(2009.6.18.加筆しました。)
「北米、中南米、アジア、中東、アフリカ、欧州など世界52カ国、53600人を対象に「JAPAN」をテーマにした大規模な国際アンケート調査をギャラップ社の協力のもと行った(2008年12月~2009年1月実施)。」(プロジェクトJAPANより引用) 平和に必要なものとして、1番多い回答が「教育の普及」、2番目に「貧困、飢餓の撲滅」という個人々に関わる事柄が多かったとのことです。ただ、紛争が絶えない中東、アフリカでは、「軍事力の強化」が、やはり多いです。日本はどのような貢献を期待されているのかということが、テーマでした。日本には、憲法第9条があります。これは、日本だけでなく、平和を願う人々にとっては、もっとも理想とするところです。しかし、現実に起きている紛争やテロに、どう対応すべきなのでしょう。ブトロス=ガリ元国連事務総長は、次のようにコメントされてました。「国家の安全保障と、人間の安全保障とは、同じように感じやすいが、実は、かなり性格が異なる。国家の安全保障は、国家の主権と統治の問題であり、しばしば戦争で勝ちとろうとするものである。その場合、国民は犠牲を強いられる。人間の安全保障は、飢餓や貧困からの脱出であったり、心身ともに健全に生きていけることであり、例えば、国境を超えてくる難民問題が顕著な問題である。日本は、日米安全保障が、前面にでてくるため、この国家のと、人間のといった側面が混沌としている場合が多いが、もっと、世界の紛争に関心をもち、明確な意見(アメリカに考慮するものではなく)と実行を行うべきだ。」国連は、各国のナショナリズムを超えて平和に貢献しようとしていますが、まだ、グローバルな平和を受け入れるまで熟成していないため、世界の紛争を抑えられずにいます。(国際連合軍の維持の困難。)その根本には、中東やアフリカで紛争がおきても、私たちには、関係ない、関わりあいたくないという考えが大勢を占めているためです。そこに印象的な言葉がありました。韓国の知識人であるハン.ホング教授の言葉です。「一人一人が、「痛い人が痛いと言うことを守り、痛くないようにしていくこと。人の痛みを自分のこととして感じること。」そういう平和感を学ぶことが重要である。」と説いていました。
プロジェクトJAPAN
http://www.nhk.or.jp/japan/program/prg_090404_1.html
日本国憲法 第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。