たかが世界の終わり | cinema ROCCO and...

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映画のことや日々のあれこれ。

 

2/12(日)、“たかが世界の終わり”。



長年、遠ざかっていた家族のもとへ


12年ぶりに帰ることを決心した34歳のルイ。


その帰郷はすぐそこまで迫っている


自らの死を告げるためだった。


ルイの母、兄、妹、兄の妻ら家族は


それぞれの想いでルイを迎えるが・・・。





死を告げるために帰郷したルイを迎えた家族は


それぞれがかみ合わない言葉や感情をぶつけ合い


ルイはなかなか告白を切り出せない。


そんな彼らの苛立ちはなにかを察してのことなのか。


結局、言葉にならなかったルイの想いは伝わったのか。


ただ彼らの中に


確かになにかを刻んでいったように感じました。



仲良しさん曰く『タイトルだけはカッコいい』。


そう。


タイトルはすごくインパクトあるんだな。


それも含めて


分からなくもない・・・というか・・・


“なにか”を感じとった気はしています。


“なにか”ってなんだ?


まぁそんな感じです。



監督はグザヴィエ・ドラン。28歳。若いー。


本作は感じ方が難しいお話だったけど


彼の前作“Mommy / マミー”も


愛をテーマにしたとてもいい作品で


この若さでこういうの撮れるのは


やっぱり才能だなぁ。