こんにちは
肩叩き券と足のマッサージ券を
渡したり
お小遣いを出し合って シャツを
プレゼントしたりしていました
しかし弟が高校生になると
父とあまり口をきかなくなり
それでも姉として
(私も父と口ケンカはしていましたが)
父と弟が繋がっていてほしい一心で
父へのプレゼントは
弟と買いに行っていました。
Yシャツとかネクタイとか。
あるときは将棋のファミコンソフトとか
なるべく弟主体に選んでもらって
照れながら ありがとう
とプレゼントを
受け取る父の顔はとても嬉しそうでした
弟はそっけない感じで
自分の部屋に直行していましたが
後でわたしが弟の部屋に行って
「お父さん 喜んどったね〜」
と言うと
「それはよかったわ」と
上から目線で
言っていました
その後 弟も大学生になり独り暮らしとなり
軽音部でドラムをやっていた弟
そちらが楽しくなりすぎたのと
バイトに多忙になりすぎ
留年してしまいました
父は当然めちゃくちゃ怒るのかなぁと
思っていたのですが
一言
「お父さんはお前を信じているからな」
その後は何も言わずでした
その言葉が弟の心にはグッときたらしく
そこから父への態度が変わり
いい親子関係に戻りました。
それから数年後に 父は病で
闘病生活をおくることに
なったのですが
闘病している父から
弟は本気で頑張ることを
学んだようです。
私も子育て中で悩んでいた頃
でしたが
父の姿 そして看病をする母の姿
それをサポートしてくれる親戚や
昔からの知り合いの温かいお心から
たくさん 学ばせてもらいました。
父が残してくれた心
父の後ろ姿
大切な財産です。
父が旅立って
今でも寂しさはありますが
年数が経つほどに
近くで見守ってくれている
感覚があります。
父の為にも笑顔で過ごさないと
うちの息子たちも
父親である主人が病をしてから
何かを感じていることは
伝わってきます。
身近なお手本である父親の姿
そこから何か学んでくれたら
と思います。
数年後でも数十年後でも
今伝わらない大切なことが
伝わる時がくると信じて
今日は主人の父も私の父も好きだった
お蕎麦を霊前にお供えして
食べようと思います


