溶接ナビゲーションについてのお話し
先日お客様のロボットで、溶接条件のお話しをする際に溶接ナビゲーション機能があるWGⅢだったので、一緒に使ってみました。
編集モードから、ARC SETでクリックすると、ユーザーファンクションにNAVIGATIONなるアイコンが有るので選択してみます。
ナビゲーション画面が開いたら、
継手形状の選択、板厚の選択、溶接脚長等を指定すると、適正な溶接条件が示されて、プログラムに反映出来る様になっています。
溶接角度や、狙い位置も支持してくれます。
溶接施工に迷ったら、指定された溶接条件からスタートすると時間短縮に繋がります。
それどころか、其のままの条件で充分かもしれません。
iPhoneからの投稿
こんにちは
当社のホームページロボットマイスターがリニューアルしました
新たに実学習&コラムのページを増やし、サービスマンが現場で経験したノウハウや溶接機の構造、メンテンス方法など月に1回の更新を行なっていきます。
また、営業チームのコラムはロボットや溶接のことでお客様に役に立つ情報を発信していきますので楽しみにしていて下さい
これから夏本番になると 温度異常のトラブルが発生しやすくなります。
ロボット、溶接機のファンが回転しているか一度点検してみて下さい
皆さんこんにちは!
溶接と言っても、色々な方法がありますが、
ロボットを使った溶接と言えば、CO2/MAG溶接が一般的に多いのでは?ないでようか。
そこで問題になるのがスパッターですが、
今は昔に比べて、スパッタが格段に減っています。
ハード的に減る仕組みとソフト的に減る仕組みが進化しているからだと思います。
多くの方は、製品に溶け込みを求める為、条件を高く設定されるのですが、
ゆっくり走って溶融プールにワイヤーを入れてしまったり、電流を高くして、
溶け込みを求め様としています。
これらは、時に逆効果になったりスパッタが増えたりします。
本来なら、溶け込みやすい環境は必要になります。
条件であったり、設定であったりしますが、溶け込みは意外と入っているので、出来るだけ条件を下げて、入熱を下げた方が良いです。
何故なら、条件が下がる事によって、歪まなくなる方向へ、低い条件の方がスパッタは少ないなどのメリットがあります。
電流をベースに電圧を調整すれば「、入熱の低い比較的調整もしやすいと思います。