ロンドンの郊外、リッチモンドの近くに、ハンプトン・コート宮殿(Hampton Court Palace)と呼ばれる宮殿があります。
宮殿を建設したのは、トマス・ウルジーという人物で、当時は国王ヘンリー8世の寵愛を受ける主任公使でした。
浪費家だったトマス・ウルジーが贅の限りを尽くして建設した宮殿は、1521年に完成。
当時は英国で最も美しい宮殿だったそうですが、それが災いして、ヘンリー8世に取り上げられてしまいます(´□`。)
宮殿の大半は、名誉革命後にウィリアム3世とメアリー2世によって建替えられ、その後も18世紀末頃まで王宮として使われていました。
長年宮殿として使用されていたことから、宮殿内には幾つかの時代毎に異なるアパートメンツがあります。
まずは、宮殿の中心部にある、クロック・コートで、オーディオガイドをゲット♪
こちらのクロック・コートを起点にして、オーディオガイドを聞きながらそれぞれのアパートメンツを見て回るというのが、オーソドックスな観光のスタイルでしょう。
基本的にアパートメンツの内部は写真撮影禁止なので、ここではご紹介できないのですが、一番古いのはヘンリー8世のステート・アパートメンツ。
白い壁と木材を中心にしたチューダー朝様式の内装が、当時の生活を忍ばせます。
イギリスの歴代の国王の中でもぴか一のインテリだったとされるヘンリー8世ですが、同時に暴君でもあり、家臣は言うに及ばず、生涯で娶った6人の王妃のうち2人(アン・ブーリンとキャサリン・ハワード)までも処刑してしまっています(((゜д゜;)))
こちらのアパートメンツでは、そんな処刑された王妃達の亡霊が出ると言われていますが、何故かヘンリー8世の亡霊が出たという報告もあるんだとか。
いずれにしても、いわく付きの場所ですね![]()
なお、隣接するクイーンズ・アパートメンツには、チューダー朝時代の衣装を再現したものも展示されていました。(ここは、何故か写真撮影可。)
それ以外にも、ウィリアム3世のアパートメンツや、ジョージ1世及び2世のアパートメンツがあって、時代や国王の性格によって内装が全く異なるのが面白かったですね![]()
(写真は、ウィリアム3世のアパートメンツに上がるための階段。)
あと、これまた写真はありませんが、ロイヤル・チャペルも非常に豪華で見応えがありました![]()
アパートメンツの見学以外に面白かったのが、「チューダー・キッチン」という、チューダー朝時代のキッチンを再現した展示。
当時の宮廷では、肉のローストがご馳走だったようで、ローストを作るための大きなかまどが沢山あったりしました。
また、ローストと並ぶ伝統的なイギリス料理といえば、パイですが、当時は、パイは容器として使われていたそうで、中身だけ食べてパイは食べなかったそうです。
それ以外にも、ワインセラーもあったりします。
宮殿内のカフェも、チューダー朝風の内装で面白かったですね(o^-')b
(つづく)








