たびたび、Vtuber絡みの話題を取り上げてしまい、他の話題を期待されている方がもしも万が一、一人でもいらっしゃったのなら、私はその方に全力でお詫び申し上げます。
ですが、どうしても言いたいことが2つばかりあるので、今回はその2つをまとめて一つの記事にしたためたいと思います。
と、ここで一つお知らせです。
どうやら、今回作った記事があまりにも長すぎて、アメーバブログ側から「字数多すぎてあげられねえ!」とクレームをいただきました。
なので、ワードで作った記事自体は1本なのですが、本稿の後半は金曜日に掲出とさせていただきます。
結果として、3回連続Vtuber関連の話題となってしまうことを、重ねてお詫び申し上げます。
まずは、アイドル部を運営するどっとライブに対してです。
5月に、アイドル部デビュー1周年ライブが催されました。このライブ自体は確か8000円くらいで、抽選でした。
ここまではまだいいです。まあ、これはどっとライブというよりは、このライブを中継したニコニコ動画に対する不満なのですが。
中継から1週間は何度でも見ることができるとはいえ、その視聴料が9990円って、ぼったくりも甚だしい!
通信回線速度やアクセス集中などで、高画質(HDレベル)で見ることができるとは限らない生中継。また、後で見るときは通信速度が安定して、HD画質で見ることができたとしても、今度はデータ通信量が膨らむため、事実上Wi-Fi環境でしか見ることができない不自由さ。
しかも1週間限定です。これで、9990円です。ライブを生で見るという臨場感あふれる体験の方が安いのです。
私からしたら、5000円が上限ですよ。もっとも、その時いろいろな理由で私が捻出できた予算が5000円だったのですが。
でも、せめて、ライブ観覧料より安くするのが筋ってものでしょう?
いくらオタクはこういうものについて金に糸目をつけないからといって、限度があります。それに、学生のオタクだって大勢います。
そして、話変わって、その頃に発表があった、7月のどっとライブトラベルです。私はこれも、当時懐具合が厳しかったので見送ったのですが、今になって、やっぱり行ってみたかったな、せめて応募くらいはしておけば…と後悔しました。
で、トラベルの後に、バスの中で流れた音声ファイルが販売されたのですが、これが未公開部分を含めて1万5千円です。
ただの音声ファイルですよ?どっとライブもぼったくりに手を染めたのです!
世間の価値基準から大きく乖離したこの価格設定。憤りを覚えました。
あのオーディブルですら、1ファイル辺り1500円前後です(長いものだと5時間くらいの朗読の音声ファイルもあります)。
それが、2時間半くらいで1万5千円、10倍ですよ?
何考えてんだ?ってなものですよ!
ちょいちょい、こういうことを、どっとライブはやるのです。そのたびに、アイドル部の配信を見るのを楽しみにしている私は、冷や水を浴びせられる思いというか、興ざめするのです。
なんというか、「うちは金持ちしか相手にしていませんよ」的なことを、暗に訴えているような感じがするのです。
そういう姿勢だと、アイドル部やどっとライブ全体はさることながら、下手するとVtuber業界全体も、衰退の道に進んでいってしまうと思います。
なぜならば、Vtuberにおける経済効果というか、経済規模というか、そういうのは、これからもっと大きくしていくべきものであり、そして、その重要なお客となりうるのは、今まさに学生だという人たちだからです。
コミックマーケット然り、アニメ産業然り、元々は熱意ある若者によって、その活動規模は大きくなり、非オタクの人たちの価値観を変えていきました。
そして、一部を除いて、若者の多くは、自由に使えるお金は、それほど多くはありません。
好きなことのために、学業以外にアルバイトに励んだり、一生懸命お小遣いをためたりして、年に数回、思い切り出費していますが、それだって、限界はあります。
特に一人暮らしなら、日々の生活費や家賃や光熱費、親の仕送りでは足りない分を賄うなど、グッズ関連に使えるお金は、案外限られているものです。
そこに来て、2時間半くらいの音声ファイルに、いくら聞いてみたいと思っても、1万5千円というのは、コスパなどを考えると、やはり高すぎます。
で、急に話が変わりますが、海賊版とか違法ダウンロードとか、そういうのが問題になっているかと思いますが、私はこの事例でもって、芸能側にも問題があると思うようになりました。
そりゃあ、マンガ本をスキャナで取り込んで、PDFだかJPEGだかのファイルでネット上に公開するというのは、やりすぎだと思います。漫画本など、愛蔵版や完全版でもない限り、ほとんど1000円しませんから。
でも、2時間半の音声ファイルが1万5千円というべらぼうに高い価格設定の物となると、このファイル自体が共有サイトとか動画投稿サイト(YouTubeなどの有名どころとは違う場所)にアップされて、知る人ぞ知るレベルではあるものの、その情報が拡散されれば、誰もがこういう無料で手に入る方法で、音声ファイルを入手してしまうかもしれません。
つまり、運営側のこの姿勢も、海賊版や違法ダウンロードを誘発させているのです。
ちょっと検索かければ、今でもアニメや映画の動画がアップされているところ、ありますからね。それを使うか否かは、その人の倫理観などにゆだねられますが、でも、ネット上に数多そういうのがあって、ダウンロード数を見ると、みんなやってるという意識に駆られて、倫理観が希薄なものになってしまうのではないでしょうか?
