私が私である条件
そんなものなんてない。
私が私である基準
そんなものなんてない。
私が目指す理想の自分
そんなことすら何もない。
私は私であればいい
だってソリストなのだから。
人はいつも比較する
自分でない人たちや
過去の自分
気になり出したらキリがない。
誰かを見ては羨ましく思い
誰かと語っては嫉妬して
過去の自分の体重に戻そうとしてみたり
未来の自分を夢みては今の自分に腹立てる
世間の物差しは統計的で
標準範囲にいないと不安にさせられる
標準的でなくなったら
誰かに罰せられるのだろうか。
罰する誰かがいるのなら
その人物も比較思考で不安な毎日
私は誰にも負けないぐらい
比較の世界を味わってきた。
比較というご馳走は
次から次へと差し出され
テーブルいっぱい並べられ
食べても食べても尽きることなく
どんなに食べても満たされない
人は仮面をつけるのがお好き
私も数多くの仮面舞踏会で踊ってきたわ。
相手の好みそうな仮面をつけて
相手が望むダンスを踊る
相手が好むダンスを踊る
時には滑稽に
時には真面目に
時には愉快に
時には弱々しく
会社、学校、コミュニティ
ありとあらゆる舞踏会
家族間でも舞踏会
仮面をつけて欲求ダンス
頼まれないのにお節介ダンス
承認要求求愛ダンス
自分を強く見せたくて
自分を素敵に見せたくて
くるくる回って強がりダンス
「本当の私はこうなのよ!」
仮面を外して踊ったら
舞踏会から締め出し喰らう。
仮面の私、仮面のアナタ
お互い仮面で上手くいったとしても
仮面を外した素顔では
上手くいくとは限らない。
だから最初に言ったじゃない。
私が私でいることに
なんの条件も基準もいらないの。
仮面は仮想の世界を楽しむものであり
仮面を自分と勘違いしていないかしら。
何かと比較していては
いつまでたっても今を感じれない。
何かを追い求めていては
いつまでたっても満たされない。
ソリストは
どんな時でも「今」が0地点
過去も未来も理想もなく
今あるもので
何を感じられるのか
今あるもので
どれだけ創造できるのか
今、この瞬間
見える現実と創造のバランスを。








