「何も打つ手がないとき一つだけ打つ手がある。勇気をもつことである。」(ユダヤのことわざ)
 やる事をやったけれど、どうしても自信が持てない時、自分はできる人間なのだとイメージするようにしてます。

「マイナスの経験をした人は有利です。
 していない人は、人の気持ちがわからなくなっている。
 わからないことすら、気づかれずに生きてしまう。」(山田 太一)
 これ以上ないほどに落ちて、自分は終わったとまで思ったことが若い頃にありましたが、今もこういう経験がバネになっているようです。

「一度も病気をしたことのない人間とはつきあうな。」(トルストイ)
 私が幼少の頃は、入院するほどではなかったのですが、病弱な子でした。それが、高校生活を送る頃には皆勤で通学するまでになりました。でも、35歳頃を境に、完治しない病気が一つ二つと増えていくことに。それでも、ちゃんと働けることに日々感謝する毎日です。

「ものごとの実は、それをじつと見つめる人の心の中にある」(イギリスの哲学者、ヒューム)
 先のみえない仕事でも、愚直に諦めず付き合っていく、その先に答えがあるかどうかわからなくても付き合っていく、そういうことかなと思います。
「人は様々なものに執着して生きている。しかし執着が過度に強くなると、家族や財産といった、本来幸せをもたらすはずのものも、自分の思い通りにならないことにいらだち、苦しみを感じてしまう。ブッダは、自分勝手な執着をいましめるとともに、自分の教えについても、過度に執着してはならないと説いた。」(100分で名著より引用)     今回のテーマは、執着心なのですが、私は執着心の固まりで、こういう話題はかなり耳が痛いわけです。しかし、これらのありがたい言葉を聴いていくこととしましょう。

執着心から苦しみが生まれる。
「貪欲にそまった人は、流れのままに押し流されていく。
それは、まるで蜘蛛が自分を作り出した糸の上を進んでいくようなものだ。一方、賢者は、その貪欲を断ち切り、執着することなく、一切の苦しみを捨てて、進んでいくのである。」

例えば、息子をもつ親の気持ちとして、元々、親と息子とは別の人格なのに、親が子に執着すると、親の望み(夢)を息子に押しつけるようなことが起きる。でも、...

「自分自身が、そもそも、自分のものではない。」
→ 今いる私と、その先にいる私は別のもの。自分の姿は変わっていくもの。(老化も含めて。)

「執着に捕らわれない柔軟な意志を持つこと。」
今の自分を変えていくことによって、その先の自分を決めていくという、将来を決めていく道筋を意志をもって作る。この姿勢は、仏教が宿命論ではなく修行の宗教であると言える。

意志を持って、生きるとは、
「ある旅人が一本の大きな川に遭遇しました。旅人は、川を渡るために、いかだを作りました。なんとか、渡りきったのですが、その後、このいかだを、どうすべきでしょう。」
いかだ=ブッダの教え、 彼岸=悟りの境地
「いかだは、もう必要ない。置いていきなさい。」ということである。
大事なものを、その時、その時に、選び取ること。

80歳になったブッダは、ある村で重い病気にかかってしまった。弟子たちに、ブッダは言う。
「自ら灯明として、自らを頼りとして、他を頼りとせず、法を灯明として、法を頼りとして、他のものを頼りにせず生きよ。」
これ、ブッダの最期の教え。「自分の救済者は、自分自身。」

執着心を捨てるには、
世の中は、すべて原因と結果で動いている。だから、自分が勝手な世界を作って執着することは意味のないことなのだ。
自分自身の苦しみとなる執着を、その時その時、みつめ、正すこと。

100分で名著
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/05_dhammapada/index.html
職場で、上司が変わり、早くも7カ月目ですが、仕事のやり方も随分代わり、毎日、綱渡りにように過ごしてきました。また、高齢の母も一人で生活しており、週末を中心に母の様子をみてます。私としては、今までと同じような毎日を過ごしたくても、周りが許してくれません。やっぱり、人間は、その時、その時の状況をみて、自分にとっての優先順位をつけ、合間をみては、自分の時間をつくり生活していくものなのですね。それから、私自身ですが、2週間前に本当に何年ぶりかで、風邪をひき、39度以上の高熱をだして倒れてました。いずれにしても、自分のペースを見直す時期にきているようです。先は長いですから、細く長くいきたいものです。
「太平洋の奇蹟 フォックスと呼ばれた男」のDVDを借りて観ました。「太平洋戦争の激戦地サイパン島で、たった47人の兵力で4万5,000人ものアメリカ軍を翻弄(ほんろう)し続け、アメリカ軍から恐れられた実在の日本人、大場栄大尉の実話を映画化した戦争ドラマ。『学校の怪談』シリーズの平山秀幸監督がメガホンを取り、日本の歴史の教科書には載ることのなかった物語を全編、タイのラヨーンとサイパン島にて撮影した。大場大尉役の竹野内豊をはじめ、唐沢寿明、井上真央、山田孝之ら豪華キャストの熱演も見逃せない。」(YAHOO!映画より引用)     2011年2月公開された作品された作品であり、元米海兵隊員ドン・ジョーンズの「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」を映画化したもので、ほぼ実話とのことです。大河ドラマでもありがちですが、現代の価値感に沿うような演出がみられ、見やすくなっている一方で日本軍のあり方として美化しすぎていないかと少し危惧します。ただ、太平洋戦争末期に時代の流れとはいえ、過酷な長期戦を行い亡くなっていった人々がいた。そのような多くの方々があって、今の日本があるという認識を、やはり持ち続けなければならないのだと思います。戦争は絶対にあってはならない、しかし、その中にあって運命として受け止めたとえ誤った任務でも、それを遂行した大勢の人々に対し畏敬の念を感じずにはおれません。主役である大場大尉役の竹野内豊さんの演技には賛否両論あるようですが、私は、抑えられた感情表現と品格に、好感がもてました。

YAHOO!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id337962/
予告編
http://www.youtube.com/watch?v=E_9AdJruhRw&feature=related
背中をポカポカ暖める、それは、この季節の恵みで、
その乾いた風は、じんわりした汗をひんやりとさせてくれる。
快晴の空の先を見て、君の優しい冷たさに想いはせた。
大都会の真ん中で、どうしてるだろう。
元気でいるなら、手を振って欲しい。
そして、ぼくは、病みあがりの咳を力なく抑えもらした。