今、船整はガラガラです。
人工股関節の時は2月だったので新年度までに治したい人が多かったのか満床でした。
で、今回もなかなか仕事休めない人がGW前に手術してGWの終了とともに退院。
って流れの人が多かったみたいで、今は4人部屋にだいたい1人か2人です。
僕の4人部屋は対角線に昨日、人工股関節の手術をした68歳のおじいさんと2人です。
お互いに名前と生年月日を1日何度も言わされるので、相手の年齢も分かっちゃいます。
からの、
僕の今回の痛みについて。
人工股関節の時はそりゃあ、痛くて大変でした。
個人差あり、全然痛くなく終わる人もいるそうですけど、僕は痛くなる条件が全て揃っていたので、激痛でした。
そして今回。
術前に麻酔医に言われました。
腱板断裂の手術後はかなり痛みます。と・・・
実はこの手術、まず首からブロック注射ならぬ、ブロック麻酔を左手に向かって流し込み、歯の麻酔した時みたいに触ってかすかに分かる程度、ドリルで削っても痛くない。
で、すっごい腫れてる感がある。
あの状態にし、さらに全身麻酔をかけていきます。
手術直後、ほっぺたパンパンして起こすけど、左手は感覚ない。
という状態を作る為です。
この効果は長く、オペ終了が昼の12時過ぎ。その晩の夜中2時ぐらいまで効くと言われていました。
でも9時消灯で、夜の11時にパチッと「今切れた!」という瞬間に目が覚めました。
肩から指先までズーーーンっと重くなるような痛み。
そのタイミングで夜の検温タイムでナースが来たので、その事を伝えました。
その時は飲み薬で「ロキソニン」と「トラムセット」の2種類。
点滴でも痛み止めをしていてMAXの状態。
それでもブロック麻酔が切れたら痛みがガツンっときました。
で、残る選択肢は一つ。座薬です。
ボルタレン座薬を入れ、朝には痛みはすっかり消えていました。
その後はなんと!2日目が一番痛いと言われていたのに無痛でした。
これにはナースも麻酔医もビックリしていて、夜中の鈍痛で「やっぱり来たか!」と、思っていた通りの流れできたので、翌日もかなり痛む想定。
でもオペ翌日は痛み止めのお世話になる事もなく、ナースからは処方通りにMAX痛み止めを飲んで下さいと言われたものの「痛くないのに飲む必要あります?」と聞いたら、麻酔医に聞きにいって、「痛くないなら別にいいよ」となり、普通に過ごしてました。
痛みがないので、午前リハで色々動かしたけど、それでも大丈夫。
そしてなんと!退院する時、ここまでできたらいいな。という着地点までいきなりできちゃいました。
でもさすがに午後リハで調子に乗ったらさすがに痛みだし、痛み止めを2種類飲みました。
この手術をしてここまで痛みがこない人は珍しい。と麻酔医、ナース、PTさんみんな驚いていました。
実は執刀医の先生からは日頃鍛えていたので、人より筋量があり回復が早いかも?とは言われてましたが、自分でもまさかここまでとは・・・
今もこの記事は両手で打ってます。
今の僕はこんな状態です。
大リーグボール養成ギブスってほどじゃありません。