車の運転は楽しいものです。

 ただし、渋滞がなく、信号もほとんどなく、カーブも緩やかで人の飛び出しもほとんどないという道路を走行するという条件が付きますが。

 ネットの動画で、道路走行の様子を延々と車載カメラで撮影したものがたくさんありますが、それを見る限り、日本海側の国道は、私にとってはユートピアです。
 何しろ、海でいえば太平洋のほうが近い地域に住んでいることもあり、とにかく国道が混雑するのです。とりわけ埼玉県は、私の中では道路後進国・・・もとい、県と認識しているくらいに、有料道路や高速道路は首都圏のほかの県に比べて少ない印象です。
 実際の道路延長などを比較しているわけではないので、その印象が正しいかどうかはともかくとして、例えば千葉県なんかは総武線沿線など人口が集中している地域については、一般道の渋滞を避けるという目的でどんどん有料道路や高速道路を作っていくのは納得できますが、それほど人口密度が高くない地域でさえも、高速道路に接続する有料道路が見受けられます。以前、観光バスでその有料道路を走っていたのですが、そんなに車は走っていませんでした。なのに、有料道路なのです。
 また、神奈川県は、首都高速を延長する形だったと思うのですが、つい最近(2017年5月の末にこの記事を作っています)も、新たな道路が開通していたかと思います。横浜市内だったかその近辺だったと思うのですが、新たな道路が次々とできています。
 一方の埼玉県はというと、ようやく、首都高速大宮線を延伸する形で、上尾市に少し入ったかなというところまで建設を決めたところです。いわゆる「新大宮上尾道路」といったでしょうか、その一般部分の「上尾道路」も、圏央道まで開通したのはつい1年くらい前の話です。

 でも、圏央道まで伸ばしたところで、現在の国道17号の本線である、元の大宮バイパスの区間は、長年にわたり渋滞に悩まされています。関越道も254号線沿いにできたので、17号の交通量を分散させるには至っていません。
 254号線も、川越から都心寄りは交通量が多いですが、そこから北、東松山・寄居方面はだいぶ交通量が少なく、のろのろ走る車さえいなければ快適な移動ができます。おそらくは、もともとの交通量はもっと多かったのかもしれませんが、それが関越道の存在によりうまい具合に分散されているのではないかと思います。
 しかしながら、埼玉県内では中山道とほぼ重なる国道17号については、今でこそ現道になりましたが、もともとこれが大宮バイパスということで、しかしそれでさえも交通需要に対して供給がまったく間に合っておらず、渋滞を気にしないで走行できるのはかなり朝早い時間帯や夜くらいです。日中は大宮から熊谷の間はどこかしらで渋滞が生じています。何しろ、さいたま市の旧大宮地域の吉野町(ここで国道16号と新大宮バイパスが現道と接続しています)から北は、現道については立体交差が皆無です。鴻巣市箕田からは熊谷バイパスがありますが、そっちなら立体交差が多少あります。さらに深谷バイパスから分岐する形で上武道路があるのですが、こちらは利根川を渡ると群馬県に入り、立体交差がずいぶんとあります。県が変わるだけで道路の様子がだいぶ変わります。この点からしても、埼玉は道路後進国だと私は認識しているのです。

 ゆえに、17号線を利用することの多い私としては、車の運転というのは、だいぶストレスがたまるものなのです。
 これはバイクでも同様で、馬鹿な車がいきなり割り込んできたり、飛び出してきたりと、何度も殺されかけているのです。もちろんそういう馬鹿に対して、私はことごとく死ねと強く念じていますが。見てみるとよそ見をしていたりスマホを片手に運転していたりしているのです。

 まあ、そういうやつらがことごとく免許取り消しになれば、交通量がだいぶ減って、今の道路環境でも運転しやすくなるのかもしれませんが、どうせそうはならないでしょう。
 というか、車依存の社会の限界ではないかと思います。なぜならば、関東圏内においても、道路整備が進んでいるところとそうでないところに分かれるのですから。ちなみに、埼玉県は他県に比べてかなり遅れていると私は思います。
 そのくせして、電車網もそんなに密ではありません。縦方向はともかくとして、横方向がどうしようもありません。せめて大宮と熊谷の間のどこかにもう1本、横の路線を作るべきです。そうすれば、道路において国道や幅員の広い県道でさえもあまり多くない中でも、どうにか交通をさばききれると思うのです。渋滞による経済損失も、どれくらい抑制できるかまでは専門家ではないのでわかりませんが、相応に効果が期待できるのではないかと思います。
 でも、縦の移動でさえも高まる需要にこたえられていないのです。横移動に対する道路の拡充などまず無理でしょう。

