録画しておいた映画を、観ました。もう13年ぐらい前の映画になります。「北野武の監督第7作は、自ら主演も兼ねた3度目の作品。...子供を亡くしたショックで言葉を失った妻と、静かに暮らしている元刑事、西。彼は多くの同僚を傷つけ死なせてしまった数年前の忌わしい事件に責任を感じている。そして、車椅子の生活を余儀なくされ妻にも去られた友人、堀部や殉職した部下の遺族らにひそかな仕送りを続けていた。ヤクザからの借金がかさみ、西は次第に追い詰められていくが……。」(eiga.comより引用) 北野監督の作品を観るのは、「アキレスと亀」に次ぐ2本目となります。雨の日に、ブルーな気分で観ていると、危うく凶器な世界に引き込まれそうです。やはり、全体的に暴力(肉体的な痛みが伴い、血がふきだすシーン)や、銃殺が繰り返される流れを強引に見せつけられます。そして、リズムもなく、情景描写が淡々と続きます。観ながらにして、これほど嫌な思いをさせられるからか、時おり、描写される夫婦の純愛は、実に浄化され、コミカルさも、切なく感じる北野マジックでした。ラストは、話すと面白さが半減するでしょうから言えません。それほど、ラストは、すべてを表現していると思いました。(言葉にできない感性に注力してで観ると、心に入ってくるものがあります。)
(音楽は、久石譲氏です。情緒的なメロディーが穏やかにさせてくれます。)
ヴェネツィア国際映画祭・グランプリ(金獅子賞)、その他多数。
eiga.com
http://eiga.com/movie/38841/
「アキレスと亀」の感想
http://blog.goo.ne.jp/rb_beat/e/ea255a197a047694fe88e71b49a20a2b