「「私は、プロ野球の選手にはなれないの?」.....-私の夢は、初めから叶わないものだったのだ。そして、こう思って絶望した。-私だけが、知らなかったんだ。この時の反動で、みなみは野球が嫌いになったのだった。そればばかりか、強く憎むようにさえなった。」(「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海著より引用) 主人公の、川島みなみは、複雑な心理的状況の中で、運命だったのか野球部のマネージャーをすることになります。そして、ドラッカーが書いた『マネジメント』に出会います。実際に読み終えて、高校生が、マネジメントという視点で、これほど的確に事をなしうるかと思ったのですが、そのように考えることは、全く無意味です。企業(組織)が成果をあげるため、私たちがなにを考え、どのように行動すべきかということについて、実に親しみやすい例として、ストーリーが展開します。 「マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくとも学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得できない資質、始めから身についていなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。」(『マネジメント』ピーター・F・ドラッカー著より引用) ここで出てくる「真摯さ」とは何か、決して論理的には語れないその何かについて、この本で実感することができます。以外にも、心のひだに触れたり、感傷的なものが伴ったりします。(この本を読んで、どんくさくも涙を流した、あなたは、もう、それを学んだのかもしれません。)
「もしドラ」サイト
http://www.moshidora.jp/blog/
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