ニュース記事などでは、ハイフンを入れていませんが、この辺は私の勝手なこだわりです。
さて、いつも私が場末のブログでV-Tuberのことを取り上げると、やれピノ様がかわいいだとか、ごんごんさんが「きんたまこらぼ」って言ったと騒いだりして、私の中では面白おかしく綴っているのですが、今回はちょっと真面目な話をします。
どう真面目かというと、V-Tuber界隈の動きについてです。
まず、3月26日に我らがピノ様による『ぴのらぼ~おいしい虫さんたち~』が販売されました。予約受付期間中に重版がかかるという快挙も果たした、注目度の高い(と、少なくとも私は思っている)児童書です。
児童書といっても、大人でも十分に楽しめますし、意外と知られていないこともつづられていて、参考にもなります。
他にも、本作で絵を担当した八重沢なとりさんは、江戸糸あやつり人形の解説…というか、実際には司会進行みたいな位置づけだったのですが、携わっていましたし、さらには花京院ちえりさんともこ田めめめさんとともに、バスケットボールのプロチーム、「YOKOHAMA B-CORSAIRS」の後任応援V-Tuberに抜擢されました。
また、メディアへの進出も、主にテレビ朝日系列ですが、『超人女子戦士ガリベンガーV』にも、毎回誰かしら参加しています。
そして、活動の拠点であるYouTubeにおいては、チャンネル登録者数を順調に伸ばしていて、もこ田めめめさんは10万人を達成しました。
他にも、3月中は節目を迎えた方が何人かいました。ごんごんさんこと金剛いろはさんは8万人、八重沢なとりさんと神楽すずさん、猫乃木もちさんは5万人をそれぞれ達成しました。
そんな状況下、V-Tuber界隈では、2017年のキズナアイさんの成功を機に、アイドル部も含められると思いますが、雨後の筍のごとく、数多のV-Tuberが登場し、果たしてこの記事が掲出される4月1日時点で、どれだけの数のV-Tuberが存在するのかわかりません。記事執筆の3月30日から4月1日までの間にも、多くのV-Tuberが登場しているかもしれません。
そして、V-Tuberとして成功を収めている人もまた、ごくわずかで、この点は、自身の姿を堂々とさらしているユーチューバーと同様とのことです。
そりゃあ、基本無料視聴可能なYouTubeでの活動をメインとしていれば、収益はほとんどないどころか、やればやるだけ赤字になるでしょう。
どういう方法で収入があるのかは、私はユーチューバーにもV-Tuberにもなったことがないのでわかりませんが。
でも、ちょっと考えてみてください。
例えば、お笑い芸人。こちらも毎年数多くの芸人やコンビがデビューしていますが、その中で10年後も活動を続けている人、10年後には売れて第一線ではないにしてもそこそこ仕事がある人、大ヒットして第一線で活躍している人は、ほんの一握りどころか、一つまみと表現しても多すぎるかもしれません。
それでなくても、昨今は、一部を除いて芸人のテレビにおける入れ替わりも激しいですから、積極的に芸人を追っていない私にとっては、いきなりテレビ画面に出てきても、「だれやねん?」となってしまい、それ故に関心がどんどん低くなってしまいます。
これは、声優においても同様でしょう。
第一線で活躍し続ける人というのは、やはりほんのひとつまみです。
例えば、私でも名前を知っている沢城みゆきさんは、私が大学生の頃にはすでに活躍していて、デビューがいつ頃なのか分からないのでキャリアについては言及しませんが、それでも少なくとも10年以上のキャリアがあり、今もなお活躍を続けています。
その10年くらい前のアニメの続編が今も作られていたり、最近になってようやく完結を迎えたりしているものもあり、そして、その10年くらい前のアニメでメインキャラを演じていた方はほとんど今も活動を続けています。
でも、ここ5年は、本当にわかりません。名前が出ても、「何の役をやってた人だっけ?」と思うことも結構あります。
もちろん、それだけ私が年を取ったというのもあるのですが、それ以上に、第一線で活躍する声優の入れ替わりが激しいというのもあるのではないかと思います。
下手すると、2018年にはあるアニメで主役に抜擢されたのに、2019年になったとたんに、脇役にすら名前が挙がらない…という人さえもいるのではないかと思います。もちろん、推測ですが。
で、声優とV-Tuberはいろいろと似ているところがありますね。
二次元のキャラに声を当てている点はまさしくそうです。でも、違うのは、ストーリーに則ってセリフをしゃべるのではなく、完全に自分で喋ったり、身振り手振りなどの動きを入れたりすることです。
そして、それ故に、V-Tuberの方が、表現においてはかなり自由度が高いです。ある作品のあるキャラクターを「演じる」のではなく、二次元キャラの中身となって、ある時は演じて、ある時は素のまま喋ることができるわけです。
なんというか、声優の副業としてV-Tuberをやっている人の場合は、オーディション以外の場で自分を表現できるわけで、そういう意味では、声優として新たな仕事、あるいは別分野での仕事を得るチャンスが、この活動を通じて手に入れることができるわけです。
