れているので余計にそう思います。ストレートな作風と邪悪さの中に僅かな憂いを覗かせているのが良い。このバンド名義では一作きりですが、後にDivine Eveは復活しています。
e-bayなどでは5000円前後で取引されているなかなかのレアもの。しかしブックオフでは500円でした…こう言う掘り出し物が見付かるから侮れないんだよなぁ。

「First Light」 1999

スウェーデンのメロディックデスメタルバンドMoonstruckのアルバム。
Iron Maidenやジャーマンメタルを意識しまくったツインリードを乗せてコセコセと疾走する作風。ヴォーカルと多少慌ただしいリズムを除くとデスメタル的要素はほぼ無い。ここまで軽いとちょっとなぁと思ってしまう面はあるし、曲の完成度としても詰めが甘いのですが、隙あればとばかりに必死でクサいメロディを弾きまくる姿には捨て置けないモノがあります。8曲目辺りの高揚感はなかなか。悲しくなる程の端金で売られていますがそんな悪く無いので聴いてあげましょうよ。

「Brainfever」 1984

ドイツのヘヴィメタルバンドBrainfeverの1stアルバム。
70年代ハードロックが気合入れ過ぎてメタルにトランスフォームしちゃった様な音です。埃っぽさと背中で語る哀愁、何より全パートが互いの住処なんぞ知らんわって感じでガシガシバシバシ突っ張る姿がとにかくカッコイイ。2曲目とか6曲目とか完全ノックアウトです。もう一生やってて下さいって感じです。全方位如何なる場所から攻められても全部殴る蹴るで応戦しそうな拳闘士的漢らしさと言うか、掛かってこんかいってな気迫が音全体に漲っています。決してメジャーな音ではありませんが、これを愛せなかったらメタルファンじゃないですよ。

「Abomination」 1999

アメリカのメタリックなハードコアバンドAscensionのアルバム。
詳細不明。古本屋のワゴンセールで100円だった。とりあえずジャケが気色悪い。感情剥き出しのスクリームヴォーカルやモッシュ出来る事を前提としたリズム主体の構成はハードコアのそれですが、音の重さやギターのアプローチにはメタル成分多し。こう言うのをメタルコアと言っていいものなのか。折角なので聴き込んでみましたが正直肌に合わない。部屋で黙って聴いている様な音ではないですね。