あれはおよそ2,3週間前。
フランスへ来た次の日。
僕はエッフェル塔の下で
金色の格好をしている
パフォーマーのおじさんと
色々話した。
こっちに来て初めてできた
話し相手。
なんか心強かったし
なによりその人は優しかった。
そして、昨日、久しぶりにエッフェル塔の下へ
思い出に浸りに僕はやってきた
そのおじさんパフォーマーは
変わらずそこにいた。
のぞみ
「おじさん!久しぶり!ほら!
覚えてる?ロボットのぞみ!
2週間前くらいに話しかけた
パントマイムのパフォーマーだよ!」
僕はわかりやすいように
丁寧に話した。
すると、彼は答えた。
金色のパフォーマー
「ロボットの動きしてほしいなら
2ユーロよこしな。」
笑
Σ(゚д゚;)
わ・・・忘れているんだね。
僕の青春が一気に流された感じでした。
んー。例えで言うなら
ハンター×ハンターのハンター試験で
ヒソカの事を待っていた去年くらいにやられた
四島流の使い手が
敵
「オレはお前の事をわすれてねぇぜ!
ずっーーとこの日を。まっていたのさ」
って言ったのに
ヒソカ
「んー。誰だっけ」
ってな感じぐらいショック!
ハンター×ハンターわからない人だったら
わからないな・・・・。
じゃぁ。
学校で~。
学級委員とか
役割を決めるときに
全員の名前を黒板に書いた時
自分の名前だけ忘れられていて
書かれなかった時。
しかも、それで誰かが
誰か
「あー。○○の名前ないぜー!」
って言ってもらって
みんながいっせいにこっちを向いて
みんな
(あっ。かわいそー)
みたいに思っているんじゃないか?
って自分が勝手に思って
辛くなる時。
辛いよね!?辛いよね!?
そんぐらい悲しかったの!!
きっと、このおじさんパフォーマーは
5年後もここにいるのかもしれない
10年後も20年後も彼はこの場所から
エッフェル塔を見つめている。
彼はいったいこの先どんな思いで
このエッフェル塔を見つめて
生きてゆくのだろう