珍しく、って言いますか
始めてロボット・ホビー関連ではない展示会に
参加させていただいてきました。
管工機材・設備総合展です。
いやぁ~、管工設備と言いますと
一言で言うなら配管関連の設備ってことでしょうか。
上下水の配管(パイプ)とか、水回り関連の展示会です。
私が参加させていただいた幕的は
山形/弘栄設備さんのブース協力です。
弘栄設備さんは配管パイプを点検するロボを開発中で
私も、外部アドバイザーみたいな感じで応援しています。
弘栄設備さんでは、実際に配管を点検するロボだけでなく
配管ロボを工作キット・教材化して
ホビーとして、販売するコトも検討中!なんです。
この写真が、私たちが作ったホビーパイプロボの試作品です。
工作キット、または、配管ロボット教材として
発売を目指す!というコトは
もちろん、パイプロボット・コンテスト(パイプロボコン)も
開催を目指す!!ってコトになりますネェ~
試作段階ではありますが
モーターは130サイズ(ミニ4駆サイズ)なので
ホビーショップに行けば、いくらでもハイパワーに交換できます。
その他にもギヤ、バッテリー、色んな部品が
ホビーショップやロボコンショップに並んでいるモノと
自由に交換できる設計にしています。
ちゃ~んと、配管用のパイプ(現状φ75mm)を
前後左右、それに上下だって進んでいけるんですヨ~~~
パイプロボコン立上げに際しては
透明のパイプをジャングルジムみたいに組上げて
操縦でコースをクリヤしてもらい、そのタイムを競う!
無線操縦クラスでスタートする予定ですが
将来的には、色の付いたパイプ(中が見えない)で
さまざまなセンサーなどを搭載した自律型も計画中です。
みなさん、ぜひ世界初のパイプロボコンにご注目ください!
私も、色~んなロボコンをお手伝いしてますが
パッと見で、なんの役に立つ技術なのかが判る
即実践型のロボコンは、非常に珍しい!ですから
私自身も、パイプロボコンの将来に期待しています。
特に工業高校生さんに参加してもらいたいデスねぇ~
さて、設備展で皆さんの参考になりそうな
スタッフの失敗がありましたので
参考のためにご紹介しておきます。
この写真は、ペットボトルに水没させたLiPOバッテリー。
設備関連の方々はLiPOになれてませんからネ
ど~しても、逆接や過放電はツキもの!?
私が目を離したスキに、ツイツイやっちゃいます。
危険な状態になったバッテリーをペットボトルの水の中に
ボチャ~ンと入れちゃったワケです。
設備展には、各方面の教授さんたちもいたので
リチウムは水に反応(発熱・発火)するから
水の中に入れるのは危ないんじゃないか!って
ご指摘を何度か受けました。
私は学が無いので
詳しい仕組みを化学式とかでは説明できませんが
LiPOが世に出る前の20年くらい前から
この方法で、ただの一度も問題は起きていません。
私の考えでは
水は熱伝導率(自分の温度を相手に伝える)が高く
さらに酸素を遮断するので、リチウムが反応しても燃えない!
まあ~木だって、とっても燃えやすい物質ですが
焚火の消化に水を使うのは当たり前!ってコトですね。
みなさんもLiPOが危険な状態になったら
迷わず水にボチャン!してください。
ではまた。
byロボットプロデューサーOkamoto