 したがって、仕事で車の運転をするケースもあるとは思いますが、そうでない人は、無理に免許を取る必要はないと私は考えます。

 ということで、2000字使ってようやく本題に入りますが、今回は免許の話です。

 そもそもの話として、免許更新をつい最近した際に、30分ほどの講義を受けたのですが、免許を持つ人というのは、車の運転に際して、3つの責任を負います。具体的な責任の名前は、更新を受けて1か月経ってすでに忘れてしまったので割愛しますが、これは教習所で最初に習うことでもありますし、何よりも、気を引き締めて運転しなさいよという話です。3つの責任の内容は、後で講習の時にもらった冊子を読み返せば思い出します。
 とにかく、少なくともスマホを見ながら運転するというのは言語道断な話であり、同レベルで飲酒運転などもってのほかであるのです。
 初めて免許を取る際に、学科で30時間近く、技能で30時間以上かけてみっちり身に着けているはずなのに、教習内容の多くを忘れることは仕方ないとしても、運転における責任を負っているという自覚さえも忘れて自己の欲求を最優先して、酒飲み運転やスマホいじり運転などをするという体たらくは何なのでしょうか?
 これは、教習時間が無駄に多いせいなのか、それともそれだけの時間を費やしても忘れてしまうということなのか。なんにせよ、より効果的な教習内容に改善していくことが求められます。

 ただ、責任云々については、少なくとも免許更新のたびに改めて講習で話を聞くわけで、そのたびに再認識して、運転に生かせばいいと思います。
 それを根底に、交通ルールを覚えることは絶対に必要です。
 自分ルールではない、日本人として車の運転をする上では共通するルールを覚え、それを守ることで、事故発生を最低限に抑制し、人死にも最低限に減らすことにつながるからです。それに、万が一事故が起こったとしても、双方がどれだけルールを守っていたかによって、責任の所在も明らかになります。その基準という役割も持っているのです。
 それを覚えるには、いったいどれくらいの時間があればいいのでしょうか?

 それに、実技については、教習車で練習するわけですが、用意される教習車はある程度の大きさがなければなりません。
 そりゃあ、「どうせ軽自動車しか乗らないのに、なんでこんな大きな車で練習しなければならないのか」という不満を持つ人もいるかもしれません。ですが、残念ながら、普通自動車免許において、「軽自動車限定」というものはありません。ゆえに、軽自動車のような小さな車で練習して、それで免許を取ったとしても、人生何が起こるかわからないもので、3ナンバーの乗用車、例えばレクサスの大きめの車に乗ることだってあるわけで、そんなときに、軽自動車サイズの車しか運転したことがないというのでは、話になりません。
 それに、5ナンバーの乗用車のサイズにかろうじて収まるサイズのバンを運転することだってあります。そういった車を運転することになっても対応できるためには、やはりある程度の大きさの車でないとだめなのです。
 もちろん、バンやトラックと乗用車とでは、運転時の目線の高さや乗車位置などがだいぶ変わるので、慣れるまでに少し時間がかかりますが。
 そんな感じで、運転技術を取得することも必要ですが、それよりも、学科で覚えた交通ルールに従った運転を身に着けるということが肝心で、それが果たして10時間ほどでしっかりと身に着くのかというと、こればかりは慣れによるところが大きいので、人によると思います。ただ、8割くらいの人の場合は、30時間くらい(仮免以前と仮免取得後の路上教習合わせて)かかるのではないかと思います。

 もちろん、実技と学科の時限数が実態に即しているかどうかを判断する機会を設けるべきだとは思います。ただ、時限数を減らすうえで、その際に実態として、7割以上の人が時間を持て余しているとか、そういう調査結果が求められます。
 それが例えば、免許を取ろうとする人が減ってきて、教習所の経営が厳しいというところがだいぶ増えてきたので、もうちょっと免許を取りやすくしたほうがいいのではないかというような、利益追求のための規制緩和というのであれば、私は断固反対です。
 これは、経済を優先して安全を犠牲にしているということの証明だからです。

 例えば、私が乗っているバイク、カワサキのエリミネーターは125佞如運転するには「普通自動二輪(小型限定)」免許が必要です。マニュアル車なので、AT限定では乗れません。
 この125侫ラスは、「原付二種」ともいわれていて、一般道における最高速度は時速60キロで、高速道路は走れませんが、一部を除いて有料道路を利用することは可能です。
 つまりは、法定速度の国道の流れに乗ることが可能なのです。

 ですが、バイクの販売、特に原付二種の売り上げが昔から少ないのは、現行の免許制度によるところがあるということで、二輪車業界は、普通自動車免許取得時に運転できる二輪車の幅を、原付二種まで拡大するよう要望しているらしいのです。

 冗談じゃないと、私は言いたいです。

 これは私の経験ですが、確かに、バイクにまたがって、アクセルグリップを回して走ることは、最初の1時間で身に着きます。
 ですが、狭路や急制動など、慣れないと危ない動作もありますし、Oの字や8の字に動く際のバランス感覚や微妙なアクセルとブレーキの加減といった、より高度な技術は、数時間の練習が必要です。
 私は教習時代、この8の字やOの字の動きが大の苦手で、これで技能教習が1時間くらい追加されました。微速時のバランス感覚と半クラッチや後輪ブレーキ(ペダルブレーキ、マニュアルなので)の微妙な加減は、今になってわかりますが、必要な技術です。渋滞時における微速前進は、2輪で動くバイクにとっては最も技術を要するものです。ある程度の速度が出れば、バランスは簡単に取れますが、時速10キロ以下の微速走行ではバランスを保つのは、慣れないと結構難しいのです。
 バイクの教習で一本橋があります。幅30僂らいの板の上を、落輪することなく最後まで渡り切るのですが、大型車ほどその時間が長く設定されます。小型限定なら5秒、普通なら8秒、大型が11秒で、それより長い時間かけて渡り切るのです。
 私は400佞覆匹離丱ぅを運転したことがなのでわかりませんが、たぶん車重が大きい分、バランスがとりやすいのではないかと思います。ゆえに、一本橋の時間設定は、大きいものほど長いのかもしれません。あるいは、推進力の兼ね合いかもしれません。バランス崩しそうになったらアクセルを開くことで立て直すことができますが、125侫ラスだとどうしてもその力が弱いです。でも、それ以上の排気量のものは当然ながら力も強いので、倒れようとする力に反発できるのだと思います。
 でも、普通自動車免許を取得しただけでバイクに乗ったことがない人の場合、そういったことはほとんど知らないと思います。当然です。私だって、バイクに乗るようになってわかったのですから。

 そのあたりのことを知らずに、いきなり時速60キロまで出せるバイクに乗ったとして、果たして安全面は問題ないのか?

