イギリスは階級社会だと言われています。



労働者階級(ワーキングクラス)、中流階級(下~上)、上流階級。



労働者階級は、失業者~肉体労働者、工場勤務などあまり稼ぎが良いとはいえない職についている人たち。福祉に頼っているシングルマザーや年金生活のおばあちゃんなどもここに入ります。



中流階級は主にホワイトカラーの人達。収入によって下~上に分かれます。



そして上流階級は皇族、貴族や昔からのお金持ちの人たちです。




ワーキングクラスとミドルクラスの下の境は結構あいまいですが、典型的なワーキングクラスの人たちにはいくつか特徴があります。



· 太っている(ジャンクフードばかり食べているため)



· タトゥー(いれずみ)がある



· 女性は安物ゴールドのイヤリングや指輪、ネックレスをいっぱいつけている。



· タバコを吸う



· 英語がなまっている&スラング連発&Fワードを使う



· 公営住宅(カウンシルフラット)に住んでいる



· 子だくさん




日本でイギリスのイメージとして語られているもの(レイディス&ジェントルマンの国、午後は優雅にアフタヌーンティー)は、英国上流階級の人々の生活です。そしてそれは決してホームステイなどで体験できるものではないのです。




私が地元で英語レッスンつきのホストファミリーを探す場合、中流階級の中~上あたりをターゲットにしています。




しかし語学学校へ留学した場合の受入れホストファミリーのほとんどがワーキングクラス~中流の下です。つまり、ほとんどの留学生が気づかぬうちに英国ワーキングクラスの生活を体験しているのです。





もちろんワーキングクラス~中の下のホストファミリーが悪いわけではありませんし暖かい人たちもいっぱいいますが、生活の仕方に特徴があるわけです。





一般的にイギリス人は食に関心が薄い国民で、同じものを毎日食べても全然平気です。料理も最低限のことしかしませんし、1週間に3,4回テイクアウトしている人たちも。

カロリーのことも、栄養のことも、まったく関心がありません。野菜もほとんど食べません。イギリスはアメリカについで世界肥満大国第2位です。

そして、この傾向は階級が下の人々ほど顕著で、上にあがるにつれヘルシー思考になっていきます。




ホームステイ先で冷凍食品かジャンクフードしか出てこない理由がわかりましたか?


もちろん例外もいっぱいありますので、念のため。




できれば意識して野菜をとらないと、留学中に太ってしまいますよ~。

(私の友達は1年で10キロ太った)






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