平成最後なのでブログでも書こう。

僕は昭和54年生まれで、昭和という時代を9年しか生きていない。人生の31年間は平成を生きたわけだ。

昭和から平成に変わった時の事は鮮明に覚えている。
昭和天皇が崩御され、次の日に平成へと元号が変わった。たしか。
平成の最初の日、僕はおばあちゃんに連れられ皇居へ記帳に行った。
皇居に着くとおばあちゃんは、地べたに正座をし頭を深々と下げた。
明治生まれのおばあちゃんにとって、天皇陛下とはそういう存在だったのだ。
僕は幼心に衝撃を受け、
「これはとんでもない事が起こったんだ」
と感じた。

新元号を祝うというよりも、昭和へのノスタルジーに世間が包まれていた記憶がある。
だから今回の改元は、なんとなくお祝いムードというか、とても雰囲気がいい。
それがいいのか悪いのかわからないが、とにかく今日渋谷に集まってどんちゃん騒ぎするようなヤツはバカばっかりだ、ということだ。
おばあちゃんも天国で泣くだろう。

おばあちゃんは、明治、大正、昭和、平成と四つの元号を生きた。
僕は令和を生き抜いて、次の元号まで行けるだろうか。

平成は日本にとって戦争のない時代だったが、自然との戦いの時代だったと思う。
令和は、果たしてどんな時代になるだろう。


なぜか猫にピースする自分。