「山田監督が「ストイックなまでに自身を見つめる目には、思わず引きずり込まれる魅力がある。高倉健さんに初めて会ったときのことを思い出した」と絶賛する木村拓哉が演じるのは、失明によって過酷な運命を余儀なくされる主人公、三村新之丞。」(CINEMA TOPICS ONLINEより引用)   「たそがれ清兵衛」を既に観ていたので、この映画も期待に応えてくれると思ってました。キムタクは、先入観でつい観てしまうのですが、後半になるほどに予想以上に演技が素晴らしかったです。山田監督の目利きは確かなもので、はまり役でした。現代には忘れ去られた死を覚悟してまで譲れぬ「武士の一分」の潔さに胸がスカッっとする想いです。(下級武士である新之丞にサラリーマンの悲哀もダブリます。)

CINEMA TOPICS ONLINE
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=6700
オフィシャルサイト
http://www.ichibun.jp/
週末に、私は近くのスーパーへ、一週間分の納豆を買いに走ります。ついでに非常食(カップ麺等)も調達します。そして、スーパー出て、三つ角の交差点の横断歩道に目をやると、いつも新しい切花が一束、横断歩道を渡る直前の電柱に置かれているのです。そう、いつも、新しい花々なのです。(もう、半年以上は続いていると思います。)交通事故で無くなった方への想いなのだとは、容易に推測できます。そして、この前の土曜日、枯れた花束と新しい花束を交換している方に目がいきました。30代前半ぐらいの男性の方でした。結婚間もない奥様なのか、それとも、お子様でしょうか。何だかいろいろ想像してしまって、とても切なくなるのです。今は、大切な人を失い続ける苦しみを背負う事なく生きている自分に感謝です。(この花束を見ると、交通事故の悲惨さを周りの方々に伝えていると思います。交通事故には、気をつけましょう。)
「板野町那東のあすたむらんど徳島に5日、南極の氷がお目見えした。訪れた子どもたちは、手で触ったり、耳を近づけて気泡がはじける音を聞いたり、外の暑さを忘れて遠い南極に思いをはせていた。氷は約10キロ。今年1月、南極観測船「しらせ」が昭和基地周辺で採取したもので、約2万~4万年前のものだという。普通の氷と違って、積雪した雪が自らの重さで押しつぶされているため、白色で解けにくい。解ける時には、閉じこめられた気泡が「パチパチ」と音を立てるため、子どもたちは、神秘的な音を聞こうと、耳を澄ましていた。」(asahi.comより引用)   この氷は、何の説明もなければ、ありがたみのないものでしょう。でも、2万年以上前のものと言われると眺めたり、触ってみたりとしたいものです。解ける時の気泡もすべて、想像できないほどの過去から、今に至っている訳です。

asahi.com
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000708060002
「「夕方は忙しいもん」ドキッとした。「あっ」と声が出たきり、息が詰まった。おばあちゃんのお世話をしなくちゃいけないから、だろうか。家事の手伝いがあるから、なのだろうか。でも、同じ四年生なのに、放課後に遊ぶこともできないなんて、そんなの・・・。しょんぼりうつむいてしまったぼくに、マコトは、一輪車を円を描いてこぎながら言った。「同情するなーっ」歌うように軽く。「そーゆーの。おせっかいって言うんだぞーっ。関係ないくせに、ツヨシ、生意気ーっ」笑いながら言われたからーよけい、胸にグサッと突き刺さった。」(「くちぶえ番長」重松 清 著より引用)   言葉に表せない感情、言葉にだしたばかり襲われる後悔。この本は、子供の頃の傷を糧に変えて、甘味な思い出にしてくれるのです。
"Kathy, I'm lost,"
I said, though I knew she was sleeping
"I'm empty and aching and I don't know why "
「キャシー, ボクはどこにいるんだろう。」 
ボクは言った。 彼女が寝ているのはわかっていたのに。
「空しい。心が痛い。なぜかわからないけど。」

Counting the cars on the New Jersey Turnpike
They've all come to look for America
All come to look for America
All come to look for America
ニュー・ジャージーの高速道路で走る車を数えた。
あいつらみんなアメリカを探しに来たのだ。
みんなアメリカを探しに来たのだ。
みんなアメリカを探しに来たのだ。

America (Simon & Garfunkel)

果てしない大地で、アイデンティティを追い求める。
それは、いつ終わることもない自分探しの旅なのだ。
40年近く過ぎても、何も変わっていない。
若い頃も、歳を重ねても、相変わらず何かを探し続けている。

オフィシャル・サイト
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/SimonAndGarfunkel/