7/15 Sat 土

 

ちょっと思い出したことなんですがね。

私がニーズヘッグ号に居た頃の事なんですが、

ある時に天童荒太さんが来てくれたそうなんです。

私が居ない時に。

 

後で話をちょろっと聞いたくらいなんですが、想像するに、全乗組員の中で天童荒太さんのことを知っているのは、私だけだったんじゃないかと思ってしまいました。

そんなわけないですけどね。

 

などと言っている私も、天童荒太さんの作品をまだ読んだことがありません。

テレビドラマで『永遠の仔』を少し見たんですけど、ちょっときつかったですね。ああいう感じのは今も少し苦手です。

 

最近思うところがあって『悼む人』という作品に触れてみたくなりました。映画にもなっているようなので、そちらから入ってみるのもいいかもしれません。

 

 

えー、話は変わりまして、私のペンネームについて少々書かせていただきたいと思います。

 

ちょっとうまく説明できない所もあるのですが、

私には本名と共に真名のようなものがありまして、

それがペンネームみたいなので、そのまま使ってみようかと思ったんですけど、別の名前でやってみることにしました。

 

本名の下の名前や私が好きな色々が、『風』で表せることが多いのでそれを苗字に使うことにしました。

風に関する苗字を探していて、一番いいと思ったのが『風祭』だったので、これにさせていただきました。

 

言葉や絵などの、何らかの作品やドキュメントのような名前が欲しいと思っていました。それで、その頃から好きになり始めた茨木のり子さんの詩の中に『詩集と刺繍』という詩があったのでここから貰いました。

 

この『刺す』という字が少し痛い感じがしたので、これを外して別の文字をくっつけてみよと思っていたんですけど、一文字の『繍』が丁度良く感じたので、『風祭繍』とさせていただきました。

 

漢和辞典で調べると『美しい』、『美しく飾った』、『文字や模様を縫い込むこと』というものが出て来たので、結構よかったのかも、と感じています。

『厳かで近寄りがたい』とか『飾る』などの意味もあるようですが、いい物を残しつつ、感じ取っていきたいと思っています。

 

ありがとうございました。