私は「変わりたい」
心の中で荒れ狂う炎の暴れ馬が
ペガサスのように空高く駆け上がって行った。
時間が経つにつれて
空の雲が晴れるように、
私の心の空間が見えてきた。
時間がゆっくりと流れるのを感じる。
たとえ、仕事中であっても、
たとえ、自宅で日常を過ごしていても、
まるで
旅先のホテルで過ごしている感覚になっていた。
あれをしなければ
これをしなければ
何かをしなければ
「生きてる心地がしない」
好きなことをしなければ
自己肯定感を上げなければ
気分を明るく上げなければ
「自分は幸せになれない」
〇〇しなければ、〇〇なれない
そう思わせるような話、
もう、お腹いっぱいだ。
〇〇でなければ、〇〇しないと、
その感覚こそが
人、物、環境に主導権を持たせ
自分の力で生きることを放棄していた証
私は「変わりたい」
「もう何かをしようとしなくていい」
似たような経験
似たような感覚
世の中には確かにたくさんあるけれど
〇〇したからと言って
必ず自分も〇〇なる保証はどこにもない
必ず自分も同じ結果になるとは限らない
今度は自分に主導権があることを知り
今度は自分に主導権があることを認め
今度は自分に主導権があることを自覚して
そうぼんやり感じながら
ゆったり過ごしていると、、、
どこかで無くしたティアラが
現れた。
「ワタシをいちばん輝やかせてくれる
主人を探しに旅したけれど
ワタシはやっぱりアナタがいいの、、」
恥ずかしそうに
ティアラは語った。



