「幸せ…とらえどころのない、人類の永遠のテーマ。この幸せというのは、どうやって測るのか?…今、世界各国で、国民の“幸福度”を測る新しい指標づくりが進んでいる。背景にあるのは、これまで社会の豊かさを測る基準とされてきたGDPなど経済指標の行き詰まり。所得上昇と幸せが結びつかない(幸福の逆説)、地球環境などの持続可能性がない(成長の限界)などが明らかになり、社会の進歩を何で測っていくのかが改めて問われているのだ。」(クローズアップ現代より引用)    東日本大震災から3カ月が経過した訳ですが、時間とともに新たな問題も山積で、収束する目処さえたっていません。生活の基盤を脅かされることを真剣に考えなくてはならない時代に日本は突入しています。そのような状況だからこそ、今まで幸せの尺度としていたGDPといった指標が人々の感覚とずれがでてきているのだと思います。よりお金を稼ぐと幸せになれるのか?、健康でありつづけることか?、自由な時間を持つことが大切なのか?人口70万人の小国、ブータンは、GDPは161位ですが、家族が健康で食べていければ十分だと言う価値感があります。つまり、精神的、心理的、情緒的要求に注目することなのでしょうか。困った時に助けてくれる人はいるか?(いや、自分が困っている人の助けとなれるか?)社会から自分が認められているという実感があるか?一番、やりたかったことは何だろう?そのようなことを一人一人が考えて、できることを行動していくことなのかもしれません。

クローズアップ現代
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3050
この時間帯になると、どうにもブルーになるのは、私だけでしょうか。どんな思いでいようと、明日は、やってきます。だから、こんな時に一時的にマジックを自分にかけてみてはどうでしょう。(そして、さぁ、仕事の準備です。)

「へなへなのchicken heartで
 sing a song, sing a song
 逆にハイタッチ
 ”悪い”に泣いて”いい”を逃がしてたんだ ずっと」
(作詞:Yukko 作曲:本間シュンタ/ゴウ ”Have a Good Day !”より引用)

Have a Good Day ! 、聴けます。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00091/v08063/v0994000000000542046/
または、
http://www.youtube.com/watch?v=S84il_P9-ko
姜尚中の著書「悩む力」に、夏目漱石の「こころ」が多々引用されてましたので、この際、学生の頃読んで以来、再読してみました。「彼は進んで可(い)いのか退ぞいて可いか、それを迷うのだと説明しました。私は一歩先へ出ました。そうして退ぞこうと思えば退ぞけるのかと彼に聞きました。すると彼の言葉が其所で不意に行き詰まりました。彼はただ苦しいと云っただけでした。....もし相手が御嬢さんでなかったなれば、私はどんなに彼に都合の好(い)い返事を、その渇き切った顔の上に慈雨の如く注いで遺(や)ったか分かりません。私はその位の美しい同情を有(も)って生まれて来た人間と自分ながら信じています。然しその時の私は違ってました。......「精神的に向上心のないものは、馬鹿だ。」私は二度同じ言葉を繰り返しました。そうして、その言葉がKの上にどう影響するかを見詰めていました。『馬鹿だ。』とやがてKが答えました。『僕は馬鹿だ。』Kはぴたりと其所へ立ち留ったまま動きません。彼は地面の上を見詰めています。......彼と私を頭の中で並べてみると、彼の方が遙かに立派に見えました。『おれは策略で勝っても人間として負けたのだ』という感じが私の胸に渦巻いて起きました。」(夏目漱石著、「こころ」より引用)    今度こそ、濫読はしないと決めて読んだ作品ですが、時間の隙間をぬって、随分と時間を要しました。(「こころ」を読んでの感想文は、高校時代に夏休みの宿題だったのを思い出しました。このような作品は、もっと年齢を重ねて読むと、さらに理解が深まります。なにしろ、夏目漱石は40代後半で当作品を執筆しています。)
エゴイズムの追求とその批判精神を、じくじくたる思いでじっと耐えて読まなければみえてこないものがあります。上記の引用した文面はすべて「先生」の遺書の内容をさしており、先生の複雑な心を表現しています。Kの姿に本来の人間性としてのあり方を説いたのであれば、「私(先生)」はそれ相当の著しい自己否定を課さなければならなかった。それは人間が持つ原罪なのでしょうか。答えは、どこにもありませんが、激動の明治の時代も終焉を迎えるにあたり、その時代背景から読み解く必要があるのかもしれません。
1980年代前半は、フュージョンというジャンルが確立した時代でもありました。なかでもTOTOは、AOR(Audio Oriented Rock)サウンドと呼ばれ、キーボード、ギターを中心にテクニックと音質で聴かせる代表格でした。1992年にリーダーだったジェフ・ポーカロの急死。その意志を引き継ぐも、2007年にマイク・ポーカロはALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症という災難を。ALSの人々の救済目的で、2010年に再集結し、ヨーロッパ各地でのツアー後、2011年9月には日本にも来日する予定とのことです。

I hear the drums echoing tonight
And she has only whispers of some
Quiet conversation
She's coming in, twelve-thirty flight
The moonlit wings reflect the stars
That guide me towards salvation

僕は太鼓の音を聞いた夜
君は機内のささやく声を聴いていた
君は12時半に着く
月夜の翼は星を映し、僕を救いへと導く

I stopped an old man along the way
Hoping to find some long-forgotten words
For ancient melodies
He turned to me as if to say
"Hurry, boy, it's waiting there for you"

道すがら、僕は老人に話しかけて
遠い昔の愛の歌を知りたいんだけどって
振り向いて彼はこう言った
「急げ、それは、あそこでお前を待ってる。」

(Africa,TOTO,Songwriters: David Paich & Jeff Porcaro )

Africa、聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=azVqekQBK8g

I Won't Hold You Back、も是非。
http://www.youtube.com/watch?v=F58qX9pofXY&feature=related
100分 de 名著で紹介された孔子の論語の後半です。説教には抵抗を感じることも多いものです。論語も受け止め方によっては距離を感じるのも正直なところです。しかし、繰り返し読むことで、生きていく指針として活かすことができれば、そのような思いで列記してみます。

・リーダーには、誰もがなれる。

「義を見て為(せ)ざるは、
 勇なきなり。」
人が嫌がることを、しんがりとなって最後まで、やりぬく。

・リーダーとしての品格
「人を傷(そこな)えりや
 馬を問わず。」
 孔子が大事に育てていた馬。その馬小屋が火事になり、
 馬は死んでしまいました。孔子は、弟子たちに何と言ったか。
 「おまえたちに、何もなくてよかった。」と言って気遣いました。

・リーダーになるための自分の磨き方とは、
1.自分で自分を見限らない。
2.プラス思考で、自分を磨く。
3.他人の長所を伸ばす。
(過剰な期待を、人にも、自分にも、しないこと。)


・逆境を乗り越えるには、

「これを知る者は、これを好む者に如(し)かず。
 これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」
 物事を知る人は、その物事を好きな人にはかなわない。
 また、物事を好きな人は、それを楽しむ人にはかなわない。
(物事が、逆境を差すならば、この論語には距離を感じるかもしれません。
 でも、ちょっと苦手な事ならば、どうでしょうか。)

「徳は孤ならず、必ず隣あり。」
 自暴自棄にならずに邁進し続ければ、助けてくれる人も現れる。


100分 de 名著
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/02_confucius/index.html#box01