路傍の疑問~病院・クリニックでのふとした疑問~

路傍の疑問~病院・クリニックでのふとした疑問~

取るに足らない疑問が、日々の診療を深くする。

Introduction

『それは年のせいですね。』というのが私は嫌いです。
もちろん年齢を経ることで出る現象はあります。でも本当に今起こっていることが気のせいなのか、関係ないことなのかは調べてみないとわかりません。

診療の中で患者さんの疑問の一言が次の診療で幅を広げるきっかけになることもあります。
ここではそんな日々生じる疑問や発見について書いています。

ちなみに時々出てくる絵は自作です。医者辞めてイラストレーターになりたいって言ったら、みんなに止められました(笑)。

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<お断り>
論文の解釈には注意しておりますが、あくまで個人の解釈になります。
また研究の行われた国、規模、設定により同じ内容でも異なる結果がでることもあります。
その点についてはご理解いただければと思います。

<文献・出典に関して>
PMIDと良く書いて出させていただいておりますが、これはPubmedという論文検索システムでのいわば出席番号みたいなものです。URL(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/)にアクセスして、番号を入れると見れます(一応)。

先週は当直の話を紹介しました。

当直と言っても様々で、救急者をどんどん受ける病院もあれば、救急車を受ける体制にない病院もあります。

 

私も様々なところに行きましたが、印象的なのは海の真ん前に位置する病院ですね。

3泊4日間の当直で、土曜日夜から日曜、祝日月曜ときて火曜日朝に帰るというもの。

 

今じゃあまりないのでしょうが。。。

 

3日間海を見つつ何かあれば対応をしていました。

 

今はそんなにずっと当直するところなんてないかもしれませんが…。

 

 

当直すると勤めた病院がどんな機能を持っていて、どんな患者さんの層があるのかわかります。

 

昔、当直していた時にはそこに病院が見えたから飛び込んできた小児の患者さんの親御さんがおられました。

その病院は小児科は標榜しておらず、小児救急は行っていない旨を事務職員がお伝えしたのですが、病院なんだろ、診れないのか!と怒られたそうです。

 

お気持ちはわかるのですが、病院にも得手不得手もあります。

私もできるだけ患者さんはお受けするようにしておりますが、それでも医療機関や自分の手には余るケースもあります。

 

医療資源は限られていますから、その範疇でできることを判断するのもまた求められる能力なのです。