ましてや、自由に使えるお金が少ない若者となると、その辺り、結構意識していない可能性があります。知らないとかではなく、みんなやってるからというのが行動の基本となっていればなおさらです。
今、電脳少女シロさんのチャンネル登録者数は65万人を超えています。テレビ番組にも出演しています。アイドル部も、全員がチャンネル登録者数5万人を超え、間もなく15万人に達しようとしている人さえもいます。
特に、アイドル部が総出演した「学力テスト」は97万回再生されています(記事執筆時点、前編)。また、マインクラフトの世界で鬼ごっこをした「闘走中」も50万回以上再生されています。
再生回数自体は、同じ人が何回も見ているという可能性が考えられますが、でも、チャンネル登録者数と合わせて見ると、計算方法はわかりませんが、推測で物を言うと、10万人くらいが見ているのではないかと思います。
その中には、たまたま見たという人もいるでしょうし、その後チャンネル登録したという人もいるでしょうし、それきり見に来ない人もいるかもしれません。でも、すべて欠かさずという人は2万人くらいいて、後でまとめてみるとか、そういうタイプの人も含めると、10万人くらいはいるはずです。
それに、例のライブのニコニコ生放送(前座は無料公開…しかし、回線混雑したら会員以外は追い出される仕様)を見る限り、前座だけで20万人以上が見ていましたからね。
おそらく、アイドル部全体の視聴者とすると、それくらいはいるのではないかと思います。すべてのメンバーのチャンネル登録はしていないけれど、特定の人だけ登録しているという、私の初期の頃みたいな人もいるはずですし。
で、話を戻しますが、音声ファイルの1万5千円。いったいどれだけの人が購入すると見込んで、この価格設定にしたのでしょうか?
1万人ですか?2万人ですか?…まさか全員なんて虫のいいことは考えていませんよね?
思うのです。欲をかいて、1万5千円を5万人が落とすと計算したとしたら、それは大間違いです。
だって、今の時点ではそうかもしれませんが、これからアイドル部を知る人だって大勢いることでしょうし、これからアイドル部の追っかけになる人だって大勢いるはずです。
で、そういう人が、過去のバス旅行の音声を見付けて、1万5千円と知って、果たして買うと思いますか?
だって、後から知った人は、バス旅行というイベントは、身近なものではなく、いくら配信内でメンバーが「楽しかった!」と言っていても、実感がわかないものです。買うとして、かなりお金に余裕がある人と、その時点でかなり熱を上げている人くらいで、そういうのはほんの一握り、下手すると一つまみでしょう。
一方で、2時間半の音声ファイルが5000円くらいの価格設定だったら、おそらく学生でも、完全に手が出ないというレベルではないはずです。
となると、それだけダウンロードする人も増えるわけで、値段が安い分売り上げが落ちるという考えもあるでしょうが、しかし、後のことを考える、つまりはこれからアイドル部を知り、活動を見守り始める人がどれだけ増えるかによっては、よりダウンロード数が稼げるわけで、長期的に見ると、その方が売り上げが伸びる可能性もあるのです。
それに、5000円でも高いと感じる人がいる一方で、それくらいなら…という人にとって見れば、良心的な価格だと感じて、その心意気に、より応援したくなるかもしれません。少なくとも、そういう人は、1万5千円の時よりは確実に多いです。
だって、考えてみてください。日帰りプランで1万2千円ですよ?バス旅行は。
それよりも高い音声ファイルって、ぼったくり以外の何物でもないですよ!
都内宿泊翌朝解散というプランは3万オーバーだったと思いますが、ホテルの宿泊費込みなのですから仕方ありません。
やはり、音声ファイルは5000円くらいが、それでもやや高いですが、まだ適正価格の範疇だと思います。
今からでも値下げを検討してもらいたいものですね。
で、今更できないというのであれば、せめて、なぜこの価格設定なのかの説明をすべきです。
例えば、この売り上げの何%が、機材更新に充てられて、何%がアイドル部メンバーへのお小遣いとして割り振られるとか(お小遣いというよりは、部費の方がいいですかね)、何%が今後の運営に活用されるとか。
で、今後の運営については、今の時点でどういうイベントを予定しているかを、決まっているものだけでも明かすのです。
そうすれば、1万5千円でも、投資みたいなものかとか、応援の気持ちだということで、ダウンロードする人は気持ちに整理をつけることができるのです。
文句なしにダウンロードする人というのは、金に困っていない人だけです。
まあ、そういう人だけを相手にしているというのなら、勝手にしてください。
あっという間に、ファンがどっと離れていきますから。どっとライブだけにね。
つまらないダジャレでしめたところで、次です。