
「Demons To Some. Gods To Others」 2012
スウェーデンのデスラッシュバンドBleeding Utopiaの1stアルバム。
初期のThe Haunted辺りを彷彿とさせる、甘さ控えめでいかつさを前に持ってきた硬派なデスラッシュをプレイしています。リフとか聴いても本当にオーソドックなものばかりなんですが、ブラストで一方的に捲くし立てたり、サビでテンポを落としてクリーンヴォイス、なんて言う近年の常套手段を使わずあくまで直球勝負を仕掛ける姿勢を大いに評価したい。突っ切る疾走感の中で絶妙に放たれる泣きメロが良いアクセント。ヴォーカルのPeter Tägtgrenに似た凶悪さもまた熱い。まさしく曲の良さが光る一品。

「Darkest Potency」 2014
2ndアルバム。のっけからゴツいブラストを炸裂させてきてむむっ!?となりましたが、基本的には相変わらずの正統派デスラッシュです。時にはメロウな展開を持ち出しながらも、よりパワフルな音像となった。加えて、前作と比較すると自分達の空気と言うものがしっかりしてきており、単なる先人達の模倣の一言で切り捨てさせない頼もしさを感じる音へと成長しています。ダークさが強調されているせいかThe Black Dahlia Murderみたいに聴こえたりも(持ちあげといてなんですが)。
ヴォーカルは一層Peter Tägtgrenに接近しており、高低使い分ける迫力はかなりのもの。6曲目はどっかで聴いた事ある感満載でありつつやっぱ必殺チューンです。
前作に続き高クオリティのデスラッシュ作でおすすめ。