さて、ハンバートハンバートの3曲目の紹介です。自分に正直であればあるほど、刹那的な気分に、どっぷりと浸かることも、時にはよいのではないでしょうか。この世は、思うようにならないことばかり、そして、不条理なことばかりです。

「人の胸に残るような
 そんな歌がつくれたら

 負けた、負けた、今日も負けだ
 光るコトバ見つからない
 酒だ、酒だ、飲んでしまえ
 虎にもなれずに溺れる」

(作詞、作曲:佐藤良成)

虎、聴けます。
http://www.youtube.com/watch?v=UFbIuynhLFI&feature=related

さようなら君の街、そして、あの頃の僕との出会いと別れ
http://www.youtube.com/watch?v=jh05F8rLMyc

シングルコレクション 2002-2008
クリエーター情報なし
ミディ

今から25年後には国民全体の約3分の1が高齢者になると予測されている日本です。高齢化は、経済的に国力が落ちると思われてますが、本当に良くないことばかりなのでしょうか。高齢化の先進国(イギリス等)に学ぶものは、多いのではないかと思います。特に日本は、アメリカの影響もあって、若いことが良いことで、老いることが良くないことと考える風潮があります。以下の本は、そういう概念を変えてみることができる良書だと思いました。

「あてにしない生き方」(井形慶子著)
  イギリスのライフスタイル

「I am old, So I am free!」(歳をとった。いよいよ私は自由なのよ!)
「Money is not the object」(金が最終目的ではない。)

「ある時、「スープキッチン」(補足)で働く老婦人があまりに忙しそうだったので、私は「大変ですね。」と声をかけました。すると彼女は笑って片手をブラブラと振ってみせました。「とんでもない。私の片手はいつも誰かのために空けてあるのよ。必要とされればいつでも差し出せるようにね。」老婦人の言葉に、私は思わず自分の両手を見つめたのでした。」
 → 日本の社会は忙しすぎて、私たちは、いつも両手がふさがっているのですね。これからは、物事の考え方を見なおしてみること、それが日本の閉塞感を解放するのだと思います。

「人生を輝いて生きるのに、年齢は関係ない。」

(補足)スープキッチン: イギリスの都市部を中心に、ホームレスの方に食事を配給する施設。このスープキッチンは、民間人、ボランティア団体、企業によって支えられている。


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もう一つ、歳を重ねることについて、ビートルズをプロデュースしたジョージ・マーティン(現在、86歳)は、次にようなことをテレビ番組で語ってました。
「歳をとることは、弱虫になることではない。詩人、ディラン・トマスのように絶望しても仕方がない。幸運だから、歳をとるのだ。明日は、わからないから、毎日を一生懸命、生きる。私は、そんなふうに考えた。」

あてにしない生き方 (中経の文庫)
井形 慶子
中経出版

ここ二週間ほど、急に思い立って、ジョギングを始めました。
わずか15分ですが、原則、毎日続けようと思ってます。
明るめで、広い歩道なので、走りやすいです。
今日は、橋のたもとまで行って、折り返した頃、雨がひどくなってきました。
でも、夏は、濡れながら走るのも、気持ちのよいものです。
走った後は、頭の中まで、血の流れがよくなったようで、結構、くせになります。
さて、いつまで、続くでしょうか。
私は、最近、自分中心の生活に未来があるのかという点で、反省すべき点を多々感じてます。今まで、まだまだ、自分に対して甘いところがあって、好き勝手やらせてもらえる環境があった。しかし、日本の社会は縮小し、その分、厳しくなってきていることは言うまでもありません。そんな時だからこそ、限られた大事な人々のためには、自分の時間を必要なだけ提供することがますます大事になってきているのではないでしょうか。そして、その行為の中に、自分のこととして喜びを感じることは、とても健全でかつ自然なことだと思うのです。さて、以下のブログで、そのための重要な要素として、人の心がわかるようになるには、どうしたらよいか述べられてました。共感したので、列記します。

「辛い体験、忌まわしい過去というのは早く忘れ去りたい。しかし私は、この経験こそ人生の宝だと思っています。ダイヤモンドは、丁寧に磨いて傷をつける、そしてまた磨いて傷をつける、という作業を繰り返しながら輝きを増していくといいます。私は、苦痛に耐え、苦労した経験を噛み締め、内省し、そこから何かを感得する瞬間こそ、自分が成長し、豊かになっている、輝きを増しているときなのだと思っています。」(永井千佳さんの音楽ブログより引用)

永井千佳さんの音楽ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2012/07/post-ce8a.html
認知症介護のエキスパート。

「人として、”普通に生きる姿”を支える。」
介護というのは、その人の持っている力を、その人が生きていく必要なことのために引き出して行くことだと思う。ぼくは、最期まで人として生きて欲しいので、誰もが自分の持っている力で生きていくことが大事だと思う。認知症で使えなくなっていくならば、使えるように応援していくのが、ぼくの仕事。

しかし、普通に過せるよう支えるのは簡単なことではない。
何ができて何ができないのか、いくつもの身体能力を身近に親しみながら、さりげなくチェックしていく。

「何があっても、”人の尊厳”を守る。」
その向こうに、リスクがいっぱいあるとわかっていても、その人が自分の意志を行動に移せることが、とても大事なこと。

介護の世界にはいって、25年。
それでも、自分がどうしようもなく無力だと感じてしまう。
いい時もあれば、悪い時もある。それでも、笑顔を絶やさず、前を向く。

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0625/index.html