その年、コロナが大流行した。

自然と、人と会う機会が減って。

まーくんとも会わなくなった。

連絡も少なくなった。

年末、一緒に過ごしてたお店が閉店して。

大晦日、一緒に過ごせなくなった。

「今年、年越ししないんだってー。」

メールを送ると、

「マジか💦残念💧」

とだけ、返事が来た。

心がちくっとしたけど。

モヤモヤしたまま、家で年越しをした。

まーくんと会うと、いつもと変わらず優しかった。

私はいつものように、好きな人の話をした。

相変わらずまーくんは親身になって聞いてくれた。


いつものように年越しをして、初詣をして、おみくじ引いて、今年もよろしくって言って、いつものように実家に帰った。

毎年一緒に過ごしていた大晦日。

珍しくまーくんからお誘いがあった。

「温泉行ってから居酒屋行かん?」

でも、その日に限ってお風呂に入ったばっかりだった。

「えー、さっきお風呂入ったばっかだし。それに今おせち作ってるから、お風呂はお家で入っててよ。夜迎えに行くねー。」

まーくんはちょっと不服そうだったけど、私は忙しかったこともあって、そそくさと電話を切った。