
「Time Will Tell」 1989
アメリカのヘヴィメタルバンドFifth Angelの2ndアルバム。
基本の軸はカラッと開放感のあるアメリカンメタル/ハードロックでありながら、そこにブリティッシュ、欧州的な哀愁を程良くブレンドした良質のサウンドを聴かせてくれます。
1曲目”Cathedral”でもうノックアウト。終盤のサビの展開とか、こう言う曲にはホント弱い。前述の様に音自体はカラッとしているんですが、例えるならよく晴れた日に頭からヴォルビックをひっ被ったみたいな、さわやかな水っ気を感じます。押しの強さよりもメロディアスな聴き心地を大事にしており、ゴリゴリのメタルの感触を好む向きには軟弱に聴こえるかもしれません。しかし細かい事を抜きにして単純に曲の良さのみに耳を傾ければ、この扇情的なギターや叙情的かつ昂揚感のある歌メロを素通りする事は信じられないなぁ。
搦め手も何も無く真っ直ぐ正統派で勝負している音ですが、こう言うのを応援できなきゃ何を聴くんだって思います。