「今年1月、高嶋はアフリカ・ウガンダのサバンナに、隣国ケニアの暴動から逃れてきた難民たちを保護するための一時避難所を設立した。2000人を越える難民が身を寄せるこの避難所では、人々が高嶋に次々と相談をもちかける。今まで築き上げてきた財産や家族を一瞬で失ってしまった難民たち。中には自暴自棄になるひとも少なくない。だが高嶋は、ただひたむきにその声に耳を傾け続ける。ものがなくなったとしても、人間としての価値が下がるわけではない。そのことを本人たちにも忘れてほしくはないと、高嶋は考える。」(プロフェッショナルより引用)    難民支援のプロフェッショナルUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)ウガンダ・リラ事務局長、高嶋由美子さんが紹介されてました。危険と隣り合わせの現場で、努めて明るく難民の人々と接する高嶋さん。時には「自分で決めてこそ、人生は切り開ける。」と厳しく説く場面もありました。しかし、過去に大きな挫折を味わい、無力感で、落ち込んだ事もあったそうです。そんな時、先輩である緒方貞子さんから、「熱い心と、冷たい頭をもて。」と教えられます。あの時、冷静な頭で、あらゆる手立てを考えただろうかと気を取り直したとの事でした。そして、今も突き動かす原動力は、人は、すべてを失くしても、死のうとはしない。人は強いのだという希望を信じてやまないのだという事。体力、精神力ともに強い方であり、世の中には、大きなリスクを負って、こんなに素晴らしい生き方をされている方も、いるのだと思いました。

プロフェッショナル
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プロフェッショナル現場スタッフのブログ
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「王子さまは自分の星に残してきたバラのことを思い出します。あのバラを愛していたのは、世界にたった一つしかないバラだからではない。それは、王子さまが自分の手で一生懸命育てたからです。だから、地球に何千と咲くバラと違うのだということに気がつきます。さらにキツネは王子さまに言います。「なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。....あんたが、あのバラの花をとてもたいせつに思っているのはね、そのバラのために、ひまつぶししたからだよ。....めんどうをみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。まもらなけりゃならないんだよ。バラの花との約束をね。」この言葉を聞いた王子さまは、自分の星へ帰る決心をします。重すぎる肉体を地上において、魂となって小さな星に帰っていきました。」(サン=テグジュペリ作、(内藤 濯訳) 「星の王子様」を参考に概説)    昨日も、今日も、そして明日も、みる事を避けて、相変わらずのマンネリ化した仕事と、生活に追われてます。だから、ほんのわずかな時間でよいから、この言葉を読み返して、少しはまともになりたい訳です。
「心の電波 届いてますか。
 罪びとたちのHeart Station
 神様だけが知っている 秘密」

(作詞:Utada Hikaru 作曲:Utada Hikaru 「HEART STATION」より引用)

深夜に、うずくまって、
罪びと(私)は、懺悔し、許しを乞う。
そして、その自虐的な想いに、救世主が現れたかのように、
HEART STATIONが、流れてくれれば。
チューニング不要の、秘密のヘルツで。
「1860年代のフランス。蚕の疫病が発生したことにより、エルヴェ(マイケル・ピット)は妻・エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)をフランスに残し、世界でもっとも美しい絹糸を吐く蚕の卵を求めて日本へと旅に出る。そして幕末の日本へと到着したエルヴェは、蚕産業者の原十兵衛(役所広司)が連れていた、絹のように光る白い肌の少女(芦名星)に目を奪われる。フランスに帰国してからもその少女の姿が頭から離れないエルヴェは、在仏日本人のマダム・ブランシュ(中谷美紀)の力を借りて再び日本へと向かうが…。『海の上のピアニスト』のアレッサンドロ・バリッコが脚色した、西洋と和の邂逅を描いたピュアなラブストーリー。」(CinemaCafe.netより引用)    アレッサンドロ・バリッコによる小説『絹』を原作として、2007年に製作された日本・カナダ・フランス・イタリア・イギリスの合作映画との事です。合作と言っても、日本的な描写は、西洋人がこうあって欲しいとの想いを感じざるおえません。しかし、もともと小説であった作品の映画化は、日本への幻影だったと解釈してもよいのかもしれません。とにかくビジュアルは大自然を中心に、その美に圧倒されます。全体の流れは、単調に一定の流れで、シーンが進行していく分、物足りなさを感じますが、記録映画のように冷静にみつめることができます。ラストのパラドックス的な結末は、実に意味深いものでした。坂本龍一さんの楽曲が絶妙で、この音楽に泣けたような、それほど、マッチしてました。

CinemaCafe.net
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/19236/
オフィシャルサイト
http://www.silk-movie.com/
「2006年に発表したファースト写真集「うめめ」が、写真集としては異例の11万部を突破。第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した。続く2作目「男子」もヒットし、中高生からお年寄りまで幅広い層の関心を集めている。どこにでも転がっていそうで見逃してしまっている、日常のハッとする一瞬を切り取るのが梅佳代流。」(トップランナーより引用)      梅佳代さんという方は、天才肌だと思いました。なぜなら、写真の専門学校で基礎を学んでいながら、そんなそぶりを、少しもみせないからです。まず、使うのは、P(プログラムモード)のみ。「Pがなければ、やっていけない。」とも発言されてました。なにか撮りたい瞬間があっても、シャッターは、一回しかきらない。でも、「たしかなものがあるから、きる。」「シャッターチャンスがみえる。」とまで、言われてました。みつける力が、天才的なのだと思いました。「報道写真のつもりで撮ってます。」というコメントも印象に残りました。愛機は、EOS 5に、ほとんど50mmレンズを使っているそうです。この愛機をぶら下げている、いたって、シンプルな撮影スタイルであり、いつも、持ち歩いているとか。梅佳代さん、気になるカメラマンです。

トップランナー
http://www.nhk.or.jp/tr/2008album/080609.html
デジカメWatch(梅佳代さんの作品の一部が見れます。)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/exib/2006/09/12/4586.html