「ロンドンの投資ファンドのマネージャーが言った。「ブタの貯金箱のように、日本の会社にはありあまる現金がたまっている。」そう、ついこの間まで、キャシュをためこむ会社は、プロレスの悪役のようなものだった。意味のある投資に回せないなら配当で株主に返すべきだ、それができない経営者は株式会社の何たるかを分かっていない、との批判が日本を席巻した。」(朝日新聞より引用)    サブプライムローン・ショックに端を発し、9月15日にリーマン・ブラザースが経営破たんし、リスクを分散化した証券化システムは崩壊。今でも、どこまで悪化するのか、誰もわかっていないのです。(トヨタは、59年ぶりの赤字で、先の見通し(生産計画)がたたないのが実情のようです。)つまり、米国の金融市場主義を追ったり、グローバル化を進めた企業ほど、今、大きな痛手をおっているのです。今年、今までの経済の常識が一変して、非常識になったとでも言えるでしょう。いまや合言葉は「キャッシュこそ王様」。なるべくたくさんの現金を手元に持つことが、各国の企業の死活問題との事です。今年は激動の1年であり、安定や確かなものがいかに幻か思い知らされました。リストラは、いきなりやってくるものであり、私もひとごとでは、ありません。ですから、来年は底値がつき、一刻も早く景気が持ち直して欲しいものです。(後、日本のセーフティネットが、これほど疲弊しているとは。こちらも急がれます。)
「多くの過ちを僕もしたように
 愛するこの国も
 戻れない もう戻れない
 あの人がそのたびに
 許してきたように
 僕はこの国の明日をまた想う
 ひろい空よ僕らは今どこにいる
 頼るもの何もない
 あの頃へ還りたい」

 (作詞:小田和正 作曲:小田和正 「生まれ来る子供たちのために」より引用)

もう、28年も前の曲なのですが、去年の11月、発売された「自己ベスト2」に収録されてます。今、聴くと、この歌詞はかなり切実に重く迫ってきます。色あせるどころか、一層、メッセージ性は、強くなってきていると思います。

追記:
圧倒的に女性ファンが多い小田和正氏ですが、団塊の世代でアルバムがトップセールス、しかも、この路線をいくつになっても貫く姿勢には、共感し勇気づけられます。ここ2年ほどの隠れ小田ファンとして。

Bank Band(桜井和寿氏)が歌ってます。
http://jp.youtube.com/watch?v=IW-UdPVuouQ
今日は、日頃、回りきれてない作業を意欲的にこなしました。特に年末とお盆前は、草むしりをするのです。本当は、こういう作業は逃げていたのですが、両親も、かなり高齢になりましたので、ここ2、3年から引き継ぐ事に。雑草も、お盆前は、ワサワサと茂っているのですが、年末は、背丈は、低いものの地面に根をはっていて、なかなか苦労します。雑草も命と考えると、引き抜いて回るのは、自然界のなりゆきに反するなんて、思いつつも、やりべき事として無心になって1時間半ほど、集中して作業しました。目線を上げると、いつの間にか、薄いブルーの空に、淡い、引っかいたような雲が、沈みかけた日を浴びて輝いてました。
本当に言いたい事は、いろいろな事情で、言う訳にはいかない。
そんなことが、年とるほどに増えてくる。
それは、相手を傷つけるからか、いや、自分が傷つくのを恐れている臆病者だ。
集団の中でも、角をたてない、目立たないように努める自分がいる。
そう言えば、「王様の耳はロバの耳」という話があった。
自分も、穴を掘って、「王様の耳はロバの耳!」と叫んだら、どんなにすっきりすることか。...
「引退のとき、「人生を80年とすると、尚子の人生はまだ半分もたっていない。時間にたとえると午前11時」と言ってくれました。「あったかい言葉をありがとう」と父に電話したら、「もう僕たちの時間は午後11時半だから」なんて言われちゃって。元気ですけど、大食漢でたばこを吸うし。ものすごく心配です。体は大事にしてほしいですね。」(朝日新聞より引用)    高橋尚子さんは、10月にマラソンランナーとして、現役引退をされましたが、人生のターニングポイントで、親からのなにがない言葉が胸に残る事って、確かにわかります。この父と娘の会話は、心が暖まります。でも、このお父様の一言、切ないなぁと胸にちょっとしみました。