「明日死ぬとしたら、
 生き方が変わるんですか?

 あなたの今の生き方は、
 どれくらい生きるつもりの
 生き方なんですか?」
 (あるブログからの引用)

朝日新聞の「おやじのせなか」にも、似たような記事がありました。こういう文章を読むとはっとさせられます。漫然と生きている自分、いつも不平不満ばかり言っている自分ですから。この命題に答えはありません。ただ、命に限りがあること、そして、それがいつなのかわからないと言う不確かなことだけです。
今日、辻井伸行氏の国際ピアノコンクール優勝までの20日間の記録が、再放送で流れてました。偶然ですが、目にハンディを持つ方の志の高さを、またも学びました。ニュースにもなった有名な話題ですが、振り返って審査の現場や、厳しい練習風景に圧倒されました。「6月7日、ピアニスト辻井伸行(20)のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝のニュースは日本中に大反響を巻き起こした。権威ある国際コンクールでの優勝は日本人初と同時に全盲のハンディを乗り越えての快挙に日本中が沸き立った。アメリカテキサスで行われた20日間に渡る辻井さんの挑戦を最初から最後までそばでずっと記録し続けた一人のアメリカ人がいた。ピーター・ローゼン。...ローゼン氏のカメラは辻井さんのテキサス到着から、過酷なコンクールの舞台裏、そして辻井さんが栄光を勝ち取るまでの20日間をすべて記録している。...これまでカメラが入ったことのない審査の現場、共演するオーケストラと指揮者との行き詰まるやりとりなど辻井さんがいかに厳しいコンクールを勝ち抜いたのかが改めて伝わってくる。」(第296回 ピアニストの贈り物 ~辻井伸行・コンクール20日間の記録~より引用)    全盲である辻井氏は、楽譜を読むことができません。録音された楽曲から、頭の中で楽譜を起して、すべてマスターするという超人的な才能と、ひたむきな努力から成り立っているのです。協奏曲では他の演奏家とのコラボレーションとしての協調性が要求されます。特に指揮者とのやりとりは重要ですが、辻井氏には指揮者の姿が見えない。途方にくれた指揮者の方に、辻井氏は提案します。指揮者の方の息づかいでタイミングをとりますと。その指揮者の方は、かなり驚かれてました。辻井氏の聴力は、他の誰よりも優れているのです。そして、毎日、10時間以上の練習も辛くはないと軽く答えられてました。最後まで完璧に弾くだけでなく、その先にある心のあり方まで問われる厳しい審査を乗り越えて優勝!!熱くなりました。

第296回 ピアニストの贈り物 ~辻井伸行・コンクール20日間の記録~
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html

リストの「ラ・カンパネルラ」を弾く辻井伸行氏
http://www.youtube.com/watch?v=X9MlN-ZudKo&feature=related
「研究者・浅川が取り組むのは、視覚障害者や高齢者、また貧困などによって学校へ通えず、字の読めない人たちであっても、IT技術によって、さまざまな情報を簡単に手に入れられるようにする、いわばITのバリアフリーの研究だ。ホームページを音声で読み上げるソフトウェアの開発など、画期的な技術を次々に世界へ発信し続けている。」(プロフェッショナルより引用)   浅川智恵子氏は、Webページのアクセシビリティーの向上ならびにインターネットのバリアフリーへの貢献が高く評価され、去年の6月にIBMの最高技術職であるIBMフェロー(日本からは3人目)を取得されました。でも、それまでの過程は、とても厳しかったとのこと。14歳の時、事故で突然の失明。それからは制約のある生活の中で、いくつもの壁を乗り越えてこられた淺川氏。「誰もが能力を発揮できる社会であって欲しい。」との強い想いは、健常者には理解の及ばない、とてつもない必然性からくる意志かもしれません。「苦しいと思えるまで突き詰めたら、道は開ける。」この言葉は、本当に実践している人にしか言えません。頭が下がります。

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100112/index.html
上司が不在な日に限って、お上から、質問攻めにあったり、苦情係になったりといろいろ重なるものです。(こんな、仕事、やってられるかー。と言いそうになるのを、ぐっと抑えて。食べていくためにも。)でも、こんな自分でも、なんとか、やりこなしました。
だから、今日を乗り越えたならば、明日も大丈夫。
確信を持っているという意味ではなく、深夜のおまじないです。
「今もっとも“型破り”な華道家の一人、前野博紀。東京ミッドタウンで製作した高さ8mの巨大な桜の装飾や、東京・護国寺の境内を花が咲き乱れるかのように装飾した個展などで注目を集め、彼の元には名だたるホテルやパブリックスペースなどからの依頼が相次いでいる。」(トップランナーより引用)    華道は、切花でなりたっていますが、花の命を断ち切って、再びに水に返すこと。そういう意味では業が深いと言われてましたが、私が華道に近寄りがたいのは、この点であり、また同時に潔い美しさにひかれるわけです。前野博紀氏は、ホテルマン、そしてビジネスインストラクターと転職され、偶然の華道との出会いがあり。高給だった仕事を断ち切って、30歳の時、花屋のアルバイトをしながら、華道を学んだとのことです。遠回りしてたどり着いた天職ですが、今の前野氏の姿は、その生き様にあるのだと感じました。以下、気になった名言。「型がなければ、型なしになる。型にこだわれば、型ぶつになる。」、「やりたいことがあるならば、ためらわずノックをすること。断られても、ノックをし続けること。」

トップランナー
http://www.nhk.or.jp/tr/2009album/100108.html