 というか、今だって、原付一種で馬鹿な運転する奴が結構います。道路交通法を無視した運転です。それこそ、歩道を走ったり、並んでいる車の列を縫うように走って前に出たり、一時不停止なんか自転車並みに見受けられます。逆走もね。
 それを、原付二種のバイクでやられたら、せっかくここ50年で交通事故死者数が最低水準まで下がっているのに、また上がりますよ。

 そもそもの話として、原付一種の免許が、筆記試験だけで取れるというのがおかしいと私は考えています。
 バイク運転の特性などを教わらず、おそらくは道路交通法の習熟度を試す試験しか課されていないと思うのですが、バイクがほか車からどう見えているのかとか、車の死角とか、そういうのを熟知していない人が無謀運転をすると思うのです。
 むしろ、原付の一種と二種を統合して、教習内容などを二種のものに一本化するべきだと私は思います。そのほうが、運転技術をしっかりと学べますし、バイク運転の注意点などもきめ細かに教わることができるでしょう。交通ルールの順守の徹底も図れます。歩道を走ったり一方通行を逆走したりするということは、今よりかは減ると思います。

 というか、歩道や一方通行の逆走、郵便や新聞配達のバイクでかなり見受けられます。少なくとも、私の家の近所では毎日繰り返されています。
 この光景を見ているので、原付一種が筆記試験だけで免許が取れたり、普通自動車免許の取得で乗れるようになったりすることに、疑問を感じているのです。

 でも、二輪車業界の業績回復を優先して、そのあたりの規制緩和をするとなれば、我々、私の場合もバイクに乗らずにその辺を歩いているときが該当しますが、市民生活は安心安全の域をさらに逸脱することでしょう。

 というか、私の感覚としては、運転免許を取得する若者が減っていると仮定して、ただでさえ少子化が進行しているのに、さらに免許を持つ人が減れば、車がさらに売れなくなるということで、教習受講コストの削減とそれに伴う授業時限数削減で運転免許が取りやすくなるようなもので、卒業時までにしっかりと技術が身に着いていなかったり、交通ルールもしっかりと覚えていない中で、免許は簡単に取れてしまい、いざ車を運転したら、未熟な中でのことで、あっという間に事故を起こしたりあるいは巻き込まれたりすると思います。
 要するに、必要な知識と技術を確実に身に着けたと断じる前に免許が取れるようになるということであり、そこから先は事故を起こしたり、あるいは自己判断で勝手にルールを作ってしまったり、そうなりかねません。自分勝手にルールを作るというのは、交通ルールを確実に把握していない中で遭遇した状況において、自分なりにルールを設けてしまうことです。

 果たして、経済重視の規制緩和はやるべきなのでしょうか?

 私は、それをやった後に起こるであろう事故発生件数の増大やそれに伴う死傷者数の増加による経済損失のほうが大きいような気がしてなりません。
 むしろ、生活道路で横行している交通ルール無視を抑制するためにも、原付一種の免許取得時に実技と学科の教習を設けることのほうが必要だと思います。
 飲酒運転などについては、教習時間をいくら増やしたところで、やる奴はやります。おそらくは、原付によるルール無視も、完全になくすことはできないでしょう。でも、減らすことはできると思います。
 より安全を求める免許制度にするのか。それとも、経済重視でどんどん緩和していくのか。・・・まあ、今の政府は後者を選ぶでしょうな。物流業界の要望を聞いて、準中型免許なんか新設しているくらいですから。
 世界に出て見聞を広めるのも悪くないとは思います。
 ですが、高校時代のこと、私の通っていた学校では、オーストラリアが訪問先でした。現地の学校と交流したり、郊外の牧場を見学したり、動物園に行ったりしましたが、修学したかどうかと言われると、怪しいところがあります。
 三十路を迎えた今となっては、修学の部分はだいぶ意味合いが薄くなっているような気がします。私の認識としては、高校の時の修学旅行で、見聞はそんなに広がったような気はしません。それに、約1週間という期間だったのですが、正直、長い!
 3泊4日くらいならまだしも、それよりも長いのです。その間、ラジオの録音のために、ラジオをずっと点けっぱなしにしていました。当時、ビデオデッキ経由で録音していたからです。ラジオはタイマー予約ができない機械を使っていたのです。
 オーストラリア、楽しかったという思い出、ほとんどありません。漠然と、慌ただしかったのと、途中で風邪をひいたのと、やたらと歩き回ったのは覚えています。
 まあ、私の高校時代は黒歴史とまではいいませんが、闇時代みたいなものでしたからね。(465字)
 まあ、タイムリーな話題なので、カテゴリーが違いますが、いつものところでいいかなと。

