RR90取材レポートその7(特集「90年代ヴィジュアル系」再考察part2) | ROCK AND READのブログ

RR90取材レポートその7(特集「90年代ヴィジュアル系」再考察part2)

6月19日発売の『ROCK AND READ 090』、

昨日は『特集「90年代ヴィジュアル系」再考察』のpart1について触れましたが、

今日は同特集のpart2について。

 

part1は、90年代ヴィジュアル系の全貌を追った全10pの長編読み物です(1990年から1999年の1年ごとのロック年表付き)。

 

そして、全4パートからなるこの特集、part2〜4は、テーマをぐっと絞り、集中的にレポートした記事になります。

 

part2は、90年代の始まりの年にあたる「1990年」を徹底追跡したものです。

 

1990年には、実はその後のヴィジュアル系のイメージを決定づけるかのような名作が生まれた年でもあります。

 

ずばり、BUCK-TICKの復帰作『惡の華』と、D'ERLANGERのメジャーデビューアルバム『BASILISK』です。

 

『惡の華』は1990年2月1日にリリース、『BASILISK』は1990年3月7日にリリースされました。

 

そして、それぞれの先行シングル「惡の華」、「DARLIN'」がともに1990年1月24日にリリースされました。

 

つまり!

 

言い換えるなら、「90年代ヴィジュアル系」はこの2作で幕を開けたと言えるのではないでしょうか。

 

ということで、この2作を軸にしつつ、当時の時代背景や、海外のシーンとの関連性まで、「90年代ヴィジュアル系」の起点でもある「1990年」を集中検証しました。

 

当時を知らない人も、知っている人も、

どうぞお楽しみに!