「8月、米運輸省は、トヨタ車の急加速問題について、多くが「ドライバーのペダルの踏み間違い」だったと示唆する中間報告を出した。アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、日本でも年間およそ7000件、幅広い年齢層で起きている。交通心理学の研究者たちは、このところ、事故の原因を「車の構造」と「人間の心理」から検証、ペダルの配置が操作ミスを誘発しているとの報告を出している。」(クローズアップ現代より引用)    アクセルとブレーキの踏み間違いは、日本で一日に20件にものぼる計算になります。今まで、単なる踏み間違いとしてヒューマンエラーとされてきた訳ですが、トヨタ車のリコール問題をきっかけに、人間の心理面が影響していることがわかってきました。日常の運転では、ほとんどアクセルを踏むことが多いため、運転者に予期しないストレスが急にかかると、無意識に、慣れた操作であるアクセルに足がいきやすいとのことです。本人は、目いっぱいブレーキを踏んでつもりが、アクセルだったと考えただけで、怖くなります。後、バックは、体をひねっての操作になるのですが、踏む範囲がペダルから外れる傾向にあるとのことでした。これもアクセルを踏みやすくなります。日本自動車工業会は、有効な防止策が見出せていないようです。(ぶつからない車のCMが流れてますが、これは制御安全であって本質安全ではないのです。)人間は、誰でも間違える。だから、その危なさを自分自身のイメージとして常に持っておくが大事だとレポートされてました。(自分に限ってなんて、思わないようにしましょう。気をつけなければ。)

クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2951
「百聞は、一見にしかず。」

携帯で話を把握して、わかったつもりでいても、現場で、実際に体感すると、わかったようなことは言えなくなる。今日は、体感して、感情が崩れそうになって危なかった。そんな日でした。(言葉で表現したいのですが、言葉にすると、違ったものになってしまうのです。)
「石井は毎日、田んぼに通い、稲に向かって「寒くないか?」などと言葉をかける。人に笑われようとも、大まじめで“稲との対話”を続けてきた。そこには「自分が一生懸命に稲と向き合えば、稲もそれに応えてくれる」という信念がある。」(プロフェッショナルより引用)    一般の米の5倍の値がつく奇跡の米(1キロで1500円)。それは、自然を相手に有機栽培という手間のかかる作業で育てられる。苗を大切に育て、一家総出の田植え、それが終わると、鶏糞に微生物を混ぜた肥料を丹念にまく。そして、それが、水田の養分になる。また、20キロの重さの熊手を担ぎ、1日に5キロ歩いて雑草を抜く。猛暑に耐え、台風の時は稲を信じる。そして、やってくる秋の冷気が米を甘くする。収穫のタイミングも、プロの経験と感が命だ。(農家の方に、感謝して、お米を食べようと思いました。)

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1101/index.html
「「自分のやりたい仕事にめぐり合わない」とか、「自分の本当の力を分かってもらえない」なんて本気で思っているなら、私は笑いますよ。その前にたとえ1円でも自分の仕事に対して払ってもらえることは何かと考えるべきですよね。それは天から降ってくるわけではなく、「私の力でいただける仕事ならやらせてください」というものでしょ。運よく報酬をもらえたら、稼ぐ才能がそこに潜んでいたということ。その糸を手繰り寄せていかなければ、自分の仕事にたどり着けないんです。」(朝日新聞より引用)    この記事の主旨と少し異なるかもしれませんが、日頃、感じていることを少しのべます。長くサラリーマン生活を送ってくると、もう仕事を選べる年齢ではないと感ずることがあります。それは、背中にいろいろなものを背負っているからかもしれない。人がやりたがらない仕事がきても、まずは3年は、しぶとくしがみつきましょう。少しでも、任せてもらえるようになれば、おのずと、ミッションは自分に根付くと信じてます。(ここの、信じているという現在進行形がポイントです。)
久しぶりに、番組「プロフェッショナル」が始まりました。「伊達の元には、ほかの病院で治療が難しいと告げられた患者も多くやってくる。一生に一大事のことが自分の身に起こり、中にはわらをもつかむ思いでいる人々に対して、伊達は、毎日時間を見つけては気さくに病室を訪ね、朗らかな笑顔で接し、心をほぐしていく。気持ちが前を向くことが、病と闘う上で大切だという。」(プロフェッショナルより引用)    もろい肺動脈の縫合は、名医、伊達洋至氏の技。過去、ある15歳の少女を、ドナーが現れず、助けられなかったとのことです。日本初の肺移植の時、手術の直前に、その少女の写真に向かって、手を合わて、手術の成功を祈った思い。つまり、「その思いは、力になる。」と。今でも、手術前の儀式として、手術用の糸で、ガーゼをなんども、縫うことを日課にしているとのことです。弱点は、あるのですかという問いに、「情にもろいところが、弱点であり、長所。」と答えられてました。究極の命のドラマが、現実に毎日、繰り返されている、身の引き締まる思いです。

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1018/index.html