 さて、トヨタから新型RAV4の日本での販売の発表があり、ニュース記事でも取り上げられています。
 それを見る限り、顔つきはいつからかのプリウスのごとく厳つい感じで、サイズは3ナンバーの大柄な感じ、そして価格帯は大体300万円です。

 もはや、私にとって手の届かない存在というか、身近ではない存在になってしまいました。

 小学生のころ、初代RAV4が発表され、その頃には珍しい丸みを帯びた車体に、ほかには見られなかった顔つきに、当時の私はすっかり夢中になりました。いつの日か、RAV4を自分で運転したいと、そう思っていたころもありました。
 2代目のRAV4は、初代よりも洗練されたデザインになり、かっこよさが一層強まりました。
 で、その後何回かモデルチェンジをして、日本販売モデルで最後のものとなった車体から、なんだか私にとってのRAV4ではなくなってしまいました。

 トヨタがどういう考えでRAV4を売り出しているかは知りませんが、私にとっては、手軽にというか、気軽にというか、SUVをより身近にという感じで、街中でもオフロードでも楽しめる車というか、そういう印象でした。
 特に、初代と、2代目もありましたかね、3ドアタイプの小さい車両もありました。私は3ドアタイプが好きだったのです。

 当時、小学生だった私は、テーマパークのゴーカートを運転すれば、ガイドレールにぶつけまくって、同乗した親に「生きた心地がしなかった」と言わしめるくらい、運転が下手でした。
 なので、大きい車を運転するなど無理な話だと思っていたのです。
 で、SUVというか、その手のものとなると、三菱のパジェロや同じトヨタのランドクルーザーみたいに、大きい車のイメージが強く、私の関心範囲外でした。
 そこに、RAV4が登場したのです。5ドアモデルもありましたが、3ドアモデルも設定されていて、これならもしかして…と思ったものです。
 タミヤのプラモデルにもRAV4がラインナップされて、それは3ドアモデルでした。好きだったので、組み立てた覚えが2回あります。1回作って、それをなくしてしまい、また買って組み立てたのです。それくらい好きでしたね。

 で、それから十数年後、やっと免許を取った時には、当然ながら、初代モデルは新車では売られておらず、ではその頃のモデルはというと、すでに3ドアのものは廃されていて、2000娑幣紊3ナンバーモデルしかありませんでした。価格も200万円台で、主要なものは300万円以上でした。
 所得が少ない身としては、絶対に手が出せない価格帯です。車体のほかに、保険やら税金やら、車検に定期点検、消耗品の交換などを考えると、少なくとも年収500万以上(単身世帯)ないと心もとない車です。

 で、一度日本から撤退し、この度再び、新モデルが日本に戻ってくるということなのですが、サイズや価格は最終モデルのものとほとんど変わらず、もはや手軽にオフロードという感じではなくなりました。なんというか、パリピ向けというかなんというか。

 絶対にありえないとはわかっていますが、私がRAV4に求めるのは、今では当たり前ですが、丸みを帯びた愛らしいデザインでありながら、走破性はほかのSUVに引けを取らない実力があり、込み合った街中でもすいすいと走れる小型のもので、いろいろな機能は求めないので最低限の装備で150万円台で…という、比較的手の届きやすい条件がそろっていることです。
 やはり今はなくなりましたが、ダイハツのラッシュがちょっと近いですかね。あれは、私の感覚では、今はなき3ドアRAV4の後継という位置づけでした。トヨタからも出ていたはずです。トヨタの方がラッシュでしたかね?ダイハツも同じ車体で、別の名前で出ていたかと思います。
 ただ、あれ、私はあまり好きではなかったのです。というのも、RAV4は、正面から見た時に台形をしていて、安定感のあるどっしりとした佇まいがあってこそだと思っているからです。ラッシュの場合、確かに台形だったのですが、背が高くて、どっしりした感じが足りなかったのです。

 まあ、今どきは背の低い車は人気がないのかもしれませんが。実際に背の低いセダンは売れ行きが低迷し、背の高いワゴンタイプの軽とかコンパクトカーが人気ですからね。
 それに、私も頭をぶつけたくないので、背の高いほうがいいです。
 でも、それとこれとは別なのです。デザインに対する追求を捨てれば、背の高い車なら別に何でもいいのです。デザイン面で私にとって好きだと思えれば、背が低くても我慢できるのです。ただ、そうしてまで乗りたいと思える車が、はっきり言って、今の国内メーカーの車両には皆無です。少なくとも、日常使いとしては。

 今どきの車は、両極端なのです。

 まず、RAV4みたいに、5ナンバーに収まらないサイズに排気量で価格帯が250万以上という、大企業の正社員じゃないと手が出せないようなもの。
 で、私みたいな低所得者でもかろうじて手が出せそうなのが、軽です。
 では、その中間である、5ナンバーの1300侫ラスはというと、以前ならトヨタのヴィッツのように、装備さえこだわらなければ120万円くらいで買える、つまりは軽の乗用車だと満足できないけれど、ちょっと手を伸ばせばかろうじて届きそうなところは、ほとんどありません。同じような車体のホンダのフィットは、150万円台です。というか、ヴィッツすらも、最近はもうちょっと値段が高いかもしれません。最近、自動車メーカーのホームページをあまり覗いていないので、少し前の情報しか覚えていません。

