素晴らしきかな、人生 | cinema ROCCO and...

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映画のことや日々のあれこれ。


2/25(土)、“素晴らしきかな、人生”。



ニューヨークで広告代理店を経営し


成功を収めていたハワードだったが


最愛の娘を亡くし


深い喪失感からプライベートや仕事など


すべてを投げ出してしまう。


クレアら同僚たちが心配する中


殻に閉じこもったハワードは


自分を裏切り苦しめる“死” “時間” “愛”に宛てた


返事が来るはずもない手紙を書いていた。


ところがある日


ハワードの前に”死” “時間” “愛”を名乗る


奇妙な3人の男女が現れる。





こういうの好きだー。よかったですー。



ハワードの前に現れた3人。


彼らは手紙のことを知った同僚たちが


なんとかハワードの心を開かせようと


“死” “時間” “愛”を演じてもらうよう依頼した


舞台俳優たちでした。


ハワードは同僚たちには見えていない(フリ)


彼らの存在にありえないと思いながらも


ため込んだ思いを吐き出し始めるのです。


同僚たちも実はそれぞれが


“死” “時間” “愛”にリンクする悩みを抱えていて


ハワードを助けようとする中で


自身も癒されていきます。



グループカウンセリングに参加するも


辛すぎる思いを言葉にできないハワードと


根気強く優しく導くカウンセラー・マデリン。


ふたりの関係がすごく大切でそれが分かったとき


“ぶわっ”てなりました!



“死” “時間” “愛”の3人がホントに実在してたか


ちょっと考えてしまう橋のシーンもステキ。



幸せなことはもちろん、辛いことも悲しいことも。


誰かを想う気持ち大切にしたいなぁ。