君が自由闊達でいられるならば、何も言わず見守ること。
でも、その自分の心に懐疑的になりつつも、忍ぶ気持ちが肝要。

楽な方向に逃げているのだろうか。いや、そうではない。
はっきり君に言ってしまうと、壊れてしまうこともあるのだ。
だったら、そのまま何も言わずに、いまの状況のままで、うまくいっていると信じることを
選ぶことにした。

なにかの拍子に、頭の中でまわった言葉を少し整理してみました。
特に身内には、このぐらいの寛容さが丁度よいだと実感したのでした。
「閣内対立が生じている郵政改革案を巡り、菅直人副総理兼財務相と亀井静香金融・郵政担当相(国民新党代表)が28日の民放番組で言い争う一幕があった。....亀井氏が「首相からは全然(苦情の)電話がない。菅さんにも全部申し上げた」と発言すると、菅氏は「首相が言うことが首相の認識」と反論し、「私は数字は聞いてません」とかみついた。これに亀井氏は「申し上げたじゃないか」「あなたの耳が悪いんだよ」とむきになった。」(毎日jp 2010年3月28日より引用)  「政府は30日、郵政改革を巡る閣僚懇談会を開き、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額を現行の倍の2000万円に引き上げることを柱とした亀井静香金融・郵政担当相(国民新党代表)の改革案で決着した。かんぽ生命保険の加入限度額を1300万円から2500万円に引き上げることも決まった。....仙谷氏は30日夜、「閣内にいるんだもん」と語り、渋々首相に従う姿勢を示したが、「今の(改革案の)限度額なら、地方の中小金融機関、ひいては地方経済にいい影響をもたらさない」と不満をにじませた。」(毎日jp 2010年3月30日より引用)  「鳩山由紀夫首相は31日午前、05年衆院選の際に民主党が郵便貯金の預け入れ限度額を500万円と主張していたことについて「5年前の話だ。その時は国の関与が極めて大きく、限度額は大いに下げるべきだとなった」と記者団に説明。郵政改革案でゆうちょ銀行の預け入れ限度額を2000万円に引き上げる理由として、民営化によって国の関与が減ることを挙げた。」(毎日jp 2010年3月31日より引用)    なんだか、参院選をにらみ郵政票をとりまとめたい国民新党がイニシアティブをとっているようです。声の大きい人が勝ちにいってます。郵貯が日本の赤字国債を買い支える仕組み、粛々と進行中です。(私は、2年前に、ゆうちょ口座を作ったばかりですが、どうしたものか。)(しずかさん、名前に反して、大暴れです。)

毎日jp 2010年3月28日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100329k0000m010056000c.html
毎日jp 2010年3月30日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100331k0000m010083000c.html
毎日jp 2010年3月31日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100331k0000e010053000c.html
「妖しくも男らしいルックスを武器に、悪役やアウトローといった“ワケ有り”役を数多く演じてきた北村。犯罪者、極道、ホスト…。妖艶かつ鬼気迫る演技は、一度見たら忘れられないインパクトを見る者に与える。1990年俳優デビュー。長い下積み時代から、ストイックな役作りと高い演技力で独特の地位を築いてきた。去年、大河ドラマ『天地人』の上杉景勝役でさらなる新境地を切り開いた北村に、演技にかける思いを聞く。」(トップランナーより引用)    寡黙な上杉景勝役で知った俳優さんですが、どうもそのイメージから抜け出せなかったのです。しかし、北村一輝さんの取り組む姿勢が、今回わかりました。怪優もしくは個性派俳優と評される事も多く、いかなる役も準備万端で臨む姿を職人的と称する声も高いとのことです。以下ストイックな言葉が並びます。「いつも、自分を否定していたい。というか、固まりたくない。」演ずることとはとの質問に、「仕事です。」と言われ、次にように補足されました。「厳しいプロの世界でやっているから、仕事だと言いたい。好きなだけでは、すまされない世界。」かっこいい男とは、「負けても笑っている人」これも、次にように補足です。つまり、「スランプの時でも、そのぐらいの余裕をもっていたいということです。」

トップランナー
http://www.nhk.or.jp/tr/2009album/100219.html
春一番と言っては遅すぎる突風が吹き抜けた。そして、横殴りの雨が断続的に降る中、ぼくは、外へ急いで飛び出した。コンビニで買った傘だからか、パタパタと前後左右に頼りなげに揺れながら、風をかわしていた。ふと、あの頃も、こんな天候だったことを思い出した。君は、ぼくより3歩以上先を歩いていたが、雨と風の中、通りすがりのずぶぬれの自転車を避けようとして、体勢をくずしたのか、その調子に風にあおられ傘の骨が折れてしまったのだ。ぼくは、タイミングよく、自分の傘を差し伸べたのに、君は、まだ、させるからよいのだと言って、一本、骨の折れた傘を差しなおし、ますます、先を急ぐのだった。あの時、気の強い君に、ぼくは、合わせていけるか本当に自信がなかった。「おい、おい、相変わらず、短気なんだから。」と声をかけるぼくに、「あ、そうっ、だから、今日は付き合わなくて、いいって、言ったじゃない。」雨粒よりも、冷たく響く君の言葉。今なら、もっと自分の考えていることを君にきちんと伝えられる。だけど、あの時は、正直に言って、君に嫌われるのが怖かったのだ。いや、そうではない。きちんと向き合うのが怖かったのだ。でも、それが、お互いの距離を遠くした。...ぼくは、胸が痛む。その先の橋の色あせた欄干を通り過ぎようとした時、激しい突風が吹き、もののみごとに傘の骨が折れて、傘がひっくりかえった。雨脚は、さらに激しくなり、横殴りの大粒の雨が、容赦なく、ぼくを殴りつけた。ぼくは、その傘を拾うこともせず、呆然と立ち尽くした。ずぶぬれであることも忘れて。

(このショートショートは、95%フィクションです。)
「昨年末の米ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ、09年12月22日付)の社説で、2000年に始まり09年に終わるゼロ年代は米国経済にとって「失われた10年(lost decade)」だったと診断し、これからの10年代に米国はこの罠から脱却する新しい資本主義モデルを構築できるかと問題提起している。....ところで、日本経済に目を転じれば、日本の株価(日経平均)下落は米国の比でないことにあ然とせざるをえない。99年末の1万8934円が09年末には1万546円と約45%も下落。さらに1989年末へと20年前にプレイバックすれば、3万8915円から09年末の水準は何と4分の1。」(NIKKEI NET 斎藤 精一郎氏)     この記事を再度、解釈しますと、1999年末から2009年末までに、米国(ニューヨーク株式市場)は、株価が約10%下落しましたが、日本の株価(日経平均)は、約45%も下落。さらに、今から20年間遡れば、米国の株価は、約3.8倍なのに対して、日本の株価下落は、09年末の水準がなんと4分の1になるとのこと。株価は景気を占うバロメーターだけに、衰退の一途をたどる日本の姿として、悲観的な話になっていくわけですが、この後、「21世紀デフレ」の罠から日本経済はいかにして脱却すべきか、そして、「両生型産業立国モデル」として「二眼レフ体制」について述べられてます。どのようにあるべきかについて答えはないのですが、日本が大きな岐路に立たされていて、それを先延ばしても、どこかで破綻するのは間違いなさそうです。(民主党も、消費税という言葉が出始めました。)

NIKKEI NET 斎藤 精一郎氏
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/saito.cfm?i=20100311c1000c1&p=6