「高級ファッションブランドの店舗や、美容院、集合住宅など、様々なジャンルの建築で、数多くの賞を異例の若さで受賞する建築家。国内だけでなく、クウェートや中国など海外からも注目を集めている。モットーは、“恋する建築”。建築家としての自我よりも、実際に建物を使う人の感覚や気持ちを大切にするという。」(トップランナーより引用)   自然光や、木漏れ日等を住居に、もっとも快適に感じる形で取り入れる表現は、技術に裏づけされた芸術家だと思いました。その場所がなんだったか(文化とか。)を考え、それを生かすように新しいもの作る。そして、人の心をうごかす建築でありたいと自らも述べられています。また、中村拓志氏の話し方をみていると、とても聡明な方であり、感化されました。

トップランナー
http://www.nhk.or.jp/tr/
中村拓志氏、事務所サイト
http://www.nakam.info/
今日は、寒かったですね。実は、私の母の入院が決まり、家族の立場で母の手術の説明を受けるため、朝一番で、母と一緒に病院に向かいました。博多駅近くの、その病院の駐車場が、工事中で、仮の駐車場へ案内されたのですが、駐車場の入り口をなぜか、鋭角にハンドルを切った後、駐車券をとる所で、ポールの鉄柱に車をガツンとやってしまいました。車は思った以上にへこみ、ドアが半分しか開かない。後は、妻の怒りまくる様子が走馬灯のように頭を回り、病院の2時間半の待ち時間は地獄のような、いたたまれない時間でした。病院を後にして、いつもみてもらっている販売店へ直行。ドアは交換...etcだそうです。車両保険は、1年間は使えない状況なので、20万前後すべて実費です。妻は、修理せずに乗ると言ってます。そして痛いのは、「あなたは、車を運転ちゃあダメ!!!」とおふれが出てしまいました。もう、いけません。(来週、母は手術。残った高齢の父が一人になので、顔ださなくては。そして、娘2人は、大学、高校の受験真っ最中でカリカリ、モードです。涙;)
「運転手募集の広告に応募してきた彼に対して、初対面で「君はお父さんを早く亡くしたようだから、私を父親と思えばいい」と言ったそうだ。それから2年半ほどが経ち、小松がいつものように車を運転していたとき、突然、後ろの座席から植木が身を乗り出して、「明日から来なくていい。社長と話して(お前の)給料もマネージャーも全部決めてきた。だから明日からは俺の所に来なくてもいいんだ」。小松は突然のことに驚き、次の瞬間には嬉し涙があふれて視界が曇り、しばらく路肩に車を止めざるを得なかった。そのやり方、伝え方、粋としかいいようがない。〈ちょいと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらはしご酒……わかっちゃいるけど、やめられない……〉。自分がこの役柄に向いていないのは「わかっちゃいるけど」、これが俺がやるべき仕事であり、仲間も支えてくれる。だから「やめられない!」。それが、「やりたい仕事」と「やるべき仕事」のギャップに悩んだ植木が最終的に辿り着いた境地ではないか。死の直前に戸井が聞いたインタビューではこう語っている。〈よくやったとか、これはうまくいったと自分で思える仕事が僕にはないのよ。ただ、礼儀正しくやってきたということはね、それはある。生きている内はね、やらなきゃならないことは精一杯やるってこと。たとえ年に一日のことでもいいから、そういう生き方をしたいと思うね〉」(NB onlineより引用)   いやー、ちょっと共感してしまい、目頭が熱くなり、やばいです。植木等氏って、イメージができあがっていたので、本音にふれると、偉い方だと素直に尊敬しちゃいます。

NB online
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080204/146274/?P=1
「-泣くな、小夜。また、野火の思いが聞こえた。
 -どうせ、おれの命は、あと、わずかだった。・・・やりたい、ことを、やりたかったんだ。
 ふしぎにあかるい思いだった。
 主(あるじ)さまは、ぎょっと、しただろう。・・・愉快だな。
 野火は、笑っている。・・・!小夜はびっくりした。野火から伝わってくる
 思いは、朝の光のような晴れやかさだった。
 ぽろぽろ涙をこぼしながら、小夜の口もとにも、かすかな笑みが浮かんだ。」
 (上橋 菜穂子著 「狐笛のかなた」より引用)    泣きたいような喜び、胸がいたくてたまらない思い、そして緊迫するかけひき、児童文学とは思えない表現力に感服しました。
「「継続は力なり」という言葉があるでしょう。あの言葉の本当の意味は、若い頃にはわかりませんね。私も最近になってようやくわかってきました。最近、職人さんの素晴らしさについて、あらためて考えているんです。職人というのは、同じことをずっとやっていく仕事ですよね。何年も、何十年も。そうやってひとつのことを貫いていくと、ある時、いろいろなことがぱっと見えてくるようになると思うのです。何かが舞い降りてくるというのでしょうか。「ああ、あれはこういうことだったんだ」とわかるようになる。それはおそらく、体験した人にしかわからない何かです。もちろん、これは職人の世界だけではなくて、すべての仕事にあてはまる話です。続けていかなければわからないものがある。本当に継続は力ですよ。」(wisdomより引用)   ビー・エム・ダブリュー東京で、トップセールスで頭角を現した後、現株式会社ダイエー取締役副会長である 林 文子さんのお言葉です。徒労になるかもとも思われる意味のなさそうな仕事でも、続けていると必ず、自分の身に還ってくるという暖かなコメントもあり、とても励まされました。(組織の中の一歯車の仕事って、不条理で、そういう事が多いのです。)

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