そういう意味では、採算度外視での活動ではあるものの、次につなげる活動と見ることができ、有益ではあります。
ただ、世の中のV-Tuberのうち、どれくらいの人が副業として活動していて、声優業の維持のために動画配信をしているのかはわかりませんが。
もしかしたら、中には単純に趣味として、採算度外視で活動している人もいるかもしれません。
でも、その方が案外、長続きするのかもしれません。利益追求を考えたら、長く続けるだけ赤字になる可能性の方が高いですからね。
それこそ、ピノ様みたいに、好きなことが高じて(あまり良い表現ではありませんが)本を出版して、それで印税が入るなどの形で収益がないと、きついですからね。
しかしながら、企業発の、それこそアイドル部みたいなV-Tuberの場合は、徐々に活動の場が広がりつつあり、あまたいるV-Tuberの中でも、比較的成功をつかみやすいのではないかと思いますが。
何しろ、虫を筆頭に生き物が大好きで、しかも結構知識が豊富なピノ様のほか、歌が上手いベイスターズファン、モデリングのスキルがあるカラフル靴下な人、平気で下品な言葉を発することができる巫女など、個性が豊富ですからね。それでいて、画面の向こうの人柄(映像に頼らず、声だけ聴くと、まるでラジオのように、話している人の人柄が、何となく見えてくるのです)もちゃんとしていますからね。
ちなみに、私はピノ様を筆頭としたアイドル部のメンバーの配信を主に見ていて、それ以外のV-Tuberの配信はほとんど見ていません。
理由は、それでなくても、ほぼ毎日誰かしらの配信があり、しかもアーカイブもまだ見終えていないからです。そして、今はごんごんさんの、チャーハン食べながら配信がどの動画なのかを探しているところです。なんとなく見た覚えがあったのですが、どの動画だったか忘れてしまったのです。
で、他のV-Tuberに手を出し始めるときりがなく、到底時間が足りないというのもあります。なので、誰かから勧められたり、私にとって興味深いゲームの配信をしていたりしない限りは、新たにほかの人の配信を見るという気が起こらないのです。
なにしろ、ピノ様の配信を見るようになったのも、いくつかの偶然が重なったからなのです。
衛星の特番でどういうものかを見て知り、ではどういう動画を配信しているのか見てみようという気になり、候補に挙がった中にピノ様の「ポケモンスナップ」の生配信があって、何となく見始めたのです。その時点では、まさか全部のアーカイブ動画を見ようとは思っていませんでした。
でも、最初に接したときが、私でも知っているポケモン関連だったこと、そのゲームを楽しそうにプレイしていたピノ様に、何となく興味が湧き、気が向いた時に動画を探すようになり、そして、ピノゴンコラボの生配信を偶然見つけて、ピノ様の別の一面を見て、ごんごんさんの煽り、そしてお茶こぼし事件に大笑いしたのが、私の動画視聴の方向性を決めました。
それから、ごんごんさん、めめめさんと、ほかの人の配信も見るようになり、それぞれの魅力を知った次第です。
で、アイドル部の面々は、多方面での活動について、すでに照準を定めているのではないかと思います。特に2019年は、大きな動きが続くのではないかと思うのです。
夜桜たまさんのプロ雀士との対決や、お三方のプロバスケチームの公式応援V-Tuber任命、「ぴのらぼ」本、テレビへの出演…。
続くのは、猫乃木もちさんの知名度がもっと上がれば、ベイスターズの公式応援V-Tuberになるのが先か。それとも、ごんごんさんの映画レビュー(本かミニ番組かはわかりませんが)が先か。
なんにしても、一芸に秀でている人が結構いるので、そういう意味では、キャラクター(個性)一点突破というわけではない分、活躍の幅を広げやすいのではないかと思うのです。
もしかしたら、落語に手を出すV-Tuberなんかも出てくるかもしれませんし。…もういるかもですが。
個人的には、アイドル部の人たちの歌う楽曲はアニソンにだいぶ偏っているので、私が知らないものが多く、何の歌?と思うことが多々あるので、昭和歌謡曲とか、歌謡浪曲に挑戦してほしいと思います。
でも、そうすることで、比較的年配の人をファンとして取り込むことにもつながるかもしれません。また、逆に若い世代には、そのV-Tuberが昭和歌謡を歌うことで、新鮮に感じるのではないかと思います。
・・・猫乃木もちさんの歌うピンクレディーメドレーとか(めめめさんとのデュエットもいいかも)、ごんごんさんの歌う『演歌チャンチャカチャン』とか。
意外なところに活路を見出すことも、もしかしたら求められているのかもしれません。
でも、それが成功した暁には、例えば声優業の副業としてV-Tuber活動が存在しているのが、今後はV-Tuberがあこがれの対象になるかもしれません。
特に、昨今の声優さんは、顔出しがもはやデフォルトとなってしまい、下手すると声の演技よりも見た目で人気を得ているような人すらいますからね。その外見で判断されないという意味では、ラジオ的な特徴が強いV-Tuberとしての活動は、意外と長く、歴史が続くのかもしれません。