今も月は影響を与えている | 星の声、月のささやき

星の声、月のささやき

西洋占星術を行っています。きがついたこと、感じたことを書き綴っています。

土曜日、月曜日、水曜日の19時更新予定

S君は大学生時代にゲーム会社を立ち上げ起業を果たしました。
大学時代に酒屋さんのバイトをしたとき、
「絶対自分は雇われたら病む」と切実に感じ、元々得意だった創作の道で生きようと、あらゆることを試してみたそうです。
何十ものチャレンジをしているうちに同じ志の台湾人の方に声をかけられて、一緒に共同創作をしてゲームをリリース。
これが当たって遂に大学時代に起業を果たしたのです。

彼のホロスコープには風星座のグランドトリンがあります。

自分のホロスコープを生かした成功です。


現実主義の方なので占星術を伏せて聞いてみました。
「普通は大学に就職して、大きな会社に勤めてって言われるじゃない?
 自分でもその声に負けそうにならなかった?
 よく志を貫けたね」

「もちろんそれは思ったけど、それ以上に俺はそんな働き方はできないと思った。
酒屋でバイトした時にこれは絶対無理って…、それがモチベーションになって頑張れたと思う。

大学4年間しかチャンスがない、その中で結果を出すために必死だった。」

私は「月」を隠して聞いてみたわけですが、彼も当然のように月の声を聴いていたわけです。

↓これです
「普通は」
「常識で考えろ」
「お前に出来るわけがない」
「そんなことじゃ将来困るぞ」
「ちゃんとどこかに勤めて働け」
「エビデンスは?」
「それは逃げだ」
「負けるな」
「いい歳にもなって…」
「口先だけで全然だめだな」
「恥ずかしくないのか」
「誰もお前なんて相手にしない」


「俺なんか大したことはない、きっとほかの人もすごい能力持ってると思うけど、みんなあきらめて就職するしかないと思ってるんだろうね。
脚本のすごい才能ある奴がいたけど、親に医者になれって言われて医学部に入ったよ。
そんな友達が大勢いるけど、本当にもったいない、可哀そうだと思う。」
と言っていました。

 

最近の若い人は月から脱皮しているのか影響を受けてない人が多いとおっしゃる方がいますが、月は影響を与えなくなったわけではありません。

今の若い人だって月につかまっている人は本当に多いです。

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「魔」は不安から入り込んできます。
不安に駆られたとき、そこを入り口として「魔」が滑り込むのです。


もしも上記の赤い文字のような言葉が聞こえたら、それは騙そうとする悪魔(月)のささやきだとはねのける強さを持ちませんか。
その先にはもしかしたら周囲の期待をはるかに超える大きな成功があるかもしれないのです。