以前は時間を作っては山や海に行き
自分のパワーと地球のパワーをくるくると廻したものです。
他人からはただの変な人に見えたでしょうが
ヒーラーとして地球と対話していました。
でも癒すだけでは追いつかなくなって(地球は危機的状況です)
ライフワークでもある環境に関する研究所を立ち上げて
具体的に行動に移すことにしました。
環境保護だけではどうにも出来ない状態になっているからです。
そして海や水、再生可能エネルギーの研究をしています。
「今原発を止めたら大停電になる!経済が衰退する!」
などと今でも言っている推進派の人々。
でも事故が起き、全てのライフラインが止まり
土も水も空気も海も、もちろん人々も全てが汚染され
多くの人が命の危険にさらされています。
そこまでして原発から電気を作らなくても
今の日本には沢山の素晴らしい技術があります。
たとえば皆さんの一番身近にあるのが太陽光発電
何かあっても晴れていれば昼間は停電にはなりませんね。
蓄電池が安くなれば夜でも困らなくなるでしょう。
他にも風力、や波力、バイオマス
日本はこれだけの地震国、地熱発電は最もコストがかかりません。
再生可能エネルギーに関する特許は世界の半分以上が日本のものです。
地熱発電も世界でトップは日本製品です。
それなのに日本ではほとんど使われない。
国のエネルギー予算はほとんどが原子力に流れ
再生可能エネルギーにはほんの数%しかありません。
この仕組みが変われば日本のエネルギーは大きく変わります。
たとえばうちの研究所でやっているのが
ゴミや屎尿からメタン発電し、その後、
これらを炭にする過程で液体燃料(軽油)を取り出します。
残った炭は飲料水を浄化したり、海や川の汚染防止に役立ち
また畑にまけば健康な土壌菌が発育し2~8倍の作物が育ちます。
農薬、化学肥料、遺伝子組み換えなしで増産が可能になります。
これからは放射能や異常気象の影響で食糧難になりますので
作物増産にも大きく役に立つでしょう。
日本には資源がないと言われていますが
これだけ人口が多いのですから立派な資源大国になります。
発電できる量は原料によって異なりますが
軽油はゴミ1トンから200Lも摂る事が出来ます。
ゴミや屎尿は生活していれば否応なく出てくるものです。
それをこれまではお金をかけて処分していましたが
これからはエネルギーを生み出す資源になるのです。
今回の地震では電気やガソリンだけでなく水道も大打撃を受けました。
これは大きな範囲で上下水道事業を行っていることに端を発していると思われます。
たとえば小さな集落単位で飲み水が確保出来、下水も処理できれば
たとえ何かあってもすぐに復旧できるでしょう。
うちの水処理機は今問題になっている原発事故現場の高濃度放射能汚染水も
20分ちょっとで飲めるほどに浄化することが可能です。
もちろん川や海の水も簡単に飲めるようになりますし
屎尿を処理したものでも飲めます。(日本人は飲まないでしょうが)
車に積んで移動が出来るので、1台あれば給水車より有効に使えるでしょう。
この地震で下水道が寸断されて水道が出ても水を流せない地域も多いようです。
この水処理機で下水処理を行えばいいのです。
そして水と分離した汚物から、電気と軽油と炭をとる。
集落ごとに水と電気と燃料が自給できるようになります。
ガソリンがなくて一時大変なことになりましたが
自分たちで廃棄物から燃料を作る事が可能なのです。
処分に困っているがれきの山も燃料に変える事ができるのです。
すでに実用化出来ていますので
こういうことに国は目を向けて欲しいです。
これまでは地球深くまで穴をあけ(傷つけて)様々な資源を搾りつくしてきました。
そして資源になる我々の出すごみを投棄し、環境を破壊し続けてきました。
でもこれからは自然と共存し、敬いながら必要な資源を得られるように
世の中のしくみを変えていかねばと思います。
今やらなくていつやるの?
今こそ小さな力を合わせて社会を変えよう!