舞音-MANON- 観劇レポ | ジャンル不特定

舞音-MANON- 観劇レポ

11月14日(土)マノンを観てきました。

以下完全ネタバレなのでご注意願います。



【舞音-MANON-】

簡単に言うとフランスの海軍将校シャルルがインドシナ駐在でサイゴンに行き、
ショーパブみたいな店で踊り子マノンにひと目惚れ。急激に高まった想いを
ぶつけて、どういう手段で誘ったんかワシにも教えてくれ!というくらい
ソッコーで避暑地に誘って至福の時を過ごす。
しかしそこにマノンの兄貴クオン(たまきち)が連れ戻しにやってくる。
『本気でおまえに付き合ったとでもおもっているのか?』みたいなことを
シャルルに言い、結局は富裕層のパトロンの周りを思わせぶりに飛び回る
カネ目的のそういうオンナなんじゃワシの妹は!という意味のことを言う。


なんやおまえマジかー!そういう女やったんかー!と、バチンと
マノンに平手打ちするシャルルだったが、それでも忘れられず。
しかしシャルルにもカロリーヌという婚約者がいた。
マノンが出てきたおかげで結婚に踏み切れずに心が揺れていた
シャルルだが、マノンと偶然再会した酒場(レストランかもしれん)で
『俺はカロリーヌと結婚するんだぜ』的なことを言う。


それをその場で聞いたマノンは動揺する。
それからなんやかや話して、結局マノンとシャルルはサイゴンを離れて
二人で暮らす。しかし、フランス支配の植民地解放の独立運動を
もくろむ現地ベトナムの民が忍び寄り・・・・


というような話。
それまでにマノンと暮らすために賭博に手を出したり、騙されたり、
闇取引に手を貸すハメになったり、これ、舞台がニッポンやったら
火曜サスペンス劇場か、Vシネマみたいな感じです。
主演は、せやなあ、綾野剛でいこか。
いこかやあらへん。



まず銀橋にババーーン!と登場するのは、みやるり。
遠目で見たらまさおに見えるかもしれんけど、まさおは
後ろから登場。みやるりの役はシャルルの『心』で、
まあ、風共の私とあなたは裏表、みたいなモン。
しかし、みやるりの演技は裏表みたいなしょーもないモンと
違って(しょーもない言うな)、非常に効果的かつ美しい。


途中でバラ一輪持って登場するとこなんかあんたそら
少女漫画の主人公そのままのように美しいよ!
セリフは最後の最後までいっこのなし。
LASTで一言あるのでお聞き逃しなく。


たまきちの演じたマノンの兄貴もカッコ良かった。
今の月組において、もっとも岩に見える、あ、岩ちゃうわ、
男に見える男役だと思います。
かちゃの演じたシャルルの親友クリストフは、まあ、
あんなモンちゃうかな。1789の時とそない立場変わらんから
あんなモンでしょう。マギーは相変わらずのマギーで、
この人も何やってもカッコエエけど、やっぱり敵対する
役なので、いつもと変わらん感は満載です。


ドラゲナイでワシとガッシリとファイト一発握手をしてくれた
貴澄隼人さんはどこにいるのか全くわかりませんでした。
あの人は黒髪のほうがエエな。
坊ちゃんは思いの外セリフがあって、オッサン嬉しかったです。
あ、坊ちゃんっていうのは千海華蘭さんね。


ラストは星逢一夜の時よりも泣いてはる観客が多かった。
ワシ個人的には星逢のほうが切なく心に突き刺さったけど
それでもまあ、純愛(なのか?)のこの物語はなかなか
ストーリーも単純明快で良かったと思います。





【GOLDEN JAZZ】

坊ちゃんとあーさとありちゃんがバケツみたいなん叩いて
上手に登場。そこからカーニバルが始まる。
2場でいきなりHAPPY MARDI GRAS!が来るので、
心構えをしっかりしとかんと、あっという間に練習してた
ダンスが終わるぞ。ここは注意だ。
『もう来るんか!?』みたいなところがあります。
ワシの周りはそないハジケてる人はおりませんでしたが、
友達同士で行くなら、ダンスマスターしてやれば楽しいと
思います。ミニタンバリン持ってるオッサンなんかワシだけ
やったけども。(しかももちろん踊ってない)


次にチェロ持ってありちゃんとたまきちが出てくる。
このチェロは塗りが甘くて過剰に光ってる部分が2箇所ほど
あるので良くご覧ください。(本物のチェロではないゆえ)
舞台でもある雨の場面がここでもあります。


次にシャンデリアがドーンとある場面。
Sing Sing Singはここで歌われる。
その次はワシの苦手なラインダンス。
毎回言うてるけど、ラインダンス始まると下を向いてしまう。
ここは女性の皆さんと違うところ。
しかし、真ん中におった人、恐らく男役の下級生なんやろけど
あの人、絶対伸びるで!ワシが言うても何の意味もないけど。


その次がお待ちかね(ワシだけか)のアフリカみたいな場面。
坊ちゃんがドセンターで、ワケわからん歌詞の歌を
歌い始める。初め「気ー触れたんか!?」と一瞬思うような
そんな始まりでした。サルエルパンツで皆さん踊るんやけど、
これがまたカワイイ。しかも太鼓のバチみたいなん持って、
地面叩いたり、ちょっと殺陣みたいなんしたり。
ワシが観た回は、坊ちゃんが他の人の足元を縄跳び
みたいにするためにバチで空を切る場面、タイミング合わず
坊ちゃんのバチがヘロヘロ~~ってゆっくりになってました。
わかりにくいか、この説明・・。



ここでちゃぴ登場して踊り倒すんですが、ここは必見。
男役みたいな力強いダンスを披露してくれます。
そんな感じでフィナーレへ(まだもうちょいあるけども)



そうそう!トシちゃんに指差しいただきました。
SSは2列47番と4列47番がドまん前なので、
今回ちょうどそこやったから銀橋に来たひとりひとり
目を離しませんでしたが、他の人はもっと遠くを見てはりました。
そうや、ついでにもう一個、客席降りがあるけども、これ
全く覚えてへん。皆さんの欲しいであろう情報を覚えてへんとは、
あとでちょっとハラ切っときます。




大階段でたまきちが羽根背負って出てきた時、
とっくの昔にわかっていたとは言え、なんとなく違和感が。
いや、むしろたまきちは好きで阪神競馬場でのトークショーにも
応募して参加した過去もある。岩より岩、ちゃうわ、男より男らしい、
月組で一番男らしいとは認める。
しかしなぜか花のキキちゃんの羽根より違和感が。
なんでやろうなあ。
みやるり、かちゃのこともあるけども、どっか遠慮がちというか、
なんかビビってる感というか、ちょっと見えた気がしました。
文句言うてるんちゃうで。
まあ、しかし、いつもどの組でも人選に文句言える立場でも
ない上に1mmも異論はありませんので、この先月組が
『そこらへん、なんやかやでうまいこといきますように』
くらいしか言えません。




今回の公演も月組率の高いワシとはいえ、行く気は全くなかったので
観れて良かったと思います。


帰り、写真撮る場所(あの小さい階段のある、ほとんどの人が
記念撮影せず帰っていく閑散としたベンチのあるところ)で、
マノンのでっかい写真をバックに撮りましたが、まさおじゃなくて
ちゃぴのポーズ(寝てるやつ)をして撮りました。
絶対そんなんするヤツおらんやろ思て。



おわり