イギリス人は動物好きなので、犬か猫を飼っている家が多い。



犬は大型犬(ゴールデンレトリバーやラヴラドール)か子犬(テリア類)を室内で飼っている場合が多いのですが、きちんとしつけをされているので吠えることはありません。



でも犬は散歩が大変なので、その点気軽な猫を飼っている家の方が多い。



動物がいると、毛が抜けたり汚れた足で歩き回るので掃除をこまめにしないといけないのですが(私も猫を飼っているので掃除が大変)、イギリス人はあまり気にしない人が多い。家に一歩入った途端、“犬がいるな”、とか、“猫がいる”、と気づいてしまう(つまり動物のにおいがしたり毛が落ちている)場合があるので、動物が苦手な人でなくても、こういう家にホームステイをするのはつらいでしょう。



臭いや毛の問題以上に問題なのが、蚤とダニ。蚤対策をきっちりしないとさされまくられるはめになります。特にイギリスの家は廊下からバスルームからカーペットを引き詰めている家が多い(しかも恐ろしく古くて一体何年物?という上を土足で歩く)ので、蚤や虫が発生しやすいのです。



猫を飼っているせいもあって、イギリスに来てから私は蚤や何かわからない虫にさされることが多くなりました。



しかもさされるのは決まって私。夫は私の10分の1くらいしかさされない。

血や肌が違うせいなのかな。。。



ホームステイ先でも、さされるのは生徒のほうです。その家のオーナーは決してさされない。免疫がついているせいなのかもしれない。



もう随分前の話だけれど、私の友人のBちゃんがうちの近所でホームステイをしていました。ホストファミリーは奥さんと娘さんの2人暮らしで、Bちゃんともう一人学生が滞在していましたが、とても良いファミリーでBちゃんはものすごくその家が気に入っていました。



ところが、問題発生。猫がいたのです。



Bちゃんは猫アレルギーではないので初めは気にしていませんでした。が、ある日寒かったので毛布を借りたところ、その毛布に蚤がついていたらしく、その日からBちゃんの部屋は蚤だらけになってしまいました。いくらスプレーしても、蚤取り対策をしても、効果なし。Bちゃんは全身さされまくって、1ヶ月ほど悩んだあげく、そのホームステイ先を出て大学の寮に移ることにしました。

不思議なことにさされたのはBちゃんだけで、ホストファミリーももう一人の学生さんも、全然さされなかったそうです。



もう一人、悲惨な例。



日本から語学留学を申し込んだ女性Rさんは、強烈な猫アレルギーでした。

ネコにさわらなくても、同じ家にいるだけで症状が出てしまいます。

当然ホームステイの申し込みも、猫のいない家庭を希望。ところが、時期が悪かった。クリスマス前だったためホームステイ先がなかなか見つからず、学校側も必死でさがしてくれたのですが、探している間にこの女性が猫アレルギーだった事を忘れてしまったみたいです。“やっと見つかったー”と学校側も私も大喜びして、到着したRさんを連れて行きました。ホストファミリーも良い方たちで、やれやれと思った瞬間、猫が目の前を横切った時の驚き。。。ゲ、ネコ。。。( ̄□ ̄;)!!



“とりあえず、1日様子を見て。。。”



しかしRさんは1日にして猫アレルギーの症状が出てしまい、泣く泣くホームステイを変更するはめになりました。



ネコアレルギーの方には、イギリスは向いていないかもというお話でした



イギリスでホームステイしませんか。-ピクソル
うちのネコ、ピクソル。ねずみをとってくるのはお願いだからやめてね。




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