 で、私は今、仕事でも日常でも軽トラばかり乗っているのですが、もしも、私の望む小型RAV4的な車が再登場したのなら、それを買って、けん引機構を取り付けて、軽トラの荷台みたいなトレーラーを連結して、仕事に使ったり、それを切り離して買い物に出かけたりしたいです。それに、このやり方なら、軽トラではできなかった3人以上の同乗が可能です。
 まあ、重量物の運搬において、不安はありますが。

 というわけで、いつものごとく話にまとまりはありませんが、RAV4に思いをはせながら、車の話でした。

 個性豊かですね、本当に。

 場末のブログでV-Tuberを取り上げるのも久しぶりな気がしますが、今回は取り上げます。

 4月1日と6日に、どっとライブのアイドル部の学力テスト結果発表配信がありました。どちらもプレミア公開で、リアルタイムでの配信ではなく、いうなればテレビ番組みたいな感じになっていたのですが、社会、理科、数学が1日の前編に、英語と国語が6日の後編にそれぞれ配信されました。
 今回は、それを見ての感想です。

 とはいえ、今年から本格的に使い始めたツイッターではとっくにつぶやいていますが、長々と感想をつづるのはやはりブログがいいです。140字では収まらないので。

 なお、だいぶネタバレがあるので、アイドル部に興味がない方や、配信をすでに見られた方はこのまま読み進めても差し支えないと思いますが、アイドル部の配信を追っているけれどまだ学力テストの配信をご覧ではない方は、先に動画をご覧になることをお勧めします。
 この後、感想をつづっていきます。


 さて、配信では基本的に、誤答(面白回答)をとり上げることが多いのですが、わからないがゆえに無理やり回答を導き出しているのも涙ぐましいですが、それでもやはり、想像を超える回答が多くて、笑います。
 一方で、大半が中学校レベルのものではあるものの、義務教育を終えて20年近く経っている身からすると、だいぶ忘れていることもあって、正直、それらの誤答を笑うことは、本来ならできません。でも、それでも笑ってしまうのです。それくらい、面白みにあふれているのです。

 ある人は、問題を勘違いしていたり、またある人はわからないために同じ答えを繰り返したり(そしてその答え自体はどの問題にも正答にならない)。
 
 どんな回答をしているのかは、配信を見ていただくことにしますが、何というか、いろいろありすぎて正直、どの部分をピックアップしようか迷っています。
 なので、問題関連についてはあまり触れません。

 …え~!?じゃあさっきの、ネタバレ注意記述意味ないじゃん!!

 はい、そうですね。でも、最初は内容にたくさん触れるつもりだったのです。で、今、記事を作りながら、前編の動画を見ているのですが、やはりいろいろあって、ちょっと無理です。
 なので、問題関連をとり上げるのはやめておきます。ただ、ネタバレ注意要因には触れます。ズバリ、結果です。誰がどの順位かについては、一部出します。

 でも、その前に、その答え合わせの部分を見ていて思ったことを触れます。

 まず、動画的に、ごんごんさんこと金剛いろはさんの最下位が確たるものである雰囲気がだいぶ出ています。
 それは仕方ないことで、普段の配信、特にIQテストものや、雑談の中で勘違いがいろいろと露呈していますからね。
 ただ、ごんごんさんだけではありません。もこ田めめめさんも結構、配信中にいろいろとわからないと発言していますし、ヤマトイオリさんに至ってはだいぶ誤解も多いです。
 さらに、花京院ちえりさんも怪しい感じですし、動物関連に強いピノ様もほかのジャンルは未知数です。
 まあ、それを言ったら、全員怪しいのですが…。数多の視聴者がいろいろと指摘しますからね。私は気づかなくても、他の視聴者が誤りに気付いて、コメント欄で指摘していますからね。
 まさに、人が集まればそれだけ知識も集まるわけです。三人寄れば文殊の知恵と言うくらいですから、リアルタイムに数千人が見ていて、そのうちの数パーセントの人がコメント欄やツイートでコメントを出したとしても、確実に3人以上はいるわけです。そんな大勢を相手に、一人の配信者の知識や学力が敵うわけがないのです。
 では、その視聴者による文殊の知恵を取っ払った場合、どうなるのか…?

 いくつかの教科では、上位数名の名前が呼ばれました。その常連が、八重沢なとりさん、夜桜たまさんでした。
 そして……さあここからがネタバレの時間です。本当に、この先はアイドル部配信に興味がない方、もうすでに見た方以外は、楽しみがそがれることになるので、あとでご覧ください。

 結果、その常連2人が上位となり、夜桜たまさんが1位で、八重沢なとりさんが2位でした。
 とりわけ圧巻なのが夜桜たまさんで、全教科90点以上ということで、八重沢なとりさんを大きく引き離してのトップでした。なとりさんは2教科で70点台がありましたが、苦手と公言していた英語は5教科の中で2番目に成績が良かったという、本人の認識と実際の成績が一致しないものとなりました。それとも、うそをついていた?自ら風紀を乱していた?

