激しい雨脚は、私の足元を一気に流していく。
でも、そんなことは、どうでもよかった。
なぜ、君は何も言わずに、勝手な行動をとるのだ。
心の中で、ぶつぶつと煮え切らなかった。

そうこうしているうちに、小雨になったかと思うと、
夏の日差しが、雨雲の間から、割って差し込んできた。
君は、まぶしそうに手をかざしながら、
赤になりかかった信号に、駆け込んできた。
鮮やかだった、あの日ことが、一瞬、よみがえった。
濡れた路上から、水蒸気が巻き返し、夏の匂いがした。
「世を去って60年以上経つにもかかわらず、太宰治の作品群は現代の若者層に異様なほどの人気を誇っている。特に教育関係者が驚くのは、中高生の読書感想文に、教育現場では敬遠されがちの『人間失格』が圧倒的に多いこと。出版部数も前年比550%、多くが10代20代の若者である。背景には「時代の空気に違和感をおぼえた若者たちの共感を呼んでいる」ことや「句読点を多用するブログに似た太宰文学が受け入れられやすい」などの理由があるという。」(クローズアップ現代6月22日より引用)    太宰治生誕100年ということで、本屋でも脚光を浴びてます。私は、太宰治作品には、あまりいいイメージを持ってなくて、退廃的なマイナス面の固定観念があり、じっくり付き合おうとしてこなかったのです。そこで、本屋で手はじめに「文豪ナビ太宰治」を買ったのですが、まずは、読まなくて、何も語れません。さらに2冊ほど購入しました。重松清氏の興味ひくコメントがありました。以下、引用です。「他人の目が気になってしかたないひと。過去の失敗を思い出しては頭を抱え込んでしまうひと。...一人でいると寂しいのに、友だちのことがときどきうっとうしくなるひと、...前を向いたままあとずさりするひと。生きているのが少しつらくなったひと。でも死にたくないひと。...でも自分は世界でたった一人のかけがえのない存在だと信じたいひと。--要するに、ぼくたちみんな。太宰治を読もう。ここには「ぼくたち」がいる。セコくて、自意識過剰で、周囲から浮いてしまうことを警戒しながらも他人とはひと味違う自分でありたくて、なのにそれがうまくいかずに落ち込んだりスネたりしている、そんな「ぼくたち」が太宰治の小説には満載なのだ。」(「文豪ナビ太宰治 ダザイくんの手招き」より重松清)

クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/
今日は、会社で嬉しいことがありました。最近、うちの部署の書記さんが、交代したのですが、新しく異動になったその方は、まだ仕事になれないのか、苦労されてます。それで、何か見つけては、さりげなく、褒めていたのですが、そんな時に、その新しい書記さんは、気をよくしてか、たてたコーヒーをいただいたりしてました。そしたら、なんと、「手作りですが、濃厚な味ですよ。」と手作りのチーズケーキと、おいしく、たてたコーヒーが。...(もちろん、私だけでなく、周りの方々に配ってました。)感激しました。入社以来、ここまでする書記さんには、出会ったことがありません。「すっごく、おいしかったですー。」と言ったら、今度は、素敵な笑顔をいただきました。重苦しい社内が、一瞬、明るくなりました。明るい話題のない毎日でしたが、長く耐えていると、こんなこともあるのです。
「一応、日本郵政の社長人事問題が決着したそうだ。大臣の更迭にまで及んだ今回の結末は西川善文社長の減俸だという。まさに政治決着。大臣を辞めさせたのだから、社長が何もなしでは済まされないという、純和風な落としどころに見える。なぜ西川社長が減俸になるのかさっぱり理解できない。郵政会社の人事問題はもともと、これほど大きな政治問題ではないはずであった。財界の重鎮で構成された人事指名委員会が設けられており、そこで続投となったのだから、その後に総務相が介入する余地はない。...かんぽの宿問題が、本当に問題であったかどうかは、はなはだ疑問である。民間の常識でいえば、いくらお金をかけて作ったものでも今現在の収益力がない、大きな赤字の事業であれば、価値はほとんどないのが原則である。それをビジネスをよく知らない人々、特に政治家の方々が、プロセスが不透明だとかなんとか騒いでいらっしゃる。」(NIKKEI IT+PLUS 夏野剛氏のネオ・ジャパネスク論より引用)     かんぽの宿の赤字垂れ流し問題の原因は、総務省(旧郵政省)のマネジメントに問題があったからです。民意は小泉元首相の進めた郵政民営化に賛成した。そして、その世論を見越して選挙を戦った自民党は与党になりえた訳です。一旦、改革する方向に向かっていた自民党は、また郵政族、道路族と、官僚政治に後戻りしようとしてます。そこに、今回の西川社長の処遇問題です。西川社長が悪人のように言われてますが、この記事を読まれると、隠れた事実がみえてきます。だから、郵政民営化はやるべきでなかったと今になって皆が言い出すのは、無責任だと思います。(不景気が、落ち着くまでの救済は必要でしょうが、多くの問題を次世代に先延ばしてはいけないと、一人一人が感じないと、誤った政権がまたできてしまいます。)

NIKKEI IT+PLUS
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT33000025062009&landing=Next
FMラジオでも、マイケル・ジャクソンの曲がよく流れてました。「世界で最も有名で、世界で最も孤独だったエンターテーナー」であり、「亡くなって、気づく彼の偉大さは、ジョン・レノン並だ。」と報じられてました。体がボロボロになっても、最後の最後まで、マイケル・ジャクソンであり続けた姿勢は、痛々しくもあり、良き理解者の支えがあったら、こんなことにはならなかっただろうと残念だったり、いろいろ思ってしまいました。以下、引用です。
「“キング・オブ・ポップ”と称された米人気歌手マイケル・ジャクソンが25日、ロサンゼルスの自宅で倒れ、死去した。50歳。国内外の著名人がマイケルへ追悼のメッセージを寄せた。◆マドンナ「世界は偉大な人物の一人を失ったが、彼の音楽は永遠に生き続ける。悲しいニュースに涙が止まらない」◆クインシー・ジョーンズ「わたしは今日、弟を失った。魂の一部が彼とともに消えた」(YAHOO!ニュースより引用)

「テレビの全米ニュースは、ジャクソンさんの死去から一夜明けた26日も、ほとんどの時間をこの話題に割きました。前夜に放送された三大ネットワークの特別番組は、全米で2000万人以上が視聴。新聞各紙も朝刊一面に、ジャクソンさんの写真を掲載しました。ハリウッドのチャイニーズシアターの前。歩道の上にマイケル・ジャクソンさんの名前が刻まれているところでは、多くの花が手向けられ、ファンが長い列をつくっています。「彼に尊敬の意を示すため、今日ここに来ました。とても悲しいです。私たちみんな彼に大きな影響を受けてきました」(ファンの女性)」(TBS Newsより引用)

YAHOO!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090627-00000001-dal-ent

TBS News
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090627/20090627-00000027-jnn-int.html

「私の名前をただ呼んでください。そうすれば、私はそこにいます。」と救世主を求めるかのように歌っている「I'll Be There」、泣けます。

I'll Be There Michael Jackson & The Jacksons
http://www.youtube.com/watch?v=FcN-oxpV-Sw&feature=related

I'll Be There Jackson 5
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ehal1eUG1jk&feature=related