本当は、朝早く出発して遊びたいからって。

朝6時に出発することにしてた。

でも。

2時過ぎまで起きてたから、起きたのは6時50分。

スマホ…!!

急いでスマホを見る。

着信は、ない。

なんで?

長崎行かないの?

どこにいるの?

何してるの?

寝ぼけたまま、電話をかける。

…出ない。

どうしよう。

どうしよう。

家に行ってみる?

こんなに朝早く?

帰ってなかったら?

いろんな思いが頭をグルグル回る。

…ダメだ。

目を覚まそう。

熱いシャワーを浴びた。

12時を数分過ぎた頃。

まーくんに電話をした。

でも。

何回鳴らしても出ない。

出るって言ってたのにな。

スマートウォッチあるから気づくでしょ、って言ってたのにな。

しつこくかけてって、最悪でもかけ直すから、って言ってたのにな。

急に不安になる。

友だちと別れてから、またかけてみる。

出ない。

家に帰って、またかけてみる。

出ない。

寝る前。

出ない…。

どうしようもない不安が心を覆う。

でも、もう寝なきゃ。

必死で目をつぶった。

小学校の時からの仲良し4人組で久しぶりに集まった日。

話題はもちろん、まーくんとハウステンボスに行く話。

「絶対好きでしょ!」

「いや…でもまだ何も言われてないし…ていうか、もう何年も何十年もこのままだし…」

「押し倒しちゃえ!」

「いやいやいやいや…」

私以外みんな結婚してるから、みんな流石に押しが強い。

押し倒そうとかは流石に思わなかったけど。

でも、このまま自分の思いを伝えずに我慢できるかは、自信がなくなってきていた。