ふと思い出しました。

 

入院中にPTさんが言ってました。

 

あ、リハ中って40分あるんで、けっこうPTさんと世間話しするんです。

 

「今、人工股関節で入院してる患者さん、九州から来たみたいですよ。」

 

「マジで!?」

 

「はい。宮崎から。なんか宮崎県の先生が船整のオペ技術を研修に来て、それでパイプができたので紹介されて飛行機できたんですって。」

 

「スゲーな!!」

 

「いや、他県からわざわざ来る患者さんなんてザラにいますよ。さすがに九州はレアですが。」

 

さすが全国一の人工股関節の症例数を誇る船整!

 

受けた僕もなんか誇らしい!!

 

からの、

 

昨日、抜糸終わりました。

 

7か所も8か所も縫ってると、やっぱ「引っ張られてる感」があります。

 

それに何と言っても、かゆい!!!

 

糸を全部切って消毒すると、かゆみも一瞬で消え、引っ張られてる感からも解放されました。

 

今週は月・水・木・金と4回リハに行きました。

 

自分で腕を伸ばすのも怖いし、何ができて何ができないのかも分からない。

 

やっぱPTさんに補助してもらって、これ以上動かすと痛い、この角度はまだダメ。この方向には動かせない。

 

その動作確認は自分だけではできません。

 

そんな事を毎日通ってると日々の進歩も分かるし、脱力して手をPTさんが動かしてくれるので楽です。

 

自分の力で手を動かすには、普段は意識しない「筋肉の出力」が必要なんです。

 

その力み(リキミ)は痛みと直結してます。

 

術後間もないうちは。

 

でも一切力を入れず、脱力して人に動かしてもらうと痛みなく動かせるんです。

 

でもねー、これが術側の腕を動かすって実はとても怖い事なんです。

 

だからどうしても力が入っちゃう。

 

なもんで、僕のリハには「はいー!力抜いて下さい!」

 

「はいー!脱力!脱力!」という掛け声が飛び交います。

 

まぁ、人工股関節の時も感じたけど、本当にリハビリは大切です。

 

声を大にして言えます。

 

ま、記憶が薄らいでしまったのかもしれないけど、股関節の時よりも今回のほうがリハの重要性を感じています。

 

腕は、というか肩は360度回すけど、股関節の可動域はせまいからかなぁ?

 

回し蹴りでもしなけりゃあ、股関節を大きく回転させる機会なんてないし。

日常は歩くぐらいの可動域さえあれば不便はないし。

 

今できない事は、手を横。

左手を上。

手を後ろ。

って事はまだ何もできんやん・・・