 中間層は割愛します。これくらいは、誤ってこのあたりをご覧になられた方の楽しみを残そうと思います。というか、正直、誰が3位になっても、4位になってもおかしくないくらいに、拮抗していましたから。
 ちなみに、その中間層に居るのは、牛巻りこさん、神楽すずさん、木曽あずきさん、北上双葉さん、猫乃木もちさんの5人です。正確な成績は忘れましたが、例えば何らかの教科が出来が良くて、他の教科はそれほどでもないとか、多分平均にすると60~70点台になるのが、この5人です。
 そして、この5人は、学力テストの機会が今後もあると、3~7位の中で順位が入れ替わる可能性が高いです。出される問題次第で結果が変わるはずです。でも、おそらくはこの中でだけの入れ替わりになるのではないかなと思うのです。

 で、それよりも下、下層ですね、そこにいるのが、花京院ちえりさん、カルロ・ピノさん、金剛いろはさん、もこ田めめめさん、ヤマトイオリさんです。
 あ、ちなみに、中間層の時もそうですが、名前の列挙は五十音順です。この通りの順位というわけではありません。いや、この通りの可能性も否定できませんが、順位を意識してのことではありません。
 なお、その下層の中でも、2グループに分けられます。ピノ様とちえりさんです。
 結果としては、どちらも平均的な結果です。が、1教科当たりの平均点を算出すると、60点を下回ります。
 やはりピノ様も、動物関連は強くても、他のジャンルはあまり褒められたものではなく、もっと言えば、他の問題で足を引っ張った感じでした。数学が苦手と公言していますが、点数的にはずば抜けて苦手というほどではなさそうです。
 そして、ちえりさんもまた、全体的に何かが特別できるというわけではなく、点数だけ見ると横並びでした。
 でも、その二人のうち、この先のやりようによって化けそうなのが、やはりピノ様です。
 虫を筆頭として生き物の観察や調査を追求していく中で、必然的に、ほかの分野の知識が求められることになり、それについて調べる中で、ほかの分野についても知識が蓄えられる可能性があるからです。

 大学時代に、ある教授が言っていました。何でもかんでも手を出して平均的に勉強するのではなく、何か一つのことを徹底的に突き詰めていくほうが、結果的には勉強になるというのです。理屈は先述の通りで、自分が興味を持っていることを勉強、研究していく中で、例えば統計とか、例えば歴史とか、どうしてもほかの分野の勉強をしなければ、この先の追究ができなくなり、その段階で勉強をする場合、自分の好きなことの追究に関連しているとなれば、意欲もそれだけ高くなり、身に着きやすいということです。
 これはまさにその通りで、私の場合は、まさか野菜作りを始めるなど夢にも思わなかったわけで、カタカナ名称が苦手なのですが、栽培に際して薬剤散布などをする際に、成分名や薬品名をある程度覚えましたからね。どれがどういう効果があって、どのタイミングで散布すればいいのかとか、どういう組み合わせにすれば、最低限の散布で済むかとか、経験を通じて覚えましたからね。もしも野菜作りをしていなければ、農薬の名前や特徴なんか、まったく覚えられませんよ。

 そして、ピノ様には生き物への関心の強さがあり、この先も独学か、あるいは別の何らかの方法で、知識を追求しようとしたら、ほかの分野の勉強をしなければならないタイミングがあると思うのです。
 いや、すでにしているはずです。先日の『平成狸合戦ぽんぽこ』の視聴配信の時に、狸に関する知識を披露していましたが、これは歴史や時事などの分野に及んでいるわけで、生き物を通じて歴史を勉強しているわけです。ほんのちょっと、手を広げれば、歴史の教科書に載っているような出来事について触れることもできるわけで、そこで手を止めなければ、歴史系の知識が蓄えられるはずです。ましてや、配信を通じて解説をするとなると…。
 ピノ様の努力次第では、化けますよ、本当に。それこそ、中間層に入り込むことも、そう高くない目標といえます。

 一方で、ちえりさんは、そのあたりなにかすごく興味があるものがあるのかどうか。タイ産ホラーゲームとか、そういうのは好きなようですが。
 怪談話ですかね。そして、怪談話から歴史を勉強する感じですかね。お菊さんがいた頃の時代背景とか…。

 で、最後になりましたが、下層の残り3人。金剛いろはさん、もこ田めめめさん、ヤマトイオリさんですが、この3人のうち一番成績が良いのは誰だと思いますか?
 といっても、アイドル部の配信をご覧でない方にとってはわかりませんし、どうでもいい話なのですが、3人の配信を少しでもご覧になると、甲乙つけがたいというのは理解できるかと思います。つまり、この3人はどっこいどっこいというのが、ある程度アイドル部の配信を見ている人の共通見解だと思うのです。
 で、結果はというと、まさかの、金剛いろはさん(ごんごんさん)なのです。全体順位は10位。とても誇れるものではないのですが、それでも、大多数の予想は、ごんごんさんが最下位だというものでした。
 成績を見ると、なるほどと思いました。ほかの教科は惨憺たるものなのですが、国語だけ70点台なのです。国語だけ見ると、ピノ様やちえりさんよりも成績が良いのです。
 雑談などで、国語だけは学年2位を取ったことがあると豪語していましたが、70点台ということである程度説得力が増しました。
 ただ、80点以上の中に呼ばれていなかったので、「あれ?」とは思いました。

