近年は、
『科学的根拠に基づいたトレーニング』
が推奨されています。
というよりは、それが前提となっています。
そこに異論は全くありません。
ただ、そこにわずかな違和感を覚えるのは、
それを盾に言い訳を正当化しようとする選手が少なからずいるということ。
挑戦、努力を怠る理由にするのはちょっと違うと思います。
嫌だから。
キツイから。
意味ないから。
それを前面に出すのみでは、
議論まで達しません。
私はサッカー選手と携わることが多い環境にいますが、
まれに耳にする、
試合での体力と
素走りでの体力は違う
という言葉。
凡そは理解できます。
ただ、なんとなくな主観ですけど、
ゲーム体力があるのに素走りの持久力がない選手はいますが、
素走りの持久力があってゲーム体力が乏しい人ってそんなんにいないような気もします。
これにはなんのエビデンスもなく、私の個人的主観です。
やはり、基礎体力はどのスポーツにも必須。
あるにこしたことはありません。
という話は今回どうでもよくて。
先日、私の携わるチームで、
クーパー走測定を行いました。
定期的に行っているものですが、
選手全体からはあまり嬉しくないもののようです(苦笑)。
ペアを組み、走る者と測定者となり、
12分間どれだけの距離を走れるか、という体力テストです。
その光景を見守った私の感想は、
感動した
その一言です。
例年はそこまで感情を揺さぶられるほどではなかったのですが、
今年のクーパーは最高でした!!
「ガンバレ!」
「前についてけ!」
「いける!いける!」
「ここからだ!」
「あと1分!」
「ラスト!負けんな!」
「諦めるな!」
ありきたりの言葉の羅列にも関わらず、
いつになく選手たちの脚はフル回転。
本気で応援する気持ちを伝え、
その本気を全力で受け止め、
最後の最後まで手を抜くことはなかった各選手。
あまりの感動に、涙こらえながら見届けたのはこれが初めてでした。
全員の測定を終えて私は思いました。
なるほど。
走り(素走り)ってのは、
メンタル
&
友情パワー
なんだな、ということ。
もうね。
指導者、科学者もある意味、開き直ればいいのです。
素走りの効果は、最大酸素摂取量がどうとか、下肢を動かし続ける筋持久力だとか、
素晴らしい研究結果は勿論前提として、
走り終えるまでの原動力に紛れもなく、
メンタル
&
友情パワー
が関与するのだということ。
私にはひしひしと伝わってきました。
特に友情パワーの方です。
やはり、チームスポーツの選手にとっては、
仲間の声が本当に心強い支えになります。
もちろん、個人競技の選手も然り。
仲間の声、声援には応えたくなります。
あとひと踏ん張りの力になります。
だって、仲間がそう声かけてくれるんだから!
測定後、コーチが珍しくそこを絶賛していました。
「チームみんなの雰囲気が、全員の記録の後押しをした」
科学的根拠。
大賛成です。
ですが、人類が文字・数字に表すことのできない未知のパワーだって世の中にたくさん存在するはずです。
私は断言します。
競技特性に直結するかに関わらず、
素走りというメニューは、
メンタル&友情パワーに大きく関与する、と。
はい。
申し訳ありませんが、
非科学的根拠に基づく圧倒的な主観です(苦笑)。
今年1年、
良いチームになるな、と確信しました。
結果が出るのはもうしばらく先の話ですね。
しっかりサポートしていきたいと思います!



