医者には格言があるそうです。
女性を見たら妊娠していると思え。
なんかセクハラとか言われそうですねえ。
ただ女性の場合は私ほぼ100%伺っています。
初診と救急外来で多分60歳代まではMustで聞いていますかね(問診票をちらと見て、簡単に聞くケースも多いですが)。
もうちょっとかもしれない。
特に10-30歳の人には細かく聞きます。
特にCT撮るときなんかは。
一定数の方はコンドームしていれば妊娠しない、コンドームはしなかったけど、最後は抜いたから大丈夫。という方がいるので、性交渉していないかそのものを聞くケースもあります(時と場合による)。
でもコンドームしていても100%妊娠は防げないし、ちょっと趣旨と異なりますが、行為の最初からつけていないと意味がありません。
救急外来で初診の方を見ていた時はしつこいくらい聞いていました。
ただそもそも妊娠された方の流産の確率自体は15%といわれておりますので、医療行為と流産の因果関係は正直示すのは難しいと思います。
それでも私たちがレントゲン撮りましょう、というのは基本的にその確認が患者さんの治療方針の決定に大きく寄与するときだと思っています。
そもそもそんなことをせずにできる代替検査もあるだろう、というのはもっともなご意見です。
もし患者さんが納得できず、他の医療機関で評価を受けたい、というのであれば私はそれは致し方ないと思っています。私は自分がもし慣れない方法をして、正確な評価ができない方が患者さんに対してよっぽど失礼だと思っているからです(もちろん代替手段の引き出しが全くないわけではないので、できる範囲で患者さんの希望に沿うようにはさせていただいておりますが)。
さて今回は精神論みたいな話になりましたが、実際にはレントゲンはどんな影響があるのか、とか再度勉強して見直してみることにします。
本日のまとめ
女性を見たら、妊娠の可能性は(ほぼ)必ず、確認させていただいております。