 そして、11位は、もこ田めめめさんで、最下位がヤマトイオリさんでした。
 特にヤマトイオリさんは、数学に自信ありと息巻いていましたが、結果的にはそれほどでもなく、全教科50点以下ということで、言い逃れできないものでした。

 とまあ、ざっとこんな感じだったのですが、はっきり言って、大喜利要素が結構あって、夜桜たまさんはそれに気が付くのが遅れて、ほぼすべて真面目に答えてしまったとのことで、結果、1位となったわけですが、次回以降、笑いを取りに走る人が続出して、もしかしたら、平均点がさらに下がるかもしれません。
 なので、前編最後の謎、「成績最下位の者はピーマン学園に転校」をリアルでやるのか、エイプリルフールなのか今(記事執筆、4月6日夜10時)の時点ではわかりませんが、そういうことよりも、誰もやりたがらないゲームを強制的にやらせるみたいな感じの、いわば罰ゲームを設けることが求められるでしょう。
 例えば、VRで「エミリー・ウォンツ・トゥ・プレイ」を全部クリアするまで辞められないとか。
 もこ田めめめさんだけがVRでプレイしたことがあるはずですが、めめめさんはそのトラウマがあるので、試験勉強を本気でやって、確実に最下位を回避すべく努力するかもしれません。

 それでもなおも笑いに走る人が…やっぱりごんごんさんかなぁ。イオリさんはこの罰ゲームなら、死ぬ気で勉強をすると思うのです。
 イオリさんは一度プレイしたことがあったはずですが、VRとなると…。

 と、そんな感じにしたほうがいいのではないかと思うのです。

 さて、本当はもっと前に触れようと思ったのですが、解答用紙を見ていて思ったのは、字や絵に個性が出ているということです。
 その中で、猫乃木もちさんの字がうまいと思いました。ギャルとのことですが、ギャル文字じゃないのです。このギャップはなかなか面白いのではないかと思います。成績もそこそこ良いですし。典型的なギャルとは一線を画す、それが、猫乃木もちさんです。
 字の個性といえば、ごんごんさん。国語得意と自負していますが、漢字はだいぶ苦手なようです。結構、漢字をごまかしています。

 ということで、誤答もさることながら、他にもいろいろと見所のある、アイドル部の学力テスト配信の感想でした。

 夜、部屋のテレビを消し、音が一切ない状態で時折聞こえる電車の音・・・。

 ではありません。それもまあ風情がありますが、今回の話はそれではなく、電車に乗っている時の音です。つまりは、電車の走行音、あるいはモーター音などです。

 ずいぶんとまたコアというか、マイノリティーというか、大勢に向けた話題じゃないなと思われるかもしれませんが、元々が場末のブログ、多くの人に向けていません。なので、別にいいのです。そのあたり、深夜の『タモリ倶楽部』以上にターゲットを絞っています。
 もっとも、絞ったところで、マニアな話に至ることはありませんが。なので、結果として誰からも支持されない、それがこの場末のブログです。

 さて、電車の音ですが、私は電車に乗るとき、なるべくモーターを搭載した車両に乗ります。JRで言うところの「モハ」の車両です。
 厳密には、頭が「モ」なら動力車なので、他にも「モロ」などがありますが、それだとグリーン車になってしまい、そこまでぜいたくができないのと、後は身近なところで「モロ」の車両が走っていないので、まず確実に「モハ」以外の動力車に乗ることはありません。
 でも、実際にはクロスシートが好きなのと、比較的空いている車両を選ぶので、身近にある鉄道路線においては、「サハ」車両(非動力車の中間車両)に乗ることがほとんどです。

 せっかくなので、ちょっとした助言を。

 中には、「なるべく静かな車両にのりたい」という方もいらっしゃることでしょう。その場合は、「サハ」の車両に乗ることをお勧めします。
 先述の通り、「サハ」の場合はモーターが搭載されていない車両なので、走行時のモーター音がけたたましく鳴り響くことはありません。聞こえてくるとしても、隣近所の車両からなので、「モハ」に比べて静粛性が確保されています。聞こえてくるのは、線路のジョイント音と風切り音だけです。こればかりは消すことができないですが、「モハ」だとそれに加えてモーター音が聞こえますし、そしてその音が一番うるさいので、電車に乗るときになるべく静かな車両をと考えているのなら、「サハ」をお勧めします。
 非動力車という点で言うと、「クハ」という車両もあります。これは、運転台のついている車両です。長い編成だと「クハ」車両が中間に連結されている場合がありますが、途中で切り離される場合があり、そこからは先頭車両になる可能性があります。そうなると、たとえば子どもなんかは運転席からの景色に興奮するので、大騒ぎします。
 まあ、子どもの騒ぐ声は確実に起こるわけではありませんが、「サハ」車両に比べるとそのリスクは高いです。一番後ろの「クハ」でもその可能性はあります。
 もっとも、子どもの騒ぐ声はどこでも起こりうるのですが・・・。

 で、私がなるべく「モハ」に乗りたいと思うのは、走行時に聞こえてくるモーター音から、「お、ずいぶんと頑張ってるな」とか、「今回は大人しめな運転だな」とか、そんなことを考える・・・というのが半分と、後は子どもに限らず人の話し声がある程度モーター音によってかき消されるからです。
 それに、モーター音は、その列車の個性が出ます。厳密には、それプラス制御装置となるのですが、最近の車両だと、たとえば何かが高いところから落下するような音と共に加速する物がありますし、他の鉄道会社には、ドレミファソラシドと音が変化する物もあります。その後のモーター音はあまり差はありませんが、もしかすると音にこだわりのある方の場合は、それぞれの車両によって微妙な音の違いがあると主張するかもしれません。まあ、そこまで私はこだわって聞いていません。

