大きな塊の話と、日々の出来事 -3ページ目

被災から5ヶ月

人生リセットできたらなーなんて
思っていたし

なにか夢みたいなことないかな
って毎日思ってた

それがどちらも
現実になって5ヶ月ほどが経過

やっと
全ての手続きが終了しました


側から見れば
かわいそうに、って思うかもしれないけど

悩み事が
少なくとも15個
消え去ったので

まさにリセットでした

日々眠れないほど悩み
ノイローゼになり、サプリに頼り始め
心療内科も考えてた矢先だったから


不思議だ


そして

今思えば
子宮筋腫の手術に踏ん切りがついたタイミングから
このリセットが始まってた感じです


あの時に手術に踏み切ってなければ
手術のてつづきができなかったし
一年ずらせば
母の介護や入所のことで手術は出来なかった

それからだ

何かを変えていかねばと
もがき始めるも
うまく進まない

命を終わらすことまで考えることもあった

コロナのこともあり
仕事も復活できるかわからない
アネはどんどん衰弱していく


もう
後に残すことを考えるのをやめよう


家を片付け始めた


その片付けのおかげで
重要なものをまとめて保管したため
被災しても まとめて持ち出せることができて
経済的に追い詰められることがなかった


その日も
片付けるためのものを買いに家を出ていたから
私は被災を免れた




不思議だ

こんなこと、あるんだな、って

未だに

夢見てるんじゃないか?って
おもって頭の中がフワフワする



もう
過去のものはいらないや

って
片付けの時に思ったから
「思い出の品」全てを失っても

サッパリしていた


たまに

あー、あの時の写真なくなったなあ、とか
作った作品、原稿なんかも全部ないんだなー
なんて「残念」になることもあるけども



今は前を向く

来年は


なにか
始められるといいなあ

ひきとり

火災から1か月の日、
ようやくアネの身元が判明した

DNA鑑定って結構かかるものなのだな

涙も感情もなかったけど
今からひきとりにいく

姿はもう見せてもらえないほどになっているから
袋の上から最後の対面となるだろう

なにやら
悲しくなってきた

同じ屋根の下にいたものが
こんなことになろうとは


いろんな意味で涙が出るんだろう


あしたは
わたしだけが参列の葬儀だ

火葬場も
お盆真っ只中のため
逆に空いていたようだ

さて

今年いちばんの暑さがやってきそう

焼き尽くされて1か月

もう直ぐ全て焼き尽くされてから1か月
なんで早いんだろうか

新しい住居に1人

たまに
どこで寝ているのかわからなくなる

怖い夢を見るのも増えた

でも
古い家ゆえの耐震とか
雨漏りとか、お風呂や扉の
ガタつきの心配は無くなった


あとは
まだ本人確認できないまま火葬できずにいる
アネの心配と

解体費用が
高額でどうしようかというところ

土地の相続あれど
事故物件になって
売りようがないしで


難題はつづく


火災保険は母の口座に入るから
使えない

母親の口座が凍結される可能性があるからだ


とりあえず貯金で
乗り切るしかない


わたしは
なんでこんな人生になってるのか


なにが悪いのか

なにがいいのか


わからんまま

とりあえず
事後処理に時間を費やしてる


仕事は
コロナのおかげで
休みでも給料が支払われる


不幸中の幸いだ



そして
現場検証2日間立ち尽くしたせいで
腰がバキバキに痛いままだ

痛みのせいで物を考えるのが鈍る

これから細かなことやらなきゃならんのに


腕も痛い
免疫力が激しく落ちて
膀胱炎にもなった

そして
びっくりするほど肌に染みが!


ストレスってこわいね



さて

この先の人生どうなってしまうのか