イギリス人の得意技。


日々の生活と仕事の中で、どれだけこれに苦しめられている事か。。。


その1“無視”。


特に私の仕事の場合電話とメールがほとんどだけれど、メールを送ると同時に留守電にもメールを送った旨いれる。一応こういう場合は急ぎなんですが。。。


返事は。。。こない。いらいら。もう一度在宅していそうな夜をねらって電話。本人がつかまらないとメッセージを残す。いらいら。

やっと用件を伝える。返事待ち。いらいらいら。


メールのみで用件を伝えるときもある。結構すぐにメールの返事が来る場合もあるが、やりとりしている間に自分に都合が悪くなると返事が来なくなる。無視。

または、NOとはっきり言えない時に返事が来なくなる。



無視することで察しろということなのだ。

白黒はっきりつけたい日本人の私。または、仕事なので白黒つけなければいけない場合もある。



NoならNoでいいから返事くらい頂戴!



その2“忍法たらい回しの術”



これが出たらお手上げだ。いくら普段穏やかな私(誰が?)でも、電話を叩ききっている。


銀行に電話した時のこと。会社の口座はビジネスアカウントなので、アクセスするにはパスワードが必要になる。


1人目―支店名(ソートコード)、口座番号、パスワードを告げる私。

“あなたのパスワードは無効になっております(いつの間に?)。新しくパスワードをつくってください。その係りに回します。”


2人目―支店名(ソートコード)、口座番号、パスワードを告げる私。

“パスワードを新しく作りなおします。新しいパスワードをお考え下さい”

パスワード無事通過。用件を言う。

“担当者にお回しします。”


3人目―支店名(ソートコード)、口座番号、新しいパスワードを告げる私。

“パスワードをもう一度お願いします。”“支店名をもう一度”“パスワードの2文字目と5文字目はなんですか?”“別の係りにお回し。。。”


このあたりで確か電話を叩ききったように記憶している。


4人目はもうごめん。そのたびに長い長いソートコード、口座番号、新しいパスワードを告げているのだ。しかも相手は恐縮するということがない。


“まことに申し訳ありませんが、もう一度~”などと言うはずもない。

淡々と、事務的に聞いてくるだけだ。


結局用件はなんだったのかというと、振込みが日本からあった場合に手紙を送ってほしいと言うだけのこと。いつも送ってきているのがここのところ送ってきたりこなかったりするのだ。多分その係りの人が覚えているかどうかによるのだろう。


こんな用件ですら、イギリスでは3人かかっても出来ないのだ。どれだけレベルの低い国かわかっていただけるかしら?


電話を叩ききったあとで、即クレームのレターを書く。

“なんなの、この最低のサービスは”“客をなめているのかあ”“日本ではこういうことは絶対おきない”



もちろん、返事はない。お得意の“無視”が出たア。








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