 モーター音というと、圧巻なのは、新幹線です。

 デッキと客室が隔てられているとはいえ、やはり客室内にもモーター音が聞こえることがあります。このモーター音の変化が、その辺を走っている電車(新幹線に対してこれらは在来線と呼ぶことが多いです)とは比べ物にならないくらい、幅があるのです。
 そりゃあ、時速200キロを超えるスピードまで出るのですから、当たり前と言えば当たり前です。ただ、詳しい構造まで知らないのですが、自動車で言うところのギア比の兼ね合いで、せいぜい出せても時速130キロの在来線の車両と同じモーターの回転数で時速260キロを叩きだしているのかもしれませんし、仮にそうだとしても、やはり音に迫力が感じられるのです。
 実際の構造はともかくとして、窓からの景色の流れがだいぶ早くなっているのに、さらに加速して唸りを上げるのです。めったに新幹線に乗らない身だと、「おいおい、まだスピードが上がるのか」と、ちょっと興奮します。

 そして、私にとって最も身近なモーター音が、関東圏では群馬県および栃木県くらいしか見られない115系という電車です。
 私が幼い頃には家の近くを11両とか15両とかでも走っていた電車で、幼心に、電車の音と言えばこの115系の音でした。
 加速し始めてから時速100キロ近くに達するまでに、何段階か音に変化があるのです。この音の変化が、好きだったのかもしれません。
 最近の電車では聞くことのできないあの独特の音の変化は、今となってはごくたまにやる大回り乗車の際に、うまい具合に115系に当たった時と、あとはネットの動画でしか聞くことができません。
 音における財産というか、そういう物としての存在価値もあると思います。いわゆる「吊りかけ駆動」と同じくらいに。

 あとは、やはり今となっては聞くことがかなり困難な103系という通勤型車両のモーター音も、特徴的でした。
 やはり幼い頃に耳にした覚えがあって、だから思い入れが強いのだと思うのですが、その点で言えば205系車両も同様です。特にこれらは東京方面に出かけるときでないと聞くことができなかったので、そういう意味では私にとってはより貴重な音でした。
 同じく211系という、やはり比較的最近まで家の近くの路線を走っていた電車があったのですが、どうにも私の感性においては何となく陳腐というか、そういう感じがしていました。が、今になるとそれもまた思い出の音です。

 最近の電車も、それなりに個性はありますが、ただ、ある程度の速度が出てからの音がどれも似ています。車両製造の部品共通化によるものなのか、そのあたりはよくわかりませんが、モーターの形式が異なっていたとしても、ある程度の速度になるとほとんど同じという感じがして、少しさみしさを覚えます。
 時代の流れなのでしょう。より効率的に、省エネルギーでという流れの中で生まれた電車が、今走っている車両です。

 そして、これから大人になっていく世代の人たちにとって、この電車の音が、幼い頃の思い出の音になるのでしょう。親に連れられて出かけたときに聞こえていた音として。

 ちょっと話が変わりますが、電車以外にも、世の中にはディーゼル車両があります。「キハ」というのがその代表例です。
 長編成の中間車両(運転台なし)も「キハ」とされていたかもしれませんが、身近に走っているディーゼル車両が八高線だけで、どの車両も運転台が付いているので、正直、正確性に自信はありません。
 そして、人生で初めて乗ったディーゼル車が、その八高線のキハ110系シリーズです。形式的には111と112もあって、もしかしたらそれらかもしれませんが、記憶が定かではないので、とりあえず110系シリーズとしました。
 まるでバスに乗っているかのような音なのですが、変速すると聞いたことのない音が響き、さらにギアが変わるとその音が消えて、再びバスのような、ただ、イメージとしては高速道路を走る観光バスのような音に変わるのです。
 昔のディーゼル列車に乗ったことが無いので、昔はどんな音だったのかは分かりませんが、電車とはまた違った趣があって、たまにそれに乗るために大回り乗車をすることがあります。

 昔、機関車が客車を引っ張っていた頃は、モーター音など当然聞こえなかったわけで、その頃の列車に慣れている人にとっては、最近の電車はやかましいと感じられるかもしれませんが、今となってはそのうるさいモーター音、あるいは気動車の場合はディーゼルエンジンの音が、列車に乗る時には必ず付きまとうわけで、これから旅に出ると言うとき、情緒を醸し出すことに一役買っています。
 もしも気が向いたのなら、少しばかり、電車の音に耳を傾けてはいかがでしょうか?・・・やらないか、さすがに。


(掲出時追記)
 本文中に115系に関する記述がありましたが、当ブログではおなじみの、執筆から掲出までの長い長いタイムラグのため、状況が変わっています。
 群馬県域から115系は昨年姿を消しました。が、記事執筆時点ではまだ走っていたのです。その時差約2年。いや、2年以上ですね。
 なので、他にも今と当時とで違いがあるかもしれませんが、本文においては2017年1月時点の状況であることを念頭においていただきたく思います。